“カロッツェリア エアーナビ AVIC-T-07（パイオニア） ”とは

パイオニアが6月下旬に発売予定のポータブルカーナビゲーションです。

最新の地図データをインターネットからMicroSDカードにダウンロードし、そのMicroSDカードをナビゲーション本体に挿入することで地図の更新が簡単にできるとのことです。2013年10月まで、追加料金なしで地図データの更新が可能とのことです。

また、カロッツェリアのユーザー同士で渋滞情報（注：「スマートループ渋滞情報」と呼ばれる）を共有し、VICS情報ではカバーされていない道路の渋滞情報の利用も可能となり最適なルートでの走行が可能になるとのことです。

オープン価格ですが、6万～7万円前後と想定されています。

なお、同時期にT-05とT-05-S1の2機種（ともに4.8型画面）も発売されることになっています。

報道資料のサイトは、http://pioneer.jp/press/2010/0506-3.htmlです。

“イクリプス AVN7500（富士通テン）”とは

富士通テンが6月上旬に発売予定のカーナビゲーションシステムです。2010年の夏モデルです。

地図データはインターネットの専用サイトからSDカードにダウンロードすることにより、自宅でも最新版に更新可能（マップオンデマンドを採用）とのことです。

また、細い路地にある目的地でも直近まで音声で案内する機能（細街路案内機能）がついているとのことです。

オープン価格ですが、21万円前後と想定されています。

AVN7500（メモリナビゲーション）の他に、AVN770HDとAVN660HD（HDDナビゲーション）の2機種も同時期に発売され、AVNの夏モデルとしては3機種が発売されます。

プレスリリース（2010.5.11）のサイトは、http://www.fujitsu-ten.co.jp/release/2010/05/20100511_01.htmlです。

“JALマイルフォン（JALインターナショナル＋KDDI＋インフォニックス）”とは

日本航空（JAL）インターナショナ、KDDI及びインフォニックスが6月1日に開始予定のサービスで、携帯電話の利用料金に応じてJALのマイルが獲得できるものです。JALマイルフォン自身は今月の5月18日に販売開始されています。

このサービスは、JALインターナショナル が顧客サービスの向上を狙いに導入するもので、KDDIの携帯電話（au）のインフラとインフォニックス (東京都豊島区) が展開する「SELECT MOBILE」(セレクトモバイル、MVNOのプラットフォーム) との連携で実現されています。

JALマイルフォンの料金をJALのクレジットカードで支払うことが条件で、100円毎に1～7マイル（注：どのマイル数かは携帯の利用状況に依存）が付与されるとのことです。

また、auの通信回線を利用するため、au端末としての割引サービスも考慮されているようです。

ニュースリリース（2010.5.18）のサイトは、http://www.kddi.com/corporate/news_release/2010/0518/index.htmlです。

JALマイルフォンの公式サイトは、http://jalmilephone.selectmobile.jp/です。

“740N（ソフトバンクモバイル）”とは

ソフトバンクモバイルが4月30日に発売した子供向けの携帯電話（コドモバイル）です。NEC製です。

通話とソフトバンク同士のメール（SMS）に機能を制限しているようです。インターネットを閲覧するためのブラウザは搭載されていません。防水性能も備わっています。

夜間の利用を制限したり、通話相手を限定したりできるとのことです。ワンタッチで鳴らせる防犯ブザーも搭載されているようです。また、GPS機能が搭載され、子どもの居場所を簡単に確認できるような機能もついているとのことです。

また、同日には、シンプルな仕様でビジネスシーンでの利用にも配慮された携帯電話「741N」も発売されています。

プレスリリース（2010.4.26）のサイトは、http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2010/20100426_01/index.htmlです。

“VAIO Pシリーズ（ソニー）”とは

ソニーが、5月22日に発売予定のノートパソコン（ソニーでは「ポケットスタイルPC」と呼ばれる）です。2010年夏モデルです。型番は、VPCP119KJ/*（*：D、P、Wでカラーに対応）です。

液晶の両脇にタッチパッドとクリックボタンが追加され、外出時の操作性を向上させています。左右ボタンを同時に押しながら、タッチパッドを動かすとスクロールできるなどです。

また、加速度センサーが新たに搭載され、本体を軽く左右に傾けるだけで、Webのページ送りや戻しの操作が可能になるとのことです。

仕様は、OSがWindows 7 Home Premium、CPUがAtomTM Z530 (1.60 GHz)、画面は8型ウルトラワイド（1600×768ドット）、主メモリが2GB、補助メモリがSSDで64GB、その他W-LAN（abgn)/WiMAX/Camera/Bluetoothを具備、などとなっています

オープン価格ですが、10万円前後と想定されています。

プレスリリース（2010.5.10）のサイトは、http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201005/10-0510/です。

“エコ・ドライブ ドーム（シチズン時計）”とは

シチズン時計が6月10日（注：時の記念日）に発売予定の腕時計です。ホワイトモデル （BY0030-04E）とブラックモデル （BY0039-00E）の2つ（各250個）が発売されます。

光発電機能を搭載しているため電池の交換が不要な点が特徴です。エコ・ドライブとは、光を電気エネルギーに変えるソーラーセルを内蔵し、変換された電気エネルギーにより時計を動かす仕組みを指しています。

また、ドーム型の球面ガラスや、何重にも重なった文字板のデザインが印象的となっています。

さらに、世界26都市とUTC（Universal Time Coordinated、協定世界時）の時刻切り替えを回転ディスクで表示し、りゅうずの操作だけで各都市の時刻やカレンダーにすばやく変更できる機能（ダイレクトフライト機能）も付いているとのことです。

希望小売価格は26万2500円（予定）とのことです。

お知らせのサイトは、http://citizen.jp/topics/2010/basel2010-dome.htmlです。

“アイバートM（シチズン時計）”とは

シチズン時計が今年の4月30日に発売した腕時計です。ダークグレーモデル(革バンド)とシルバーモデル(メタルバンド）の2つがあります。

近距離無線通信技術のブルートゥース機能を利用して携帯電話と通信できるようになっており、携帯電話への通話着信、メール着信、最新ニュース配信などが振動と表示で腕時計の方へ通知されるとのことです。

また、腕時計側からのリモート操作により、携帯電話をマナーモードに切り替えたり、カメラのシャッターを押したりすことも可能なようです。

対応している携帯電話は、4月時点でソフトバンクモバイルやディズニーモバイルのシャープ製携帯電話のようです。

オープン価格ですが、3万円前後と想定されています。

製品お知らせ（2010.4.13）のサイトは、http://citizen.jp/topics/2010/20100413.htmlです。

“ＤＤＲ３”とは

Double Data Rate 3の略で、パソコンの主記憶などに用いられる半導体メモリ(DRAM：Dynamic Random Access Memory)の規格の一つです。

従来のDDR2を改良した規格で、データ転送速度は最大1.6GbpsでありDDR2の2倍となっています。また、動作電圧は、DDR2の1.8Vに対し1.5Vと低減化されているため、省電力となっています。

2009年の秋モデルからパソコンへの採用が増えていき、マイクロソフトのOS「ウインドウズ7」の発売などによるパソコン売上増とともにDRAM市場に浸透しつつあるようです。

エルピーダメモリ（日本）、サムスン電子（韓国）、ハイニックス半導体（韓国）などの半導体メーカが販売を競っているようです。

“LaVie（ラヴィ） S（NEC） ”とは

NECが今年の4月22日に発売したノートPCです。2010年夏モデルの一環です。

「シンプル/コンパクトさを求め、スタイルにもこだわりを持つユーザー」を対象とした製品とのことです。オールインワン型のノートPCで、15.6型のLED液晶、DVDドライブが搭載されています。また、19mmピッチのフルキーボードと独立した10キーボードが搭載されています。

従来のオールインワンノート（注：2010年1月18日発表のLaVie Lシリーズ）が厚さ40.5mm、質量3.1kgであるのに対し、この機種では厚さ35mm、質量2.4kgと薄型・軽量となっています。

バッテリ駆動時間は約1.9～2.1時間、オプションのLバッテリを使用すると約4.0～4.5時間とのことです。

オープン価格ですが、11万5000円～15万円前後と想定されています。

プレスリリース（2010.4.19）のサイトは、http://www.nec.co.jp/press/ja/1004/1901.htmlです。

“GPS搭載ディジタルカメラ”とは

GPS機能を搭載し撮影した写真に緯度や経度の位置情報を記録することができるディジタルカメラです。GPS内蔵デジカメ、GPS搭載デジカメなどと呼ばれます。

最近、GPS機能を搭載したディジタルカメラの販売が増えてきているようです。

以前、ニコンから「COOLPIX P6000」（2008年8月29日発売、6万円前後）が提供されていましたが、今年（2010年）の3月にソニーとパナソニックから下記の機種が発売されました。

ソニー　「Cyber-shot DSC-HX5V」（2010年3月5日発売、実勢価格は3万7700円）

パナソニック　「LUMIX DMC-TZ10」（2010年3月15日発売、実勢価格は3万7800円）

さらに、カシオ計算機は、モーションセンサー技術で人の動きを感知することにより、屋内などGPSの電波を受信できない場所でも位置推定できる「ハイブリッドGPS」機能を搭載するデジタルカメラを開発中とのことです。年内に発売される予定です。

衛星からの電波だけに頼らずに位置が残せると個人の行動履歴も記録できるようになるため、新しい製品の誕生との見方がされているようです。