“ＨＴＭＬ５”とは

Webページの記述言語であるHTML（Hyper Text Markup Language）の次期バージョンです。現在、W3C（WWW Consortium）にて標準化作業中で、2012年に正式版がリリースされる見通しです。

特徴は、アニメーションや動画再生など動きのあるWebページが提供できることです。

従来は、米アドビシステムのFlashなどで実現し、ページの閲覧にもFlash Playerなどの対応ソフトが必要でした。HTLML5では、JavaScriptと組み合わせるだけで、表現力に富んだWebページが実現できるとのことです。「Canvas（キャンバス）」と呼ばれる機能が注目されており、これによると、ユーザのマウスの操作に従ってWebページに絵を描くようなこともできるようです。

既に、多くのブラウザが暫定版のHTML5に対応しているようです。PC版では、Firefox、Google Chrome、Opera、Safariなどです。Internet Explorerは次期のIE9から対応範囲を拡大する予定のようです。また、携帯端末版では、iPhoneやAndroidのブラウザが対応済みのようです。