気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“UberRUSH(米ウーバー・テクノロジーズ)”とは

2015-11-29 23:35:44 | 宅配便・輸配送(管理)サービス

米ウーバー・テクノロジーズが、2015年10月14日に、米3都市(ニューヨーク、シカゴ、サンフランシスコ)で開始した商品の当日配送サービスです。

小売店、レストラン、ネット販売事業者などの商品を、ウーバー社と契約した一般人が、自動車や自転車で注文者へ当日に届けるサービスです。

ウーバーでは、小売業者に対して、顧客が配送状況をスマホやブラウザ上で確認できるシステムを提供するようです。

配送料は、当該小売業者からウーバーへ支払うようになっているようです。


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“インダストリー4.0”とは

2015-11-28 23:58:36 | IoT・デバイス・プラットフォーム・変革

ドイツ政府が産官学連携の下に2020年を目標に取り組みを進めている技術戦略プロジェクトです。参加メンバーには、ダイムラー、BMW、フォルクスワーゲン、シーメンス、ボッシュ、ドイツテレコム、SAPなどのドイツ代表企業の他、主要な大学、研究機関も含まれているようです。

「つながる工場」をそのコンセプトとしています。工場(注:従来のひとつの拠点に閉じた工場とは異なり、国内外の複数の工場や部品メーカ、顧客等との連携も行う、いわゆる「スマートファクトリー」)を中心に据え、その工場とあらゆるモノやサービスとをインターネットを経由して連携させることにより、新たな価値やビジネスを創出しようとするものです。

インダストリー4.0のワークンググループ資料によると、スマートファクトリーにネット経由でつながるものとして、スマートプロダクト(スマホなど)、スマートビルディング(建物)、スマートグリッド、スマートモビリティ(車両など)、スマートロジスティクス(物流など)が示されています。

インダストリー4.0は、IoT(あるいはIoS、Tはモノ、Sはサービス)によって実現される世界のひとつの姿と言えます。

第4次産業革命に匹敵しうるレベルであることから、4.0という数字が使われているようです。

ちなみに、第1次~第3次産業革命の内容は以下のとおりです。
第1次産業革命:水力や蒸気機関により機械化(18~19世紀)
第2次産業革命:電力の活用(19世紀後半)
第3次産業革命:コンピュータ制御による自動化(20世紀後半)

なお、インダストリー4.0はドイツが提唱しているものですが、他国における類似の取り組みとして、米国の「インダストリアル・インターネット」、中国の「中国製造2025」、日本の「ロボット革命イニシアティブ協議会」、「インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ」などが推進されています。








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“マス・カスタマイゼーション(mass customization)”とは

2015-11-27 23:09:47 | 企業戦略・企業ブランド・ビジネスモデル

「個別大量生産」などとも呼ばれます。即ち、顧客の個別要望に応えるカスタムメイドやオーダーメードの特徴を、大量生産(マス生産)のコンセプトを取り入れながら、しかも低コストで実現しようとする考え方です。別な言い方をしますと、個々の顧客のニーズに合わせた「多品種多量生産」となります。

その定義として「大量生産に近い生産性を保ちつつ、個々の顧客のニーズに合う商品やサービスを生み出すこと」(※)などが見られます。

※)Tseng, M.M.、Jiao, J. (2001), Mass Customization, in: Handbook of Industrial Engineering, Technology and Operation Management (3rd ed.), New York, NY: Wiley, ISBN 0-471-33057-4

マス・カスタマイゼーションの身近な事例として、以下のようなものが知られています。(http://societa.infobahn.co.jp/2013/01/14036/)
1. M&Ms==>マーブルチョコのカスタマイズ
2. チョコマイズ==>チョコのトッピングをカスタマイズ
3. アディダス==>自分だけのオリジナルシューズ
4. ドミノピザ==>オリジナルのピザ
5. テイラーシャツ==>オーダーメイドのシャツ


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“インテリジェント・シェルフ(SBクリエイティブ)”とは

2015-11-24 23:16:45 | マーケティング・消費者行動

ソフトバンクグループでデジタルサイネージを手がけるSBクリエイティブが、2015年の夏から提供している、店頭で顧客の行動分析が可能なソリューションです。モーションセンサー「Kinect」を持つ日本マイクロソフトと連携しているとのことです。

棚の上部に取り付けたセンサーから顧客の動きを取得し、また商品の手前に設置した小型ディスプレイには顧客との距離に応じて映しだすコンテンツを変え反応の違いを把握できるようにしているようです。このようにして実店舗の棚の前にいる顧客の反応を収集しビッグデータ化します。

SBクリエイティブによると、このソリューションは、化粧品や飲料メーカなど数10社に採用されているとのことです。

関連のプレスリリース(2015.8.14)のサイトは、http://www.softbankcr.co.jp/ja/news/press/2015/0814_002490/です。


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“エディストン(グーグル)”とは

2015-11-21 23:55:15 | IoT・デバイス・プラットフォーム・変革

米Googleが、2015年7月14日(現地時間)に公開した、Bluetooth Low Energy(BLE)ビーコンのオープンフレームワークです。「Eddystone」と綴ります。これは、英国にある灯台の名前のようです。

BLEビーコンとしては、米アップルの基本ソフトiOS7(2013年9月リリース)に標準搭載されている”iBeacon”が知られています。BLEビーコンから配信されたIDなどの情報は、iOS7以降のOSを搭載するアップル製の端末の他、現在では、米グーグルのAondroid 4.3以降のOSを搭載するAndroid端末でも受信できるようです。

飲食店やスーパーなどが、ビーコンを活用し近くを通りかかった人にクーポンなどを送りつけるような場合、
(1)iBeaconの場合は、店側で専用のアプリを用意し、そのアプリを消費者のスマホにインストールしてもらう必要がありますが、
(2)エディストンの場合は、お店専用のアプリは必要なく、消費者のスマホにブラウザの”クローム”がインストールされていれば、その機能を利用してスマホ画面にお店のURLや店舗情報などを送ることができるようです。

iBeaconの場合は専用アプリを起動した人だけにしか情報を送りつけることができませんが、エディストンの場合は不特定多数に情報を送りつけることができます。ただ、受信したくない消費者にも届いてしまうという課題もあります。BLEビーコンについて、アップルとグーグルのどちらに軍配が上がるか注目されます。

なお、エディストンに対応した製品(ビーコン)を丸紅情報システム、ACCESSなどが販売しつつあるようです。

関連ブログ「ラピナビ エアツー」のサイトは、http://blog.goo.ne.jp/blspruce/d/20150903です。


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“パワーショット G9 X(キヤノン)”とは

2015-11-20 23:54:24 | PC・カメラ・他デジタル機器

キヤノンが2015年10月22日に発売したコンパクト型ディジタルカメラです。有効画素数は、約2020万です。

「高画質撮影を実現した気軽に持ち歩き可能な薄型・軽量モデル」といったフレーズが付けられています。

光学3倍ズームレンズ(28-84mm相当)、ノイズの少ない写真が撮れる大きめの1.0型COMSセンサーを搭載しながらも、本体サイズ98.0mm(幅)×57.9mm(高さ)×30.8mm(奥行)、重さ約209gと、薄型・軽量に仕上げられています。持ち運びに便利のようです。

また、動画を撮影する際、傾きをカメラが自動で水平に補正する「自動水平補正機能」やタッチ操作に対応した液晶画面が搭載されているとのことです。

オープン価格ですが、参考価格は5万9800円(税別)となっています。

ニュースリリース(2015.10.13)のサイトは、http://cweb.canon.jp/newsrelease/2015-10/pr-g5x.htmlです。


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“公共交通オープンデータ協議会”とは

2015-11-19 23:12:39 | 道路交通の高度化

2015年9月25日に設立されたNPO法人で、公共交通(鉄道、バス、飛行機など)の設備や運行情報をオープンデータとして公開し、観光案内、交通の円滑化、マーケティングなどに活用してもらうことを想定しているようです。英文名称は、“Council of Open Data for Public Transportation”です。

メンバーは、会長が坂村健教授(東京大学)、主導役の理事社が東京メトロ、JR東日本、NEC、富士通の4社、その他設立時で交通事業者やIT関連企業など30の企業や団体が会員になっているようです。

鉄道、バス、航空などの交通事業者が持つ情報(施設の構内地図や情報、時刻表、リアルタイムの運行情報など)を当協議会が運営する「公共交通オープンデータセンター」に蓄積し、このセンターを介してサービス提供事業者へ提供するようにしているようです。交通事業が独自に持っていた情報を統一してまとめて提供できるようにすることで、新しいサービスの開発を促す狙いがあるようです。例えば、訪日観光客への経路案内、運行遅れや事故の際の円滑な経路案内、その他マーケティングにおける販促などです。今後、アプリの開発が促進されそうです。

交通事業者として、まずは東京近郊を中心としたものからスタートし、徐々にその他国内の事業者へ広げていく方向のようです。

プレスリリース(2015.9.25)のサイトは、http://www.odpt.org/pressrelease/150925-01/です。


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“TRI(TOYOTA RESEARCH INSTITUTE, INC.)”とは

2015-11-14 23:03:54 | 企業戦略・企業ブランド・ビジネスモデル

トヨタが、2016年1月、米シリコンバレーに設立予定の、AI(人工知能)技術の先端研究を行う新会社です。

自動運転の車の頭脳にあたるAI技術の研究開発の強化が当面の狙いです。が、それだけに限らず、AI技術とビッグデータを結ぶつけることにより自動車以外の新たな産業創出にもつなげていきたいとのことです。5年間で約10億ドル(約1210億円)の予算を投じる予定のようです。

CEOには米DARPAの元プログラムマネージャーでロボット・人工知能の研究で有名なギル・プラット氏が就く予定で、また米MITやスタンフォード大と共同で設立した研究センターとも連携し、世界最先端の陣容を整えて、米グーグルや米IBMなどに対抗したいとのことです。

ニュースルーム(2015.11.6)のサイトは、http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/10169760/です。







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“YOGA Tab 3 Pro 10(レノボ・ジャパン)”とは

2015-11-11 23:03:43 | PC・カメラ・他デジタル機器

レノボ・ジャパンが2015年11月16日に発売予定のタブレット(多機能端末)です。

特徴は、プロジェクタを内蔵していて、最大70インチ(約178cm)の映像を家庭内で楽しめる点です。前面には4つのスピーカーを備えていて迫力のあるサウンドで臨場感のある映像が楽しめるようです。プロジェクタは回転させることが可能で映像を壁や天井など好きな場所に投影することができるようです。また、アプリケーションのスマートサイドバーで画面をタッチするだけでプロジェクターのフォーカスが簡単に調整できるようです。

その他、OSはAndroid5.1、CPUはインテルAtom x5-Z8500、ディスプレイは10.1型、メモリーが 2GB、ストレージが32GBなどです。Wi-Fiモデルと高速通信のLTEモデルがあるようです。

本体サイズは247(W)×179(D)×4.68(H)mm、重さは約665gとなっています。

オープン価格ですが、店頭では、Wi-Fi搭載モデルで6万5800円(税別)と想定されています。

プレスリリース(2015.10.27)のサイトは、http://www.lenovo.com/news/jp/ja/2015/10/1027.shtmlです。


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“プライベート・ビエラ T5シリーズ(パナソニック)”とは

2015-11-09 23:38:01 | 小型家電・スマート家電

パナソニックが2015年6月12日に発売した小型テレビです。画面サイズは、10型と15型の2種類です。

このテレビの特徴は、箱型の機器(チューナー+レコーダー、500GBのハードディスクを内蔵)と携帯型ディスプレイとで構成され、両者間が無線LANで接続されていることです。

放映中の番組やレコーダーに録画した番組を無線LAN経由でディスプレイに送信することにより、家の中の好きな場所にディスプレイを置いて番組を楽しむことができるようです。また、ディスプレイにはマイクロSDカードを装着することも可能で、番組をコピーしたマイクロSDカードを用意すると外出先へディスプレイを持ち出して番組を楽しむことができるようです。

ディスプレイ部分のサイズは15型で388mm×249mm×15.9mmで、重さは1.4kgとのことです。

オープン価格ですが、15型で6万5000円前後で実売されているようです。

プレスリリース(2015.4.27)のサイトは、http://news.panasonic.com/press/news/data/2015/04/jn150427-1/jn150427-1.htmlです。


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