昼間は暑くて作業がはかどりません。

半年間不動で、作業が多いので、分解してから始めます。
キャブレターは降ろしている間に、分解清掃です。

まずは、クーラント抜き。

ヘッドカバーガスケット交換。

セパレーターガスケット交換。

付いていたパイプを戻し、クーラントを入れ、エンジンを掛け、水温を上げたら、漏れましたので、ヘッドから上がっているパイプ2本交換です。

エンジン側クラッチレリーズが錆びており、徐々にフルードが抜けるため、交換です。

フロントフォークは、オイルシール交換ですが、小さい傷もあるので、修理後も要注意です。

ステムベアリング交換です。この時点で、約7万8千キロです。

エンジン始動前、

始動後です。テスターが破損のため2代目になりました。

一旦夜試乗、調整後、再度試乗を何度か繰り返します。

翌日、確認で試乗し問題なさそうなので、納車になりました。ただ、距離を走っているので、ダイヤフラムとガソリンタンクは今後の課題です。

パーツが揃ったので続きです。

イグニッションコイル、コード、キャップ交換です。

プラグは純正ノーマルだったので、希望によりJR8Cに交換です。

左右マスターは、XJR用のアジャスタブルタイプです。ホースは、オーナーの希望により、純正同タイプです。

トライピースタイプで、今回は、純正の部品で分岐させます。
セットで、クラッチホースとリアブレーキホースも交換です。クラッチレリーズも漏れていたので、同時に交換しました。

試乗コースが長くなったので、しばらく試乗です。今回は、足回り関係を中心に作業したので、乗りやすくなりました。明日チェックし、問題なければ、オーナーに連絡します。初期型のブレーキにXJRのブレーキマスターを組み合わせたのは初めてだったのですが、使いやすくなりました。ただ、制動距離は変わりません。
2015.08.07 作業担当 ヤダ(矢田)