甲府では例年より早く24日に開花宣言が発表されました。何でも咲き始めが早いと花が長持ちするとかで、母は今から花見の準備に気もそぞろ。私はといえば、仕事の行き帰りに道沿いに植えられた桜を「やぁ、綺麗だな~」と見上げるだけで今年は終わってしまいそうな気配です。いつもながら色味の無い生活ですね(苦笑)。
さて、JMさんから各地の花便りを音楽と共に届け合うTB企画が提案されました。
そこでここは一つ、今までで一番綺麗だった桜の風景---社会人になりたてのよく晴れた日、桜のトンネルをくぐり抜けながら颯爽と車を滑らせた路上教習で瞼に焼きついた光景---を思い出しつつ、カーリン・アリソンの『Wild for You』を選んでみました。
ジャズ・シンガーである彼女が、幼い頃から愛好していたジョニ・ミッチェル、ジェイムス・テイラー、キャロル・キング、カーリー・サイモンらの'70年代ポップスを取り上げた一枚。気負いがなく耳当たりのよいヴォーカルと清新なアレンジからは、薄絹のような春の光や風がどことなく感じられます。
ジャズとポップスの間を軽やかに行き来するこんな音楽を聴いていると、淡いピンク色に包まれて散り行く花びらの中にうずくまっている……、そんな錯覚を起こします。
さて、JMさんから各地の花便りを音楽と共に届け合うTB企画が提案されました。
そこでここは一つ、今までで一番綺麗だった桜の風景---社会人になりたてのよく晴れた日、桜のトンネルをくぐり抜けながら颯爽と車を滑らせた路上教習で瞼に焼きついた光景---を思い出しつつ、カーリン・アリソンの『Wild for You』を選んでみました。
ジャズ・シンガーである彼女が、幼い頃から愛好していたジョニ・ミッチェル、ジェイムス・テイラー、キャロル・キング、カーリー・サイモンらの'70年代ポップスを取り上げた一枚。気負いがなく耳当たりのよいヴォーカルと清新なアレンジからは、薄絹のような春の光や風がどことなく感じられます。
ジャズとポップスの間を軽やかに行き来するこんな音楽を聴いていると、淡いピンク色に包まれて散り行く花びらの中にうずくまっている……、そんな錯覚を起こします。