バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

千葉県最北端αゾーンサイクリング 下見の巻

2015-10-11 15:04:20 | NPO法人アルファバドミントンネットワーク
NPOの企画で11/1に千葉県最北端αゾーンサイクリングやります!
なんてね。最初は「歩こう!」だったんだけど、下見の結果「サイクリング」に変更しました。
全行程35キロ。
一昨年、上田ロマンウォークで山間部含む22キロを、だらだら歩きや要所要所での見学を含めても6時間足らずで歩いた経験から、何もない土手を歩くのだから35キロだって軽い、軽いと思ったものの。

下見は自転車で決行。
物置から折りたたみチャリ取り出し、数年ぶりにまたぐので整備し、いざ出発。
前回このチャリ使ったのは確かジュニアチームで関宿城に行ったとき。あのとき固定レバーが正しくセットされていなくて、関宿城博物館駐車場に入る時にハンドルをひねった瞬間転んでしまった。そんな前回の痛ーい経験がよみがえり、うちを出るとき確認すると、またもやきちんと固定されていなかった。危ない、危ない。また前回みたく痛い思いするところでしたよ。

家に置いてけぼりにされたバンの情けない声を背中で聞きながら、まずは利根川土手を目指す。土手までは快調なんだけど、すでにおしり痛し。



利根川土手にバンと散歩に来るといつだって野犬に追いかけられる。今日はいかに。
ほら、やっぱりいる。前方からこっちに向かってくる。少し離れたところに人がいるから、あれは野犬ではなく、土手で犬を押っ放して散歩しているんだなと思う。今日はチャーが同行しているから、いつもよりは気は大きくいられるけど、一応チャーの後ろを走る。いつもだったらすれ違いさまに臭いかぎに近づいてきて、そのまま後ろからついてくる犬たちなのに、今日はまったく無視で通り過ぎていった。
すると程なくして、さらにもう一匹。やつはポインター。大型の猟犬ですよ。これも飼い主が押っ放した様子だけど、たとえ近くに飼い主がいるとはいえ、こちらむかって疾走してくる様は恐い。しかし今日はこやつもなんなくスルー。我々に全く関心示さないまま走り抜けていった。



人里が消えると犬たちもいなくなり、しばらく家畜臭充満する中を走り抜け、休憩ポイントチェックし、ようやく中継地点の関宿城に到着。
そうそう、ここでこの前転んだんだよね。
と思いながら転んだポイントを過ぎたそのとき、下り坂でブレーキを効かせられないまま植え込みに自転車ごと突っ込んでしまった。なんで、なんで止まらなかったの!状態でしばし茫然自失。物音に気づいてチャーが振り向いたときは、植え込みから左足が高く上がっている図が見えたことでしょう。
幸い前回のように怪我はしなかったけど、ハンドルが少々曲がったけど、服はたくさん汚れたけど、特に痛いところもなく、結果はたいしたことなかったけど、植え込みにそれなりのスピードで突っ込んだあの感覚がいつまでも体から抜けない。「やばい!」に続いて「うっそー」と心で叫んだあの感覚。

しかしここでくじけるわけにはいかない。
行程としては半分残っている。
江戸川土手は利根川とは違い、景色が開け人里の気配があるからちょっと安心。
序盤で痛くなったおしりはもう限界に近く、本番はシートクッション必需品だなと思う。
ようやく江戸川土手を降り、日頃のバンの散歩コースをチャリで走り抜けるという非日常体験をすこーし楽しみ、くたくたになって到着。
これにて「歩こう」はやめ「サイクリング」に変更とあいなりました。




今回の企画はただサイクリングで走り抜けるだけではないのです。
高校生たちがコースに関する歴史を調べ、昼食時間に関宿城博物館広場で発表します。
それは「渡し」と「治水」の歴史について。
自分たちが住む地域の歴史を調べ、実際にそこを走って確認する。


好天であることを願います。