以前から一度やってみたいと思っていた作業で、燃料計を装着してみました。出来ることは判っていましたが、コスト上の問題で、計画のみでした。
今回は特別に行なっていますので、今後、この作業を仕事で受けることはありませんが、一応、自分でやってみたいという場合の参考例です。
ガソリンタンク脱着中です。両側のリアサスを外したので、ギアケースは、ジャッキで支えています。
ノーマルのタンクに、燃料センサーを装着しました。当然、穴が無いので、溶接加工を行なっています。今回は、基本的にお客さんと相談の上、部品を調達しています。燃料センサーのベースは、初期型マジェスティのガソリンタンクの切り抜き溶接です。センサーは新品を使用しました。(センサーのフロートとロッドの角度は、適当に曲げています。)ヤマハのセンサーは、割と大きさが共通なので、ベース部分は、スクーター(50cc)のタンクを切っても良いかもしれません。ただ、センサーは、フロートを支えているロッドの長さで振り幅が決まるので、50cc用は小さいと思います。ただ、あまり長いと内壁にあたるので、マジェスティ用は、まあまあ良いかもしれません。
お客さんの好みで、オートメーターで揃えています。部品は、お客さんの私物なので、価格はわかりません。用品屋さんで、販売している商品なので、一般流通品です。
タコメーターは移動していますので、純正のメーター部分を加工し、水温計と燃料計を埋め込んでいます。水温計は、センサーもオートメーター用に交換が必要です。燃料計は、設定できるので、一応あわせました。ただ、満タン位置は合っていますが、燃料計で、エンプティの位置でフューエルランプが点灯するようにしています。燃料計でEの位置で、残り3リッターです。
一応、純正っぽく加工してみましたが、作業が面倒なので、今後、仕事で作業を受けることはありません。装着してみたい方は、自己責任でお願いします。また、加工内容や方法についてのご質問には、お答えできませんので、聞かないで下さい。