バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

アルファカップを終えて

2013-03-10 22:40:25 | NPO法人アルファバドミントンネットワーク
 第1回アルファカップが終わった。
 90名を越える参加者が14面のコートで1日中ダブルスゲームを行う。参加したOBに1日で何試合したかと問うと、「8試合ですよ」との声をかき消すかのように「自分は9試合っすよ」と答える。中高生はこれ以上コート入ったのだろうか。
 試合相手を交渉して確保する。さらにはコートも押さえないといけない。相棒が固定している子はそう苦労はしないでしょうが、通常シングルスの選手だったり、ダブルスパートナーが確定していない子はパートナー探しも交渉が必要となる。ウロウロしている子にどうしたのかと聞くと、「相手が見つからないんです。」一度断られてもめげずに相手捜そうと声をかけておいて、疲れてゴロンとなっているOBに助け舟出すよう促す。その子は先輩とベアになれて嬉々としていたので、試合の様子は見届けなかったけどこれでよしと。対戦相手探しだけでなく、できるだけ多くの人に積極的にアドバイスをもらうようにと言われた中高生たち。先生にそう言われたからなのか、「次の試合、見ていて下さい」と中学生ペアがステージに駆け上ってきた。コートはどこ?と確認する。そう言われれば近くに行き見ることになる。
 アドバイスは何を言うか。大人はここで言葉を選ぶ。これは教育的かどうか。この子たちに今何を言うべきか。直球を投げてきた相手の球をまっすぐ捕らえるか、それとも変化球で投げ返すか。しみじみ考えてしまった。
 恐らくこれと同じことが体育館のあちらこちらで行われたことでしょう。アドバイスを受ける中高生だけでなく、アドバイスを求められた大人にとっても有意義な1日であったと思う。