なかなか時間が取れず、更新していませんでした。質問コーナーは、なるべく早めに見ています。
最近は、年式が古い車両が増えてきたので、細かい修理が多いです。
エンジン側のクラッチレリーズです。最近連続で交換していますが、やはり、経年劣化と、クラッチフルードの交換期間が長いとサビが出ます。
フルードは吸湿性があるので、水分が混じります。あまり交換していないと、水分の方が重いので、エンジン側に溜まってきます。(ブレーキは、キャリパー側に)クラッチレリーズは、構造上、真ん中付近に入り口があり、ブリードは、上側です。このため、水分が下側に溜まると、抜けずらいので、放置するとサビが出て、フルード漏れに繋がります。徐々に漏れ出して気が付かないと、クラッチマスター側のフルードが無くなった時点で、いきなりクラッチが切れなくなります。ボディが錆びてしまうとシール交換では、漏れが止まらないことがほとんどで、アッシー交換になります。
最終型の車検ですが、正常だと排ガスはかなり薄めです。
また、最近多くなりだしたのが、配線修理です。年式が古いと、配線も劣化しますので、接触不良や、断線、配線抵抗増加による電圧低下などがあり、その都度修理しますが、古いものは、メインハーネス交換したほうが全体的に良くなると思います。
今回は、バッテリー関係のメイン電源が時々落ちるという症状で、常に出るわけではなかったので、各カプラーの端子のチェックとハンダ付け及び予備のバイパス配線装着で対処しました。
抵抗が減ったせいか、灯火類が明るくなったような気がします。
作業で、イグニッションブースターや、ヘッドライトブースターを装着していますが、もともとの配線を修理してもそれなりに効果が出るようです。