気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“Intel Edison(インテル)”とは

2017-01-31 23:57:31 | PC・カメラ・他デジタル機器

インテルが開発した、 IoT デバイス向けの超小型シングルボードコンピュータです。

SDメモリーカードと同じサイズの筐体に、マイクロプロセッサ(デュアルコアの Intel Atom 500MHz)、メモリ(1GB)、通信用のWi-Fi、Bluetoothが搭載されています。

2014年1月に開催されたCES(Consumer Electronics Show)で発表され、2014年9月9日に発売されています。CESでの発表を紹介している記事は、例えば以下のサイトです。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/665900.html

なお、各種のIOを装備したものとして、Intel Edison kit for Arduino や Intel Edison breakout ボードなども発売されています。

以下のような書籍も販売されています。

 「Edison & ArduinoではじめるIoT開発 インテルCPU搭載の超小型基板」(nekosan、工学社、2015年10月、¥2,916)

「スマホで動かすArduino AndroidとBLEで電子工作」(鄭立、リックテレコム、2016年6月、¥2,376)


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"ブロックチェーン"とは

2017-01-29 23:52:22 | ブロックチェーン

サプライチェーンやフランチャイズチェーンなど「・・・チェーン」という言葉がありますが、「ブロックチェーン」がどんな分野に属する言葉なのか、最初に耳にした人はイメージしにくいのではと思います。

「ビットコイン(Bitcoin)」などの仮想通貨を支える基盤技術のようですが、単に金融分野に留まらず、例えば、IoT、物流、サプライチェーン、コンテンツ流通など社会インフラに幅広く適用できそうで、俄かに注目を集めてきているようです。

例えば、以下のような説明があります。

『インターネットなどオープンなネットワーク上で、高い信頼性が求められる金融取引や重要データのやりとりなどを可能にする「分散型台帳技術」。その中心となるのが「ブロックチェーン」』(http://www.nttdata.com/jp/ja/services/sp/blockchain/latest/より)

2016年以降に、例えば、以下のような関連書籍が出版されています。

『ブロックチェーン革命 分散自律型社会の出現』(野口悠紀雄、日本経済新聞出版社、2017年1月)

『この1冊でまるごとわかるブロックチェーン&ビットコイン 入門編』(日経ビッグデータ、日経BP社、2016年11月)

『ビジネスブロックチェーン ビットコイン、FinTechを生みだす技術革命』(ウィリアム・ムーゲイヤー、日経BP社、2016年11月)

『ブロックチェーン仕組みと理論 サンプルで学ぶFinTechのコア技術』(赤羽喜治他、リックテレコム、2016年10月)

『ビットコインとブロックチェーン 暗号通貨を支える技術』(アンドレアス・M・アントノプロス、NTT出版、2016年7月)

『ブロックチェーンの衝撃 ビットコイン、FinTechからIoTまで社会構造を覆す破壊的技術』(ビットバンク株式会社他、日経BP社、2016年6月)


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"LIFEBOOK UH75/B1(富士通)"とは

2017-01-27 23:49:31 | PC・カメラ・他デジタル機器

富士通が2017年2月16日に発売予定のノートPCです。

ディスプレイのサイズが13.3インチで重量が777gとのことで、このサイズのノートPCとしては世界最軽量だそうです。

その他、CPUはインテルのCore i5 7200U/2.5GHz/2コア、SSD容量は128GB、メモリ容量は4GB、 OSはWindows 10 Home 64bit、指紋センサー付きなどです。

オープン価格ですが、店頭では19万円前後(税抜き)です。

プレスリリース(2017.1.17)のサイトは、http://pr.fujitsu.com/jp/news/2017/01/17-1.htmlです。


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"自動翻訳タクシー(KDDI)"とは

2017-01-26 23:13:21 | 宅配便・輸配送(管理)サービス

KDDIがタクシー会社(即ち、「三和交通」、「境交通」)と協力し、2016年12月20日から2017年3月にかけて実証実験中の、自動翻訳システムを搭載したタクシーです。

自動翻訳は、クラウド方式を採用し、インターネットを介して行われるようです。英語、中国語、韓国語の3か国語に対応しているとのことです。

実験車では、運転席と後ろの座席にスピーカーが取り付けられ、翻訳された合成音声が流れるとともに、座席のタブレット上には翻訳文も表示されるようです。

実証実験は、2台のタクシーを用いて東京都内で行っており、東京五輪・パラリンピックが開催される2020年に本格運行することを目指しているようです。

ニュースリリース(2016.12.20)のサイトは、http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2016/12/20/2210.htmlです。


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“arrows NX F-01J(NTTドコモ)”とは

2017-01-14 23:01:10 | スマホ・モバイル機器

NTTドコモが2016年12月2日に発売したスマートフォンです。富士通製です。

「ドコモスマホで最も厳しい水準の落下試験をクリア。画面割れに強く、快適な使い心地」といったフレーズが付けられています。

落としても画面が割れにくい、本体に傷がつきにくい、といった特徴があります。本体の設計に種々の対応が施されているようです。本体を様々な角度で1.5mの高さからコンクリート上へ落とす試験にも合格しているようです。

また、虹彩認証「Iris Passport(アイリス パスポート)」機能を備えていますが、虹彩を読み取るカメラの工夫で認証率を前機種の2倍にアップさせているとのことです。

その他、OSはAndroid 6.0、画面サイズは5.5型、内蔵メモリはROMが32GBでRAMが3GB、搭載されているカメラの画素数は背面が2300万で前面が500万、バッテリー容量は2850mAh、本体サイズは156×75×7.7mm、重さは169gなどです。

価格は新規一括で9万3000円程度となっています。

報道発表資料(2016.10.19)のサイトは、https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2016/10/19_00.htmlです。


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"ダイナブック V82(東芝クライアントソリューション)"とは

2017-01-08 23:38:08 | PC・カメラ・他デジタル機器

東芝クライアントソリューションが、2016年12月9日に発売した、2in1型(即ち、1台でタブレット、ノートPCのいずれとしても使えるタイプ)のパソコンです。

画面が360度回転するようになっていて、ノートPC、タブレットのいずれとしても使用可能です。

「ダイナブックV」シリーズの最上位機種に位置付けられています。

バッテリー性能の向上(フル充電で17時間使用可能)、急速充電への対応(例えば、30分だけの充電で約7時間、60分の充電で11時間使用可能)、顔認証システムの内蔵、放熱効率の向上(底面以外に背面からも吸気)、耐振動・衝撃性を高めたカバーなどが特徴です。

その他、液晶サイズは12.5インチ、CPUはCore i7、SSD容量は512GB、メモリ容量は8GB、OSはWindows 10 Home 64bit、サイズは299x15.4x219 mm、重さは1.099 kgなどです。

オープン価格ですが、23万円前後と想定されています。

プレスリリース(2016.12.1)のサイトは、https://dynabook.com/press-release/20161201.htmlです。


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"グランドステーション プロ(DJI)"とは

2017-01-07 23:53:43 | ドローン

中国「DJI」(ドローンの世界最大手)が提供を開始した、ドローン機体の自動飛行を制御するアプリです。米ラスベガスで開催された”CES 2017”(2017.1.5~8)の中で発表されたようです。米「アップル」のタブレット「iPad」向けとなっています。

予め、飛行経路、速度、空撮位置などの機体の動作を細かく設定できるようです。ドローンを飛ばせないエリアに近づくと、自動で空中で停止するような機能もついているようです。

ドローンを使った空中撮影、農業での農薬散布、施設や現場の点検作業などへの利用を想定しているようです。

これまで自動飛行の経路などの詳細設定はPCにて行う必要がありましたが、このアプリの開発により携帯できるタブレットで可能とのことで、ドローンの作業効率が向上するとのことです。

 プレスリリース(2017年1月5日)の日本語翻訳版サイトは、http://www.dji.com/jp/newsroom/news/ground-station-proです。

製品紹介サイト(英語)は、http://www.dji.com/ground-station-proです。


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"RFtouch(トッパン・フォームズ)"とは

2017-01-05 23:53:02 | IoT・デバイス・プラットフォーム・変革

「トッパン・フォームズ」(1955年5月設立、東京都港区)が、2016年11月より提供開始した、ICタグ読み取り専用アプリです。

「IoTで業務プロセスを革新」「スマートデバイス活用 簡単操作で手軽に情報連携が可能」といったフレーズが付けられています。

iOS対応で、iPhoneやiPodtouchに「RFIDリーダー」を装着した上で、このアプリを利用することにより、ICタグを簡単に読み取ることができるようです。このアプリは、ICタグ情報の収集に加え、入出庫や棚卸しなどの既存機能を備える上、ICタグの貼付されたモノ個別にステータス状態を簡単に登録できるようです。

将来的にはスマホが持つ位置情報やカメラなどとの連携も可能で、モノを位置や写真などと紐づけて管理するようなこともできるとのことです。GPSで取得した位置情報やカメラ機能で撮影した画像をIDに付加し高精度なロケーション管理を実現できるようです。

スマホなどの汎用デバイスの利用で可能なため、専用端末を使う場合に比べ、安価で導入しやすいとのことです。

ニュースリリース(2016.11.1)のサイトは、http://www.toppan-f.co.jp/news/2016/1101.htmlです。


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"Amazon Dash Button(Amazon)"とは

2017-01-03 23:33:11 | 電子商取引・小売り・リテイリング

Amazonが、2016年12月5日に「Amazonプライム」会員向けに提供開始した、新たなネット注文に使用できるIoT機器です。

自宅の壁など操作しやすい好きな場所(注:Wi-Fi接続できることが条件)に取り付け、PCやスマホを使うことなく、その機器のボタンを押すだけで、登録されている会員情報に基づいて、対応する商品の注文を完了できるというものです。同じ商品を補充する時の注文に便利とのことです。

このボタンは、商品ブランド毎に提供されるようです。日本では、花王の洗剤「アタック」、サントリービールの「オールフリー」など日用品から食品まで40超のブランドが用意されているようです。

スマホ向けアプリ「Amazonショッピングアプリ」と連携しており、ブランド毎に注文したい商品を設定したりできるようです。

アマゾンダッシュボタンの価格は、どのブランドについても一律500円ですが、最初に使用した時に500円の割引があるようですので、実質価格は0円ということになります。

Amazonの本ボタン紹介サイトは、https://www.amazon.co.jp/b?node=4752863051です。


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