旧型Ｖｍａｘ ギアケースの違いについて

８月１７日より作業再開しています。

旧型Ｖｍａｘのギアケースですが、現物があったので、違いを載せておきます。



初期型から、１９９４年頃まで使用されていた割りピン式のナットを使用するタイプです。



１９９６年頃から使用されている後期型タイプです。

写真で比べると、ワッシャーの位置とリアサス取り付け部の関係ですが、新型の方が内側にあり、シャフトが短くなっています。写真がありませんが中期型があり、１９９５年頃の一部の車両に使用されていて、国内仕様だと、３ＵＦ－００５１０１～００７１５３のフレーム番号になります。サイズは前期型ですが、ロックナット仕様になり、割りピンの穴がありません。ですので、前期型の車両でも、中期型のシャフトを使用すれば、ロックナット仕様に出来ます。逆車の場合は、フレーム番号がわかりませんが、写真のようにワッシャの位置で見ると判断できると思います。ギアケースを交換している場合もありますので、最終的には、現物判断です。

夏季休暇です。

８月１３日～１６日は、勤務先のＶＭＧ大原の夏季休暇です。よろしくお願いします。

旧型Ｖｍａｘ クロモリアクスルシャフト試作品モニター募集

以前より、興味が有り、コメント欄で問い合わせがあったので、加工屋さんに、見積をお願いしておいたのですが、試作品の準備が・・・という連絡が有り、急遽、モニター募集です。

出来上がっていないので、写真はありませんが、基本的に、純正と同じ寸法です。

フロント側は、純正と同寸法で、リアは、中空構造ではなく、穴無しです。

また、材質はクロモリ鋼ＳＣＭ４４０です。削り出しで、表面はメッキ処理になります。

一般的に、他車種では、フロントのみのラインナップが多いですが、旧型Ｖｍａｘの場合、リアタイヤも振れる為、試作です。純正新品を採寸してもらったのですが、さすがに量産品の為、公差のバラつきがあるとのことです。

今回の目的は、軽量高剛性ではなく、同寸法で少し重くても、高剛性です。もともとアクスルが細いので、剛性アップのみを目的にしました。

今回は、試作の為、前後セットで、限定３セットです。量産については、決定していません。ただ、旧型Ｖｍａｘで、リアのアクスルシャフトは、３種類あり、今回採寸したのは、後期型で、部品番号適合は、４ＮＫ－２５３８１－１０です。前期、中期の場合、ギアケースの外寸が違う為、適合しません。ギアケースを交換されている場合は、装着されているギアケースを確認して下さい。国内仕様は、３ＵＦ－００７１５４以降です。逆車の場合は、フレーム番号が特定できないので、上記の部品番号でみて下さい。また、フロント側は、全年式共通です。

価格は、１本２万円ぐらいの予定です。前後セットですので、合計で、４万円を少し越えるぐらいです。今回は、試作ロットのため、利益は乗せず、加工屋さんに払う原価での募集になります。

上記内容を、ご了解の上、モニターして頂ける方は、直接、メールにて、ご連絡先をお願いします。メールアドレスは、画面左上にあります。先着３名ですが、希望者が多い場合は、加工屋さんに追加できるか相談してみます。

外観及び仕上げについては、加工屋さんにお任せです。いつも質感良く仕上げてもらっているので、問題ないと思います。

装着については、ボルトオンですので、メインスタンドが有り、ジャッキでフロント側を支え、アクスルシャフトが交換できればＯＫかと思います。

モニター募集、よろしくお願いします。

写真が無いのも寂しいので、純正を載せておきます。やはりリアは長いです。