ソニーが、2014年9月5日に発売予定のミラーレス一眼カメラです。有効画素数は2430万です。
「小型軽量ボディに、179点のAF(オートフォーカス)センサーで動きの速い被写体を捉え続けるAF性能を実現」といったフレーズが付けられています。
オートフォーカスの性能が高められ、動き回る子供やペットを撮影しやすいようです。また、タッチパネル式に画面に触れるだけでピント合わせができたりするようです。
オープン価格ですが、本体(ILCE-5100)が5万5000円前後(税別)、レンズ1本が付いたセット(ILCE-5100L)の価格が7万円前後(税別)と想定されています。
プレスリリース(2014.8.19)のサイトは、http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201408/14-0819/です。
「ソフトバンクモバイル」が、米「スプリント」(注:携帯電話会社、ソフトバンクが2013年7月に買収)と共同開発し、日本において2014年8月29日から発売予定のスマートフォンです。シャープ製です。なお、シャープはこの機種を他のキャリアへは提供せず、ソフトバンクのみへの提供とのことです。
特徴は、外枠のない5型の液晶画面を搭載していることとのことです。「フレームレススマートフォン」という名前がつけられています。
スプリントも、米国でこの機種を発売予定とのことですが、ソフトバンクとスプリントは、日本と米国で、定額料金でアプリを使い放題にするサービス(※)を8月29日より開始する予定のようです。
※ "App Pass"と呼ばれるサービスで、月額370円(税抜)で一部のスマートフォン向けアプリを自由にダウンロードして利用可能。
プレスリリース(2014.8.18)のサイトは、以下です。
http://www.softbank.jp/corp/group/sbm/news/press/2014/20140818_04/(注:アクオスクリスタル関係)
https://www.softbank.jp/corp/group/sbm/news/press/2014/20140818_02/(注:App Pass関係)
身に付けて歩数や消費カロリー、その他などが計測できる機器のことです。健康ブームや進展しているスマートフォンとの連携が可能などから商品に人気が集まっているようです。
以下のようなものが知られています。
1.SmartBand SWR10(ソニー製)
・リストバンド型のウェアラブル端末です。9780円(税別)です。
・腕に付けて使用。歩数、消費カロリーなどが計測でき、計測値はスマホへ無線で送ることができるようです。
2.UP24 ALP-UP24(Jawbone、ジョウボーン製)
・ライフログ リストバンド 活動量計。1万6200円(税別)。
・手首に装着して使用します。睡眠の深さや時間を分析して、目覚め易いタイミングを教える機能などもあるようです。iPhone アプリと連動させ、「運動」や「睡眠」などのライフログを管理できるとのことです。
3.その他
(1)Fitbit One FB103(Fitbit製)ワイヤレス活動量計、9480円(税別)
(2)My Way Fit BT-001(デザインファクトリー製)スマホ連動・ワイヤレス歩数計、3980円(税別)
(3)カロリスキャン HJA-400(オムロンヘルスケア製)活動量計、3380円(税別)
関連ブログ(2014.8.16)も参照。
→http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=8fce5727bb48508e444d590672cc785a&p=1&disp=50
ワイモバイルが、2014年8月1日に発売したスマートフォンです。中国Huawei製です。
「メタルフレームを採用し、6.8mmのスリムボディに重さ110gの軽量化を実現したスマートフォン」といったフレーズが付けられています。
特徴は薄くて軽量なところです。具体的には、厚さが6.8mm、重さが110gとのことです。
また、高性能カメラが内蔵されていて、暗いところや接写でもきれいな写真が撮れるとのことです。
プレスリリース(2014.7.17)のサイトは、http://www.ymobile.jp/corporate/press/2014/071702.htmlです。
回転寿司チェーンの「あきんどスシロー(※1)」が、2012年に導入を開始した、コンベア上へ提供する寿司ネタの種類や量を来店客の滞在時間対応に予測するシステムです。
※1 1975年、大阪市に創業。2013年9月現在で全国362店舗を運営しているようです。2011年より回転寿司の売り上げ日本一を続けているようです。
ビッグデータの活用は、流通業、製造業、農業など色々な分野で行われつつありますが、飲食業においても需要予測などにおいて行われているようです。
回転寿司チェーンの「あきんどスシロー」は、以前より蓄積していた膨大な寿司ネタの販売データ、いわゆるビッグデータを、効果的に分析しコンベア上へ提供する寿司ネタの需要を来店客対応に予測する『回転すし総合管理システム』を2012年に導入したようです。具体的には、コンベア上に流す寿司ネタやその量を、当該客の1分経過後、さらに15分経過後に予測するようです。
この予測に基づいて店舗を営業したところ、鮮度管理のために一定時間注文されなかった場合(例えば、”まぐろ”の場合、コンベアに載せられてから距離にして350m以上そのままであった場合)に廃棄される量が、導入前の約1/4に削減したとのことです。
導入に至った背景として、かねてより、(1) RFIDの導入により毎年10億件以上のデータが収集できていたものを何とかうまく活用したい、また、(2)コンベア上に載せられるネタのなかで一定時間以上そのままで廃棄となるものを何とか減らしたい、と思っていた中で、ビッグデータ分析ツール(プラットフォーム)の「QlikView」(※2)との出会いがあったようです。店長のノウハウと組み合わせることにより、上記の「回転すし総合管理システム」を作り上げるに至ったとのことです。
※2 販売元は「ソフトバンク・テクノロジー」です。
意味からすると「膨大なデータ」ということですが、その定義はまだ固まっていないようです。
単に、データ量が大きいということではなく利用価値があるものをビッグデータと呼ぶようです。専門家の間では、「企業の経営や事業、人々の生活に役立つ知恵を導きだすためのデータ」というような解釈が定着しつつあるようです。
米大手調査会社のIDC(International Data Corporation)は、以下の3つの条件のうちいずれかひとつが満たされるとビッグデータと言えると提唱しているようです。
(1) 100テラ(注: テラは10の12乗)バイト以上の規模で収集・蓄積されたデータ
IDCの試算では、2012年のデータ量は全世界で2.8ゼタバイト(注:ゼタは10の21乗。ギガ→テラ→ペタ→エクサ→ゼタ→ヨタと3乗ずつ増えます。)で、2020年には40ゼタバイトに増加するとのことです。
(2) 高速に収集・処理されたデータ
交通事故時のデータ収集のように瞬時に収集して分析されるようなものもビッグデータの要因と位置付けられています。
(3) 毎年1.6倍以上のペースで増え続けるデータ
新たな情報が急速に増えていくことも利用価値を高めることからビッグデータの要因として位置づけられています。
ビッグデータが注目されるようになったのは、収集されるデータ量が増えたということだけでなく、それらを処理・蓄積できるIT(情報技術)が手ごろな価格で整いつつあることが要因となっているようです。
不特定多数を対象に予め決められた路線を定期に運行する路線バスとは異なり、利用者からの予約を受け付け依頼者の家を回って目的地まで送るバスのことです。オンデマンド運行型バスの一種と考えられます。
電話などで予約を受け付け、依頼者宅を順に訪れてバスに乗車させ、病院、スーパーなどのそれぞれの目的地まで送り、対応する依頼者を降車させるようなイメージです。
この種の予約型バスは2014年3月末現在で314市町村で導入されているとのことですが、政府は今年中に閣議決定予定の「第1次交通政策基本計画(平成26年度~令和2年度)(※)」に、2020年度までに700市町村に拡大させる目標を盛り込もうとしているようです。
※「交通政策基本法」(注:2013年11月27日成立、同12月4日公布・施行)の第15条第1項に、政府は交通の施策に関する基本的な計画として「交通政策基本計画」を定めることが規定されています。
人口減によるバスの乗車客の減少や自動車を運転できない高齢者(交通弱者)の増加への対応などから、新たな公共交通としての期待がかけられているようです。
東芝が、2014年8月20日に発売予定のリストバンド型活動量計です。
『スマートフォンと連携し「活動量・睡眠・食事」を記録』、といったフレーズが付けられています。
腕時計のように腕に取り付けて使用するウェアラブル機器で、歩数や消費カロリーを計測できる他、睡眠のサイクルなども自動的に計測するとのことです。記録したデータは、専用アプリをインストールしたスマホへ無線で転送され、アプリによってグラフ化されて保存できるようです。
また、1回の充電で、2週間使い続けられる点も特徴となっています。重さは27gです。
東芝では、当社が販売している(する予定の)他のウェアラブル機器も含め、収集されたデータをビッグデータとしてクラウド上で管理しユーザへ分析結果を提供するなど、クラウドと連携させたサービスへ発展させていく方針があるを掲げているようです。
オープン価格ですが、インターネット通販のアマゾンやヤフー!ショッピングで、1万3500円(税込み)です。
プレスリリース(2014.8.11)のサイトは、http://www.toshiba.co.jp/about/press/2014_08/pr_j1101.htmです。
ビッグデータを効率よく処理する新たなコンピュータアーキテクチャの考え方です。米IBMのスティーブ・ハム氏が名付けたようです(※)。スティーブ氏によると、コグニティブコンピュータとは、大量のデータがあるところで演算処理を行い、自ら学習し、人間を支援するコンピュータをイメージしているようです。
※ 関連書籍として、「スマートマシンがやってくる」(ジョン・E・ケリー3世、スティーブ・ハム著、三木俊哉訳、日経BP社、2014年7月、http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1106422836/subno/1)が出版されています。
従来のノイマン型コンピュータ(即ち、メモリにプログラムやデータを格納し、メモリから命令やデータを取り出しながら実行していくコンピュータ)と異なり、データとその処理装置(プロセッサ)とが一体化されている点に特徴があるようです。
ノイマン型コンピュータの開発目標が処理性能向上にあるのに対し、コグニティブコンピュータの開発目標は、データから推論を導き所定の目標を達成させることにあるようです。
レジで買い物客に渡すレシートは、従来、紙に印刷されたものですが、電子レシートは、買い物客のスマートフォンなどに表示されるようにしたものです。
即ち、買上商品の明細レシートは電子化されて管理センターにデータとして記録され、買い物客は自分の携帯端末から好きなタイミングで記録されたレシートを検索し端末上に表示させることが可能となります。店舗側にとっては、経費の節減や環境負荷の低減の効果があり、買い物客にとっては家計簿の管理が楽になるなどの効果が期待されます。
東芝テックと博報堂との共同開発である「電子購買証明サービス」のプレスリリース(2013.3.4)のサイトは、http://www.toshibatec.co.jp/page.jsp?id=3625です。
東芝テックの『スマートレシート』と大日本印刷の『レシーピ!』とのデータ連携のプレスリリース(2014.1.21)のサイトは、http://www.toshibatec.co.jp/page.jsp?id=4286です。