ヤマハ専門に、30年間2輪業界に在籍、主にVmaxの整備中心です。意見感想は、個人主観です。連絡先はカテゴリに有ります。
PrivateFactory ベイカーズストリート V-max Garagename Right-arm ライトアーム


★2014年2月20日付で、VMG大原は、退職いたしました。

★勤務先:Right-arm 
ホームページアドレス:http://www.right-arm.jp/←※クリックでホームページ出ます。
 〒202−0014 東京都西東京市富士町5−1−17 ←※クリックで地図出ます。
 ℡:042−497−6758 
お電話を頂く場合は、営業日の営業時間内でお願いいたします。

 定休日 毎週月曜日 営業時間:AM11:00〜PM20:00
※月曜日が祝日の場合、定休日は、火曜日に振替になります。

 作業担当 ヤダ マサオ(矢田 正夫)

★オリジナルパーツ発売中  ★Vmaxデモ車製作日記  ★質問コーナー
 
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 ★質問コーナー2  ★車検費用及び工賃について  ★質問コーナー3





個人所有のデモ車ですが、車検が11月1日で切れるので、車検に行きました。
仕事でいつも行くのは、練馬車検場です。今日は、自宅から直行し、車検後に出社しました。

デモ車は、1999年製造、2000年登録なので、騒音規制は、99dB、排ガス規制は無しです。

ハンドル周りを弄っているので、車検証の寸法に微調整しました。ライトスイッチは、オンの位置で固定です。マフラーは加工タイプですが、消音パイプを装着したままなので、OKです。

車検場のラインに入る前に事前のテスター屋さんに行き、光軸調整です。その際に光量も測るのですが、規定では、15000cd以上です。Vmaxは、ヘッドライト径が小さく、年式が古いと暗いので、光量で落ちるケースが多いようです。また、光量検査中に電動ファンが回ると電圧が落ちますので、光量が下がります。デモ車の光軸調整をしてもらったのですが、その際に光量も測りました。ハロゲンバルブですが、41000cdでていました。ユーザー車検で受けた方で、テスター屋さんに行かれた方でしたら判るかと思いますが、通常のVmaxの2倍ぐらいです。HIDでも30000~40000cdぐらいだと思いますので、ハロゲンにしては、結構明るいです。

組み合わせについては、マルチリフレクターヘッドライトレンズ、レイブリック製高効率バルブ(無色)、ヘッドライトブースター、オリジナルレギュレーターです。バッテリーはノーマルです。

その他の部分は、通常から整備しているので、OKです。

車検のラインも無事終わり、合格でした。





先日の取材の番組(モトレジェンド Vmax編http://web-lockon.jp/moto-legend/vmax/)が11月1日から放送ですが、見れません。どなたかスカパー視聴者の方で、ネット動画サイト(You-tube等)にアップしていただけると助かります。よろしくお願いします。

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最近のヤマハ車のブレーキですが、ラジアルマウントキャリパーで6ポッドのものが採用されています。また、ディスク径も310mmが多いです。(新型Vmaxも同様)

新型Vmaxのフロントブレーキマスターは、ブレンボ製で一体型リザーブタンク、セミラジアルポンプなので、流用を考えたのですが、まだ、部品設定が無いので、入手が出来ません。ハンドルマウント方法とミラーの装着位置が少し違いますが、本体が同じパーツがありましたので、ためしに入手しました。ピストン径が16mmですが、横型マスターに換算すると14mm相当です。



純正キャリパーとヤマハ製ブレンボの適合マスターは、約15.8mm(5/8インチ)ですので、14mmだと小さく、ストロークが長く、握りこんだ奥で液圧が掛かり、全体的にタッチが柔らかくなると思われます。R1用の1ピースキャリパーには適合すると思います。



装着してみたのですが、ブレーキホースの取り回しが奥向きに斜めになります。また、Vmax用ではないので、ミラーの位置が少し内側に入ります。

試乗の印象ですが、予想の通りで、柔らかく握りこめ、奥でかなり液圧が掛かるようで、純正キャリパーでも結構止まれます。ただ、タッチの印象では、奥のほうで、2次曲線的に制動力が立ち上がるように感じますので、やはり純正キャリパーでしたら、ラジアルポンプ系のマスター径は、19mmの方が良いと思います。機会が有れば、R1キャリパーでテストしてみたいと思います。


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スカイパーフェクトTVのEXSPORTSで放送していて、Moto LEGENDという名車紹介の番組があるのですが、急遽Vmaxの企画を立ち上げ、製作し、11月放送予定だということで、VMGに取材が入りました。番組表です。http://web-lockon.jp/moto-legend/sr/



内容的には、ヤマハサイドの企画及び製作、デザインを担当された方のインタビューとオーナーのインタビュー、ショップのインタビュー、車両のインプレッションで構成されるようです。今回は、カスタムではなくノーマル車両の紹介で構成されるので、外観ノーマル仕様のVMGに取材がきたようです。デモ車2台を撮影してもらいましたが、今回は、メイン車両で赤の個人車を取材してもらいました。映像で見られるので、ブログの写真よりは、当然綺麗で見やすいかと思います。おそらくヤマハの牧野さんや一条さんもインタビューされると思います。

自宅は、ケーブルTVですが、スカパーは契約していないので、見れません。
番組表を見てみると、今は、ヤマハSRの特集を放送していました。


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最近、こまごまとした修理で忙しかったのですが、その中で、セッティングを行った車両がありました。



ベース車両は、2005年式の限定車で、VMG大原販売です。
グリップキットやアジャスタブルマスター、R1キャリパー、ヘッドライトブースターは装備済みで、マフラーは加工し、消音パイプを装着してあります。

作業内容は、車検整備と各油脂類交換、フロントフォークスタビライザー、リアフレーム補強キット、ハイフローエアベース、K&Nエアクリーナー、キャブレターのダイヤフラム室大気開放加工、ダイノジェットST-1改装着、ニードルジェット交換、イグニッションブースター装着、Vブースト切替スイッチ(3000回転作動)といったところです。個人所有のデモ車と内容が似ていますが、当ブログをご覧頂いている方でしたので、ご相談の上、決めました。

セッティングについては、デモ車等がベースセッティングになりますが、逆車については、電装が違うことと、車両の個体差により、変更してあります。

結果的には、Vブーストが通常作動の場合でもレスポンスが上がりましたが、3000回転作動にすると4000回転で全開になっているので、4000~5000回転付近でもアクセルでフロントが離陸します。

キャブレターのセッティングを行うと脱着、セッティング、実走を繰り返すので、結構時間が掛かります。アクセルへの反応や、吹け上がりなどが納得できるレベルまで、繰り返しやっていますので、ワリにあっていないような気もします。



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個人車の赤のデモ車に引き続き、VMG大原の黄色のデモ車のセッティングを行いました。ニードルジェット変更とジェットニードルの段数変更です。大原のデモ車は、ジェットニードルに、ダイノジェットST-7のパーツを使用しています。

セッティング変更2回目で失速し、不調になり、修理に時間がかかりました。セッティング変更による不調ではなく、走行中にいきなりパワーダウンし、回転がバラついたり、吹けたりして安定しません。4気筒とも点火していたので、一応、キャブレターをチェックして、結果的に、全分解、チェック、組み立て、同調を行いましたが、完全には、戻りませんでした。再度、点火系をチェックした際に、3気筒になってしまい、悪化しました。点検の結果、原因は、プラグコード(ノロジー)の劣化でした。プラグコードをオリジナルに交換後は、正常に戻りました。経年変化とセッティング中の全開走行、高負荷でプラグコードの寿命が終わってしまったようです。



正常に戻ったところで、セッティング変更の続きを行いました。結果的に赤の個人車と同じ方向で、作業を行い、吹けが早く、スムーズになったのですが、少しトルクが細いイメージになったので、VMG大原のデモ車としては、元に戻すことにしました。スムーズさと荒々しさの両立は無理なので、ショップデモ車としては、体に感じるトルク感を重視しました。

個人車(国内仕様ベース)は、個人的好みなので、エンジンの吹け上がり重視です。セッティング変更後は、ギヤケースを逆車仕様にしたかのような吹け切りになりましたが、ギア比は、前のままなので、速度の乗りが速くなりました。体感的なトルク変動は少なくなりましたが、いつもはトレースしていたギャップで空を飛べるようになったので、出力的な低下は無いようです。



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