先週雪が降り、道路が綺麗にならない状態(雪や粉塵)で、また雪が降ったので、なかなか試乗のタイミングが難しいです。
先週雪の後、関越が走れそうだったので、練馬~所沢往復1本走行して現状確認してきました。マフラーを作ってから忙しかったので、初めて高回転をキープして走行してみました。2枚目の写真は、所沢インターの料金所を抜けて、左に出て、途中でUターンする通路があるので、その部分です。お金は払っていますが、インターの敷地内でUターンするので、外の道路には出ていません。

マフラーですが、純正マフラーの後部を切断して、スリップオンにしており、エキパイと膨張室はそのままなので、抜けの良い純正といった感じです。吸排気系は少し弄っていますが、点火系は、イグニッションリレーを除き逆車の純正のため、同じような仕様の車両で国内仕様のイグナイターを装着している場合と比べると負けているといった感じでした。

ガレージに戻ってからプラグのチェックです。以前、NGK製イリジウムを付けていたのですが、アイドリングで失火が出るので、JR8Cに交換しています。焼けも揃っており、きれいに焼けているので、現時点の組み合わせとしての状態は悪くないようです。

去年購入しておいたASウオタニ製のSP2キットとスタンレー製のLEDを今回組み込みます。

まず、ウオタニ製SP2キットから組み込みます。説明書通りですが、イグニッションコイルは純正のまま、イグナイターのみを装着し、作動確認です。点火に問題がなければ、イグニッションコイルの交換に進みます。イグナイターの基本セットですが、レブリミッターは設定無、点火マップは、ノーマルスペシャルという名称の基本マップにしておきます。レブリミッターは使わないので、弄りませんが、マップの切り替えは行いたいので、外装をバラさずに切替できるようにダイヤル部分が見えるように外装に穴を開けておき、棒を差し込んで回せるようにしました。メーカーに確認しましたが、マップの切り替えはエンジンが掛かった状態でも大丈夫との返答でしたので、下道と高速で、いつもと同じ試乗コースで切り替えて走行してみます。SP2キットの仕様諸元(実測値含)は、ホームページの点火系統の所に書いておきました。スタンレーのLEDも同時装着したのですが、デモ車の場合ヘッドライトが違うので、ノーマルと比較にならないと思い、一旦バラして純正に装着可能か見てみました。

純正でも十分暗いヘッドライトをさらに小径にする人はあまりいないと思いますが写真は、2号機に装着しいているヤマハ純正他車種(トリッカー用)の部品とVmax純正ヘッドライトです。Vmax純正でも特に問題は無いようです。

気になっていたボディ側との干渉ですが、ユニット後部とヘッドライトボディ内側の間に隙間も有り、光軸調整でレンズが動いても問題無いと思います。SP2キットは、一応最初は説明書通りに付属の部品で組んでいますので、プラグキャップは防水性がないです。セッティング後対策予定です。また、タコメーターが社外品なので、純正の配線のままだと作動が安定しないため、SP2キットのイグナイターからデジタルタコメーター専用配線が出ていますので、そちらにつなぎ変えます。先日、お客さんの車両で純正タコメーターの場合は問題無く正常作動していました。

昨日雪が降りましたので、路面状況が思わしくなく、今日は、作動確認での試乗のみです。標準マップのままですが、逆車純正イグナイターよりアクセルへのツキ(反応)が良くなっています。後は、天気と時間次第ですが、試乗して進めたいと思います。ヘッドライトについてもH4バルブよりは明るいと思いますが、現状でゼッケンが付いており、少し暗くなるので、外してみてみます。
2017.02.02 作業担当 ヤダ(矢田)