毎日、色々な作業を行なっていますが、最近の静かな流行で、フロントブレーキのカスタムがあります。
ここ何台か、フロントブレーキ関連の交換を行う場合は、スミトモのモノブロックキャリパーを組み込む方が多くなっています。
個人車も使用していますが、色はブラックにしています。このキャリパーは、削り出しなので、基本的にキャリパー単体での変形がほぼ無く、握った分だけ、制動してくれます。色については、ピストン部分の色が、青、金、銀の3色があります。また、通常は、鉄ピストンですが、YZFR1用で、アルミコーティングピストンバージョンもあります。純正パッドも、各車種ごとに設定があるので、初期の食い付きが良いもの(R1用)や、初期の食い付きが穏やかなもの(XJR用等)が選べるので、ローターの攻撃性の低い純正でも良いかと思います。また、取付ボルトは、見た目上、いつも純正中空ボルトに交換しています。
組み合わせるのは、XJR用のマスターで、ピストン径14mmのマスターになります。これで、ホースをステンメッシュ等に交換すると、指2本でフロントロックまでコントロールできるので、純正部品での組み合わせは、現在一番良いと思っています。
Vmaxに限らず、バイクは、色々な車種を見たり、乗ったり、整備したり、弄ったりしていますが、楽しく乗るために、一番重要なことは、バランスだと思っています。カスタムもバイクのひとつの楽しみかただと思いますが、バランスを崩す恐れもあるので、部品の選択や、装着方法が難しいです。原付(125cc)にブレンボ4ポットキャリパーを装着したことがありますが、製動力が高すぎ、コントロールが難しいかったです。
個人的には、乗るほうが好きなので、楽しく乗れるように整備には、気をつけています。バイクの調子を気にしながら乗ると、走ることに集中できないので、あまり楽しくありません。機械を手足のようにというと言い過ぎですが、考えなくても操作できるように、操作系統は、特に気をつけて整備しています。というか何か気になりだすと、楽しくなくなるので、気になった部分は、原因を突き止め修理するようにしています。