バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

幼なじみの心地よさ

2011-04-19 07:59:56 | バネ
 太っ腹な友がいる。
 川間ジュニアコーチ連で演じている「サザエさん」。これのおもしろさはキャスティングにあるんだけど、もしこの友が一緒にコーチしていたら、迷わず花沢さんになったことでしょう。いや、この友がチームにいたらそもそもサザエさんをイメージするより先に、私は「ひみつのアッコちゃん」に走っていたことでしょう。友はアッコちゃんの親友の「モコ」になり、もちろんアッコは、わたし。大将も少将もいるぞ。チカ子だって。
 別所温泉のアッコとモコはいつも事件に巻き込まれ,解決していた。プランニングはアッコ、実現への調整役はモコ。ちょっと無茶なアイディアが出されても、モコは軟らかくもみほぐし,作戦参加者を募るのがうまかった。ピンチの時にモコの後ろに隠れると手を広げて守ってくれた。強気をくじき,弱気を守るモコ。だから男子からは恐れられ女子からは慕われていた。
 モコとの当時の事件はいずれ紹介するとして、昨日は今のモコに当時を思い出して心動いてしまった。
 連休中はモコに会えない。モコはアメリカに行くから。何しに行くのかって、大リーグで松井を観て、ディズニーランドに行くということ。へー、いいねーで流そうと思ったらモコはこう続ける。震災の映像を見て元気ない旦那さんを励ますために旅行を企画したのだとのこと。やっぱりモコは今も太っ腹だった。人のためにいつも一生懸命。
 モコはさらにこう続ける。試合中継でテレビに映るかもしれないから見て、だって。だったら侍と十二単で登場して目立つようにと進言。
 幼なじみっていうのは、これだからいいんだね。いくつになっても無欲で善に溢れていたあの時にワープできる。
 いま目の前で,英語の授業について行けないってヒーヒー言っているR君をながめながら、Rにもいるであろう幼なじみとの日々を想像し、アッコとモコの日々を思い出すバネでのひととき。