水の門

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歌集『カインの祈り』

澤本佳歩歌集『カインの祈り』
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知事賞をいただきました。

2010年09月04日 13時21分06秒 | 持病に寄せて
9月2日(木)から6日(月)の午前中まで、甲府の山交百貨店催事場で開かれている【山梨県障害者文化展】に出品した短歌が、知事賞に選ばれました。
6月辺りからぼちぼち出す歌を考え始めて、作業所にヴォランティアでお越しいただいている中学の国語の元先生に目を通してもらってご意見を伺い、手直しした歌を先生に綺麗な和紙に清書していただいて、8月初めに文化展の窓口である市役所に提出していました。
それが以下の五首です。(実際に先生に清書していただいたものでは、文字の配置のバランスから適宜漢字を平仮名にしているところがあります。)


言い訳ができず働き詰める吾にブレーキかけた心の病

勤めでは顧みられぬ些事褒める作業所の師にひとしお沁みる

待合の笹に吊られた短冊の「苦しみ解いて」はみんなの願い

百円の工賃の重み噛み締める 仕事を終えてジュース買うとき

作業所は卒業しゆく場と語る師に諾(うべな)いつつ浮かぶ面々


文化展が明日には始まるという1日(水)の午後に市役所の障害福祉課から連絡があり、出した五首のうちの一首(4首目、「百円の~」の歌)が入選したので、短歌のタイトルを教えて欲しいという用件。短歌一首一首に改めてタイトルなんてつけていませんでしたので、少し時間をもらって折り返し電話をしました。
昨日の金曜日の午前中、作業所の皆で実際の展示を見てきました。40分くらいの見学時間はあっと言う間に過ぎ、後半はざーっと足早に見ただけに。
昨日は午後になってもボーッとした感じが続き、作業所に戻って編み物をしていても、何度も編み方や目数を間違えてほどいたりしていました。夜になっても軽く昂奮状態にあったので、頓服の鎮静剤を飲んで眠りました。
その薬のせいなのか、昂奮の反動の疲れなのか、今日の午前中は泥のように眠っていました。
再来週に表彰式があるそうなので、今から体調を整えつつ平常心で過ごせたらいいな…と思っています。
コメント (4)
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