水の門

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歌集『カインの祈り』

澤本佳歩歌集『カインの祈り』
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聞茶(7)…テイスティング会で買った紅茶3品

2006年12月13日 22時27分51秒 | 聞茶・聞豆
もう二ヶ月も前になってしまいましたが、小淵沢リゾナーレのパーティー会場で催された【ラティス】のティー・テイスティング・パーティーに行ってきました。
当日は、インドやスリランカ、ケニア、ルワンダ等の各地にある40茶園で採れた、夏摘み(セカンドフラッシュ)の紅茶がテイスティングできました。
三鷹に下宿していた大学時代は、よく吉祥寺に遊びに行ってカフェ巡りなどしていたのですが、その時に好きになった茶葉がニルギリとウヴァでした。前者がすっきりした味わいで、後者がコクがあってミルクとよく合っていたことを、うっすらとながら記憶していました。今回はそれぞれ4種類もあるし、どんなだろう?と飲む前からワクワク。
受付で渡されたティーリストに、自分の舌で感じ取った風味を走り書きしていきます。気に入ったものには○を付け、後からまた改めて口に含んで飲み比べ。
ニルギリとウヴァは、残念ながらちょっと期待外れ。ニルギリは押しなべて苦味があり舌に残る感じがしました。ウヴァは渋くてクセがありました。(タンニンのせいかもしれませんが…。)
予想外だったのはダージリンの味。市販のペットボトル等で飲む安価なダージリンにいつも喉にイガイガするような苦味を感じていたため、キツイ風味を想像していたのですが、これが何とフルーティーなことか。「紅茶のシャンパン」とは、言い得て妙なりと納得。
結局、「ロイノーン茶園」のディンブラ、「ゴパルダーラ茶園」のダージリンと、「マランギ茶園」のアッサムの3品を購入しました。
でも面白いというか、奥が深いなぁ…と思うのは、同じ茶葉でもお湯の温度や蒸らす時間がちょっと違うだけで、全然味が変わること。
ロイノーンは会場で飲んだ時はこの上なくフルーティーで即決したのですが、家で淹れてみると美味しいのだけれど毎回少し苦味が気になるのは修行が足りないせいでしょうか(苦笑)。ゴパルダーラは香り豊かでとても華やか。会場で飲んだ「キャッスルトン」のダージリンに感じた蕗の風味(!)に通じるものがあります。試飲会で買った中で一番愛飲しているのがマランギ。ふくよかでトマトのような味わいがあり、飲む毎にどんどん美味しくなっていきます。イタリア料理と一緒に飲んだらきっと物凄くピッタリなんじゃないかしら…?と思いました。
今回は、お気に入りのマランギのアッサムティーに、リチャード・ストルツマンの『Danza Latina』を合わせてみました。ブラジルやアルゼンチンゆかりの曲を洗練されたアレンジでクラリネットが奏でています。地中海~ラテンつながりでのご紹介でした。
コメント (2)
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