ヤマハ専門に、30年間2輪業界に在籍、主にVmaxの整備中心です。意見感想は、個人主観です。連絡先はカテゴリに有ります。
PrivateFactory ベイカーズストリート V-max Garagename Right-arm ライトアーム


★2014年2月20日付で、VMG大原は、退職いたしました。

★勤務先:Right-arm 
ホームページアドレス:http://www.right-arm.jp/←※クリックでホームページ出ます。
 〒202−0014 東京都西東京市富士町5−1−17 ←※クリックで地図出ます。
 ℡:042−497−6758 
お電話を頂く場合は、営業日の営業時間内でお願いいたします。

 定休日 毎週月曜日 営業時間:AM11:00〜PM20:00
※月曜日が祝日の場合、定休日は、火曜日に振替になります。

 作業担当 ヤダ マサオ(矢田 正夫)

★オリジナルパーツ発売中  ★Vmaxデモ車製作日記  ★質問コーナー
 
★Vmaxデモ車仕様諸元  ★新製品企画募集中  ★ユーザーズレビュー
 ★質問コーナー2  ★車検費用及び工賃について  ★質問コーナー3





昨日は、晴れと曇りでしたが、今日は、曇りと雨です。

  

他店購入で、順次修理している車両ですが、まだ手を付けていない部分もあり、今回は、1,000回転~2,000回転付近が不調になりました。外装を外して点検です。

  

電気系の配線も怪しいので、点検修正です。ダイヤフラムについては、回転や作動不良は無いので、平気そうです。

  

エンジンを掛けると2番と3番が不調気味で、3番は、失火気味で排気音が不定期になります。電装系から修正です。

 

レギュレーターからの配線が純正ではなく途中で切断されてギボシ端子になっていたので、重要な部分は、ハンダ付けしました。

  

2番と1番のキャブレターです。エアジェット確認中です。

  

3番と4番です。4気筒ともエンリッチャー側のエアジェットが#152.5でしたので、#170に戻しました。エアの番手を上げたので、相対的にスロー系の混合気が薄くなります。

  

キャブレターを外し、メインジェットの番手の確認です。

  

  

メインジェットは裏フタの10mmの真鍮ボルトを外すと見えます。4気筒とも#152.5の純正でした。旧型Vmaxのキャブレターは、メインジェットの後の通路にスロージェットがあるので、メインジェットの番手を上げると比例してスロージェットも濃くなります。水道の元栓がメインジェットで枝栓がスロージェットと考えると同じです。

配線を修理し、プラグコードとプラグキャップも怪しかったので、交換し、キャブレターを戻し、パイロットスクリューの作動点検、調整と同調を行い、試乗です。

  

試乗後、走行状態では、問題は無かったので、スパークプラグの点検です。カーボンが付いていた気筒も焼け始めていたので、燃焼温度が上がったと思います。今回交換した部品類です。プラグコードの長さも適当で、取り付けも奥まで刺さっていなかったです。同調用取出し部のゴムキャップも緩くなっていたので、交換です。

  

2番と1番のエキパイ付近の表面温度です。エンジン始動後、水温計が動き始めたあたりです。

  

3番と4番のエキパイ付近表面温度です。バラつきはありますが、エキパイ付近の表面温度が大きくは違わないので、スロー系統は平気そうです。

 

最後に、念のため、4気筒とも火花性能を点検します。点検器具を取り付け、セルモーターを回し、4気筒とも6mm以上の点火火花は確認しました。一応、入庫時の症状は改善しましたので、納車可能です。よろしくお願いいたします。

2019.07.18 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 

 

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




毎日、降ったり止んだりで、毎日合羽を着ています。試乗等は、雨が降っていない隙に行きます。

  

旧型Vmaxのオーナーの方の車両で、通勤用ですが、サイドスタンドのボルトが折れたので修理と12か月点検です。2ストなので、オイルタンクがありますが、補充するほどでもないので、点検の実です。

  

サイドスタンドのボルトナットを装着しました。徐々にボルトが折れたようでサイドスタンドも変形していたので、修正し、装着です。ネジ山の根元から折れていました。ギアオイル交換中です。使用オイルは、スペクトロ製のゴールデン4の10W-40のエンジンオイルです。

  

クーラントは、ギアオイルの混入や漏れ等は無いので、全量交換のみです。

  

バッテリーは、液式なので、補水&補充電です。6ボルトなので、専用充電器が必要です。フロントフォークオイル交換中です。

  

フロンとブレーキは、ドラム式で、点検清掃のみです。スパークプラグは、NGK製B8ESで、焼けも問題無いですが、新品交換します。

  

エアクリーナーは、新品交換です。リアブレーキもドラム式なので、点検清掃のみです。

  

チェーン駆動なので、点検と張り調整と給油です。補充電後、バッテリーを搭載し、充電電圧の点検です。

  

充電系統は平気そうです。今回交換した部品類です。

 

最終チェックと試乗です。車両の種類が違っても、点検項目や、作業はあまり変わりません。特に問題はありませんでしたが、サイドスタンドの角度が変わりました。以前は曲がっていたようです。納車可能です。

2019.07.15 作業担当 ヤダ(矢田)

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




ようやく納車した車両のブログが現状に追いつきました。基本的にブログに書くのは、お預かりしたした車両のみで、当日作業当日納車の場合は、写真を撮っていないためです。

  

車検と整備とマフラー交換でお預かりです。お預かり時に写真を取り忘れたので、車検時の写真で代用です。エンジンオイル、オイルフィルター、ギアオイル交換中です。

  

荷掛けフック装着しました。クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等無いので、全量交換のみです。交換時の写真忘れました。

  

スパークプラグは、NGK製JR8Cでしたが、サビもあるので新品交換です。クラッチについては、貼り付きが発生し、クラッチを切ってもシフトチェンジしづらいので、クラッチ板交換です。今までの経験上、2004年の後期、2005年、2006年の前期の生産車両に発生しやすいです。

  

ダイヤフラムは回転や作動不良は無いので、平気そうです。エアクリーナーは、K&N製ですので、洗浄です。

  

  

キャリパーは、前後とも点検清掃のみです。フロンとフォークオイル交換中です。ダストシールは同時交換しました。

  

  

  

フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチの3カ所とも交換です。

 

  

エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。

 

今回交換した部品です。

 

最終チェックと試乗です。マフラーは、中古部品をお持込で交換しました。特に問題は無さそうでしたので、無事納車になりました。

2019.04.28 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 

 

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




車検及び車検整備、定期点検整備を担当していない車両については、修理履歴が無いので、長く見ていたとしても分からないことが多いです。

  

ウインカー交換、ETC設置場所移動、漏電点検、インシュレーター点検、キャブレター点検、アクセルワイヤー点検、NGK製JR8C交換でお預かりです。

  

 

ダイヤフラムは、1~3番気筒は平気そうですが、4番気筒が回転しています。インシュレーターは、目視では、特に問題無さそうです。スロー系統ですが、3番気筒が詰まり気味です。少し清掃したら、改善しました。

  

漏電点検ですが、メインスイッチのみオンにした場合とオフにした場合の電流です。オフの際に電流は流れていないので、漏電はなさそうです。

 

最終チェックと試乗です。後日、オーナーから連絡があり、バッテリー関係の不具合は、バッテリー本体だったようで交換後治ったようです。3番気筒のスロー系統は、とりあえず機能していますが、後日、ダイヤフラム4個交換とキャブレター全分解清掃になりました。試乗写真は、取り忘れていたので、後日作業時の物です。

2019.04.27 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




忙しいと車両の作業が優先になり、写真を撮影したり、ブログを書いたりすることが難しい時があります。写真が無い時は、文章を参照してください。

  

入庫時の写真を取り忘れましたので、車検時の写真で代用です。車検と整備でお預かりです。スパークプラグは、NGK製JR8Cですが、酷い状態なので、新品交換です。

  

クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等無いので、全量交換のみです。

  

エアクリーナーは、K&N製ですので、洗浄です。ダイヤフラムは、回転や作動不良は無いので、平気そうです。

  

  

キャリパーは、前後とも点検清掃のみです。クラッチレリーズは、フルード漏れがあるので、交換です。

  

エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。

  

フロントフォークオイル交換中です。ダストシールも同時交換です。フロントブレーキホースを交換しました。部品お持込です。

  

クラッチホースとリアブレーキホースも交換しました。

  

フロント&リアブレーキ、クラッチのフルードは、ホースや、クラッチレリーズ交換時に全量交換しています。

  

リザーブスイッチの接触不良で、フューエルランプが点灯し、リザーブに切り替えると燃料ポンプが止まります。スイッチの接点が焼損し、導通していませんでした。接点を修正し、修理しました。

 

今回交換した部品類です。写真忘れましたが、エンジンオイル、オイルフィルター、ギアオイル交換済みです。

 

最終チェックと試乗です。修理箇所と部品交換箇所を点検し問題は無いので、無事納車になりました。

2019.04.26 作業担当 ヤダ(矢田)

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




旧型Vmaxの場合、長く所有されている方が多いので、年々、少しづつバージョンアップされていることが多いです。ただ、外装パーツと違い、機能性パーツの場合は、カスタムの方向性を考えて選択しないとうまく機能しない場合もあるので注意が必要です。

  

車検と整備と一部修理、スイングアーム補強でお預かりです。作業が多いので、先に継続検査を行います。多摩陸事です。

  

グラブバーの前側のフレーム側の穴ですが、元々ネジ山が少ないので、グラブバー以外の物を装着したり、締めすぎるとネジ山が破損するケースがあります。左側は、ネジ山を修正し、右側は、ネジ山が無くなっていたので、ネジ山を再生しました。

  

この車両は、フロントフォークがインナーチューブ径が40mmの年式でしたので、以前、お客様が43mmのフロント周りを一式持ち込まれたので、フロント周りを換装しています。ただ、結構走行距離が行っていたようで、インナーチューブの摺動部が細くなっており、オイルシールが緩くなってしまうので、オイルシール交換後、1年ぐらいすると滲んできます。1年毎に修理するのも予算が掛かるので、今回、インナーチューブを左右新品にしてオーバーホールしました。

  

エンジンオイル、オイルフィルター、ギアオイル交換中です。スパークプラグは、NGK製JR8Cでしたので、今回は、点検清掃のみです。

  

エアクリーナーは、K&N製ですので、洗浄です。ダイヤフラムは、回転や作動不良は無いので、平気そうです。

  

クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等は無いので、全量交換のみです。

 

バッテリーは液式なので、補水し、補充電です。車載での補充電も可能ですが、バッテリー液が減るので、定期的な補水が必要です。

 

補充電後の、電圧と容量です。まだ、平気そうです。

  

エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は、平気そうです。

  

  

  

フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチの3カ所とも交換です。

  

 

キャリパーは、点検清掃のみです。交換していませんが、ブレーキパッドが3カ所とも少なくなっています。

  

今回、スイングアームを溶接補強し、シルバーにペイントしました。ピボットベアリングは、グリスアップしました。今回外した部品類です。フロントフォークは、オーバーホールです。ホイールは、前後ともベアリングとオイルシール類の交換です。

 

最終チェックと試乗です。ホイールベアリングとインナーチューブを交換しているので、動きがしっとりしています。また、スイングアームを補強しましたので、リア周りのしっかり感が増しました。納車可能です。よろしくお願いいたします。

2019.07.13 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




他店で中古車を購入されて、不具合がある場合でも購入店で対応してくれない場合も多々あります。購入時に、車両の現状確認と補償内容を確認しておいた方が良いです。

  

他店で中古車を購入された方で、燃費が非常に悪いので、点検と修理です。スパークプラグを外してみました。NGK製JR8Cが装着されていましたが、前2気筒がカブっているというか、ほぼ死に掛けています。

  

エアクリーナーは、純正で、とりあえず平気そうです。ダイヤフラムは回転や、作動不良は無いので、平気そうです。

  

キャブレターの状態を点検し、各部つまりは無いようでしたが、パイロットスクリューの戻し回転数があっていなかったり、同調もズレていたりするので、4個とも、作動点検と修正、調整と同調を行いました。

  

作業後、一旦、試乗し、走行状態を確認しました。試乗後、スパークプラグを再点検しましたが、焼け方が改善していたので、新品に交換し、再度、キャブレターの点検&同調確認を行いました。パイロットスクリューは、作動していますので、ゴムキャップを装着しました。

 

最終チェックと試乗です。他の車両と比べても、アイドリング、アクセルへの反応、加速状態等の改善が見られたので、様子見です。今回、キャブレターと点火系しか修正していませんが、他の部分も整備が必要です。とりあえず今回は、納車になりました。

2019.04.28 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




先日、最近中古で1985年式の中古車を購入された方がご来店し、少し話をしたのですが、購入の際に、こだわったのは、初期型ホイールだということだけですということでした。何カ所か社外品の部品が付いていたので、説明をしていたのですが、純正の状態を把握していたわけでもなくそのまま購入されたようです。車体の状態の説明や、今後、乗り続ける場合にどの程度修理が必要かも話していたのですが、掛かる金額を考えると、高年式の純正状態の車体を買って、フロントホイールのみを交換した方が良かったのではないかという結論になりました。オーナーが今後いつまで乗るか不明ですが、低年式の車両を安く買った場合は、修理代をある程度見ておかないと乗り続けられないので、購入の際に注意が必要です。

  

コンディションレベルチェックと修理でお預かりです。外装を外して、各部点検と車体増し締めを行っていきます。

  

車体増し締めを行う際ですが、ステムベアリングが緩いケースが多いです。クーラントについて、エンジンオイル混入は無さそうですが、ウォーターポンプから漏れていることと、オーナーのpご希望により、水回りの各ホース類の全交換を行います。

  

フロンとフォークは、オイル漏れは無いので、後程、フォークオイル交換を行います。

 

バッテリーの補充電を行いましたが、電圧容量とも平気そうです。

  

エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。

  

エアクリーナーは、K&N製でした、今回は、点検のみです。ダイヤフラムは、回転や作動不良は無いので、平気そうです。

  

ヘッドカバーガスケットのフロント側から少しオイルが滲んでいます。修理の緊急性はありません。セルモーター下側部分のクランクケース合わせ面から少しエンジンオイルが滲んでいます。この部分は、クランクケースを上下分割しないと修理できないので、様子見です。

  

スパークプラグは、NGK製JR8Cでしたが、今回は、新品交換します。オーナーのご希望により、プラグキャップも新品交換します。

  

各フルード類の結果状況です。

 

コンディションレベルチェックと車体増し締め、キャブレター点検調整&同調を行いましたので、確認のため、一旦、試乗です。

  

試乗後、作業に入ります。エンジンオイル交換中です。オイルフィルターは交換しませんが、中身のオイルは捨てます。クーラントは、全量を抜きます。

 

ウォーターポンプオーバーホール中です。

  

  

  

フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチの3カ所とも交換です。

 

今回交換した部品類です。フロントフォークオイルも交換しましたので、ダストシール、クリップ、トップキャップのOリングも交換しました。ウォーターポンプをオーバーホールしましたので、各ホース類や、サーモスタット周辺のOリング類も全交換です。スパークプラグも新品交換しましたが、プラグコードがノロジーでしたので、一旦装着しなおし、プラグキャップのみ純正新品に交換しました。

 

最終チェックと試乗です。点検で問題のあったところは、大体の箇所を修理しましたので、しばらく大丈夫だと思います。無事納車になりました。

2019.04.21 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 

 

 

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




旧型Vmaxの場合、ホイールを交換し、ラジアルタイヤを装着するケースが多いですが、ツーリング向けのラジアルタイヤでさえ、純正バイアスタイヤよりは、接地面積も増え、グリップも上がるので、足回りや、土台となるサス取付部の強化は行った方がより良くなります。ホイールを交換する場合、純正が、フロントが18インチ、リアが15インチですので、色々乗りましたが、フロントは18インチ、リアは17インチの方が安定しているので、乗りやすいです。

  

車検と整備でお預かりです。作業がたくさんあるので、先に継続車検です。多摩陸事になります。

  

エンジンオイル、オイルフィルター、ギアオイル交換中です。スパークプラグは、NGK製イリジウムプラグです。この車両は、点火系を強化しているので、イリジウムプラグが使用できますが、純正の場合は、アイドリングで失火しやすくなります。イリジウムプラグの場合、構造上、高回転で点火が安定している場合は非常に良いのですが、低回転で使用した場合で燃焼温度が低い場合は、先端が細いので、カーボンが付着すると失火しやすく、安定した火花を飛ばせる点火系が必要です。

  

エアクリーナーは、K&N製ですので、洗浄です。ダイヤフラムは、回転や作動不良は無いので、平気そうです。

  

クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等は無いので、全量交換のみです。

  

 

キャリパーは、3カ所とも点検清掃のみです。フロントは左右ともMOSキャリパーで、リアは、旧型Vmaxのフロント右側純正キャリパーの移植です。リアブレーキは、足で使うことと速度コントロールが主な目的なので、剛性の低いキャリパーを使用しています。ただ、作動性は、4ポッドキャリパーの方が良いので、この選択です。新型もリアは、ピンスライドキャリパーの1ポッドです。

  

  

  

フロントマスターは左右ともブレンボラジアルタイプで、リザーブタンクは、一体型を使用しています。フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチの3カ所とも交換です。

  

バッテリーは、ゲルバッテリーでしたが、年数により新品交換です。

  

エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は、平気そうです。

  

フロントフォークはオーリンズ製正立タイプですが、今回、スプリングのレートを標準の7.5から7.0に変更してもらいました。フロントフォークは、以前オーバーホール時にインナーチューブをクロームメッキにし、アウター部分は黒アルマイト加工、キャリパーサポートを単品製作し、純正風にしてあります。

   

今回、タイヤ交換しました。銘柄は、ダンロップのロードスマート3です。ホイール(イグザクト)がフロント18インチ、リアが17インチのため、サイズは、110/80-18と190/60-17です。

 

最終チェックと試乗です。特に問題は無いので、無事、納車になりました。

2019.06.13 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 

 

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




ホイール交換の際は、タイヤ交換も伴いますが、最近は、フロントが120/70-17、リアが190/55-17のサイズになることが多いですが、お客様のタイヤの銘柄もまちまちなので、毎回リアタイヤの幅の実測値が違います。同じサイズでも実測値だと、太い方のタイヤと細い方のタイヤだと数mm違うことも多く、また、ラウンド形状も違うので、タイヤの種類(性格)によっての違いが興味深いです。

  

車検と整備とホイール交換、リアホイールセンター出し、スイングアーム補強でお預かりです。作業が多いので、車検の残っている間に先に継続検査です。車検場は、多摩陸事です。

  

エンジンオイル、オイルフィルター、ギアオイル交換中です。スパークプラグは、NGK製JR8Cで、点検清掃のみです。

  

エアクリーナーは、純正で、点検清掃のみです。ダイヤフラムは、回転や作動不良は無いので、平気そうです。

  

クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等無いので、全量交換のみです。フロントフォークオイル交換中です。ダストシールとトップキャップOリングは交換しました。

  

 

キャリパーは、3カ所とも点検清掃のみです。

  

  

  

フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチの3カ所とも交換です。

 

バッテリーは、液式なので、取り外して、補水と補充電です。

 

補充電後ですが、電圧、容量とも平気そうです。

  

バッテリーを車載し、エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は、平気そうです。

  

今回外した部品類です。ブレーキローターも移植しましたが、ボルトは、錆びていたので、新品交換です。

  

ホイールは、ゲイルスピードで、タイヤは、ブリジストンT30 EVOです。サイズは、フロントが120/70-17で、リアが190/55-17です。中古のセットでお持込でしたので、フロントフェンダーは、カラーで下げて、メーターギア、サイドスタンドも交換しました。

 

最終チェックと試乗です。リアホイールのセンター出しをしていますので、その際、ホイールにダストカバー装着、スイングアーム加工時に、溶接補強を行い、スイングアームとギアケースは、半ツヤ黒にペイントしました。リアタイヤは、純正より若干直径が小さい程度ですので、リアサスは純正のままです。フロントは、前下がりになら無い様に少し調整しています。リアホイールのセンターを出し、若干前下がりぐらいの車体姿勢ですので、普通に乗れると思います。無事納車になりました。

2019.06.16 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 

 

 

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




他店購入の車両の整備や修理の依頼をよく受けますが、基本的に、明らかに違法な場合や、危険と判断した場合以外は、大体受けています。修理の際に、エンジンを掛けたり、試乗することが多いので、マフラーの音量については、騒音規制値以下(バッフル装着状態等)の状態でご来店頂くことでお願いしています。

  

エンジン不調でお預かりでしたが、マフラーが4インチスーパートラップスリップオンでした。スーパートラップタイプは、4インチ、5インチとも消音しにくいので作業しにくいのですが、今回は、エンドに穴が開けてある状態でしたので、こちらで消音し、作業のみ行い、試乗はできませんでした。

  

スパークプラグは、純正でしたので、NGK製JR8Cに交換しました。

  

エンジンから異音がするので点検すると4番のインシュレーターのアルミ部分が割れていました。カバーのネジの脱着時に割ってしまったようで、接着剤が付いていました。このままだとキャブレターの点検もできないので、中古の部品に交換しました。

  

パイロットスクリュー部に圧入栓が入ったままだったので、抜いて、パイロットスクリューの動作確認を行いました。

  

マフラーエンドの穴を一時的にふさいで、キャブレターの点検調整と同調を行いました。

 

今回交換した部品です。ブレーキレバー周りもカラーが足りなかったので、追加しかしました。

 

最終チェックはしましたが、マフラーの音量が大きく、試乗は行いませんでした。納車時に、お客さんが穴の無いエンドをお持ちでしたので、交換して、無事、納車になりました。

2019.06.09 作業担当 ヤダ(矢田)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




旧型Vmaxで純正の場合ですが、前後タイヤとフロントフォークの空気圧は、最低限、季節ごと(気温の変わり目)には点検した方が良いです。ベストは、乗る前に見ると一番良いです。しばらく前からタイヤ等は窒素の充填がありますが、単純にエアバルブを抜いて、そのまま入れなおすとタイヤの形のままなので、タイヤ1本分は、空気が入っており、窒素を充填しても約30%ほどは、空気が入っているので、酸素と水素は残っています。正しく行う場合は、タイヤを装着したままで真空引き後に窒素充填が良いと思います。また、抜けにくいといってもタイヤやバルブはゴムですので時間がたつと抜ける場合もあります。当店では、窒素充填器材が無いので、個人車は、乗る前に点検していますが、メーカーの指定空気圧は、空気を入れる前提で、タイヤの温度が上がって内圧が上がった際にちょうど良いようになっていると思います。(おそらく10%ほど内圧が上昇すると思います。)窒素を充填されている方は、内圧の変化が少ない分、最初に入れる窒素圧と温度が上がった状態の窒素圧を見て老いた方が良いと思います。(タイヤ表面が溶けるような温度で走行するような状態の場合は、その状態で内圧を測って適正値にした方が良いです。)

  

12か月点検でお預かりです。順次点検します。クーラントは、量の減少、エンジンオイル混入や漏れ等も無いので、平気そうです。

  

エンジンオイル交換中です。オイルフィルターは、中身のオイルは捨てますが交換は無しです。

  

キャリパーは、3カ所とも点検清掃のみです。

  

タイヤの空気圧は、前後とも低いです。リアタイヤは、溝が浅くなっています。また、空気圧が低い状態で走行すると接地面が増えますので、ハンドル振れの原因になり、接地面が平らな場合は、その接地面の真ん中より端が減りやすいので、段付き摩耗の原因になります。

  

エアクリーナーは、純正で、点検清掃のみです。ダイヤフラムは、作動は大丈夫ですが、1番気筒と3番気筒が少し回転していました。

  

応急処置で負圧検知用の穴を真下に向けてあります。(写真は、穴がズレている状態です。)

 

スパークプラグは、NGK製JR8Cで、点検清掃のみです。

 

バッテリーは、秋月電子扱いですので、電圧容量とも平気そうです。

  

エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。

  

フロントフォークのオイルシールは、漏れや滲み、サビ等ないので、平気そうです。

  

  

フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチとも劣化はありますが、次の車検時に交換すれば大丈夫だと思います。変形していたステーを修正し、左側のハンドガードを装着しました。

 

最終チェックと試乗です。特に修理個所はありませんが、各空気圧や、各消耗部品は、日ごろ注意した方が良いと思います。無事、納車になりました。

2019.06.09 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 

 

 

 

 

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




他店で中古車を買われた方の車両を修理することが多いですが、間違った修理方法や、修理しきれていない事例をよく目にします。

   

車検と修理でお預かりです。スパークプラグは、NGK製JR8Cですが、今回は、新品交換です。

  

エアクリーナーは、K&N製ですので、洗浄です。ダイヤフラムは回転や作動不良は無いので、平気そうです。

  

クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等は無いので、全量交換のみです。

  

エンジンオイル、オイルフィルター交換中です。ギアオイルは、取り外しますので、いったん抜きます。

  

  

キャリパーは、点検清掃のみです。フロントフォークオイル交換中です。ダストシールとトップキャップのOリングは交換しました。

  

  

  

フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチの3カ所とも交換です。

  

バッテリーの状態を点検し補充電しましたが、写真を忘れました。エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。

  

車検は多摩陸事です。今回交換した部品です。

  

ギアケースを外した状態。通常はギアケースにドライブシャフトが付いた状態で抜けてきますが、オイルシールが抜けていたため、分離していました。構造上ドライブシャフトを前側に押すスプリングが入っていますので、オイルシールが既定位置で止まっていないと抜けてきます。抜けるとギアオイルが漏れます。(ドライブシャフト後端のギアの潤滑のためギアオイルで潤滑されています。)写真2枚目はオイルシールが抜けています。写真4枚目が正常な位置になります。

  

今回、スイングアーム補強とスイングアームとギアケースのペイントを行うため、分解しました。スイングアームとギアケースのつなぎ目からギアオイルが滲んでいたので、ギアケースのオイルシールが劣化したのかと思いましたが、外してみると写真の通りドライブシャフトとギアケースの接続部のオイルシールが抜けており、ギアオイルが漏れていました。状況を見るとどうやら他店でギアケース周りを外したらしく、装着の際にドライブシャフトをエンジン側のジョイント部に差せなかったようで、先にドライブシャフトをエンジン側に差し、後で、ギアケースを装着したようです。この方法を行うとドライブシャフト後端のオイルシールがギアケース側にうまく収まらないので、ギアオイルが漏れるケースが見受けられます。ノーマルの状態でドライブシャフトはオフセットされているので角度が付いており少し斜めになっているので、斜めのドライブシャフトにギアケースを差し込んでもオイルシールはまっすぐ入らず、さらに既定の位置まで押し込めません。以前ローダウン車でスイングアームの角度が水平に近い車両で、他店でギアケースを交換した後で、スイングアームの前側のブーツの下の穴からオイル漏れが発生した修理があったのですが、他店では、エンジン側から漏れているので、エンジン分解が必要と言われたそうですが、見てみると今回同様にギアケース側のオイルシールが抜けており、ギアオイルが出ていたのですが、スイングアームの角度が浅かったためギアオイルがスイングアーム内に溜まり、エンジン側のブーツの下の穴から出ていました。スイングアームを外してみましたが、エンジン側は、オイル漏れも無くきれいでした。分解組立や、修理方法は、メーカーのサービスマニュアルが基本ですので、基本手順以外の方法を行った場合は、不具合が発生しやすいです。当店では、ギアケースにドライブシャフトを差し込み、オイルシールが規定の位置で固定された状態で装着しています。(個人的見解です。)

 

最終チェックと試乗です。シートレール補強ユニットを装着してある車両で今回スイングアームの溶接補強を行いましたので、リア側はほぼ終了です。(クロモリ製アクスルシャフト装着済)次回は、フロント側のスタビライザー装着予定です。スイングアームとギアケースを半艶黒にペイントしましたので、色合い的にも統一感が出たと思います。無事納車になりました。

2019.07.06 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




いまひとつ天候がすっきりしませんが、最低限、曇りだと助かります。

  

車検と整備でお預かりです。バッテリーが突然死のようなので、レッカー入庫です。旧勤務先の時から見ていますので、結構、長期になります。エンジンオイル、ギアオイル交換です。オイルフィルターは今回は交換無しです。中身のオイルのみ捨てます。

  

エアクリーナーは、K&N製ですので、洗浄です。ダイヤフラムは、回転や作動不良は無いので、平気そうです。

  

クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等無いので、全量交換のみです。

 

フロントフォークオイル交換中です。ダストシールとトップキャップのOリングは交換です。

  

 

キャリパーは、点検清掃のみですが、フロントは、パッドの残量が少ないです。ただ、最近、2年間の走行距離が少ないので、次の車検まで持ってしまうのではないかと思ったりします。

  

  

  

フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチの3カ所とも交換です。漏れているレベルでは無く、若干滲んだかもといったところなので、修理はしていませんが、クラッチレリーズは、要経過観察です。

  

バッテリーの内部断線のようでしたので、新品に交換しました。エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。

  

電動ファン作動時に点火状態が思わしくないので、スパークプラグ(JR8C)、プラグキャップ、プラグコードを交換し、キャブレターの同調を行いました。キャップとコードは、新車時のままでした。今回交換した部品です。

 

車検は、多摩陸事です。2輪コースが点検で閉鎖中でしたので、0番コースで受験でした。

 

最終チェックと試乗です。電動ファン作動時もアイドリング不調は起きないようなので、平気そうです。無事納車になりました。

2019.07.06 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




旧型Vmaxの場合、カスタム車両も多く、メンテナンスをする場合も純正ではないので、分解組立の際に気を使いことも多いです。

  

車検と整備でお預かりです。最初に写真を取り忘れたので、車検時の写真で代用です。エンジンオイル、オイルフィルター交換中です。

  

クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等は無いので、全量交換のみです。

   

エアクリーナーは、K&N製なので、洗浄です。スパークプラグは、純正でしたが、NGK製JR8Cをお持込でしたので、交換しました。

  

ダイヤフラムは、作動は問題無かったのですが、1番気筒のみ少し回転していたので、応急処置で、位置を戻しました。

  

 

キャリパーは、フロント&リアともヤマハ製ブレンボキャリパーで、点検清掃です。リアのみパッド交換です。

  

  

  

フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチの3カ所とも交換です。

  

バッテリーは、リチウムイオンタイプでしたので、専用充電器も無く触りませんでしたが、エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧は測定しました。ただ、初期の電圧が高いので、少ししじゃ電圧が上がっていません。レギュレーターの出力値として正常な範囲なので、充電系は平気そうです。

  

フロンとフォークオイル交換中です。フォークスプリングが社外品でメーカー等の品番も無かったのですが、入っていた液面の高さでおそらくハイパープロ製と思われたので、既定油面にしておきました。今回交換した部品類です。

 

車検は、多摩陸事です。

 

最終チェックと試乗です。以前、リアホイールのセンター出しを行った車両です。カスタム車両の場合、各部セッティングはオーナーの好みが出ますので、なかなか判断が難しいです。特に問題は無さそうでしたので、無事納車になりました。

2019.06.16 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( )



« 前ページ