物流向けアプリ及びハードウェアの開発・販売を手掛けるHacobuが提供する、物流倉庫などの施設が集荷・配送用トラックの入場予約などをできるサービスです。
集荷・配送のためにやってくるトラックの入場予約を行う機能(機能A)と倉庫に到着したトラックの受付を行う機能(機能B)とを備えているようです。
機能Aを利用して運送会社が入場希望を行うと倉庫側において入場時刻と場所が割り当てられドライバーに通知されるようです。これにより、従来のような予約なしでの入場において発生していた集中による長時間待ちという事態を防ぐことが可能となるようです。倉庫側にとっても、予約表をみて準備を計画的に進められるメリットがあるようです。
機能Bを利用することによりドライバーは倉庫到着をスマホ等で知らせるようになっており、倉庫側では、当該ドライバーの受付可能時刻になった時に入出庫作業員がその情報を基にタブレット経由で呼び出しをかけることができるとのことです。
2021年9月時点で、このサービスを利用する物流拠点が350を超えたとのことです。
なお、このようなトラック予約受付システムはトラックドライバーの労働時間短縮のための有効な手段となり得、この種のパッケージソフトの販売会社はHacobuを含め10社以上あるようです(注:下記サイトの資料を参照)。
https://jta.or.jp/wp-content/themes/jta_theme/pdf/track_reservation_acceptance_system_new.pdf