気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“ポータブック XMC10(キングジム)”とは

2016-01-20 23:08:30 | PC・カメラ・他デジタル機器

キングジムが2016年2月12日に発売予定の、携帯性と使いやすさを両立させたノートパソコンです。出張するビジネスパーソンをターゲットにした商品とのことです。

キングジムは、これまで、テプラ(1988年)、ボイス・タイマー(1990年)、ポメラ(2008年)、ショットノート(2011年)と数々の電子文具を投入してきましたが、当社として初めてノートパソコンを投入するとのことです。開発したのは、台湾のEMS大手のペガトロンだそうです。

文具の枠を超え、新たな挑戦へ!“使いやすさ”と“携帯性”を両立した新発想のたためるPC」といったフレーズがつけられています。

画面は8インチですが、キーボードは12インチのパソコンと同等サイズとなっている点が特徴です。飛行機や新幹線の中の狭い座席でも快適に文字入力ができるようです。

その他、CPUはAtom x7-Z8700(Cherry Trail)/1.6GHz/4コア、メモリ容量は2GB、OSはWindows 10 Home 64bitなどです。重さは約830gです。

オープン価格ですが、店頭で9万円前後と想定されています。

ニュースリリースのサイトは、http://www.kingjim.co.jp/news/release/detail/_id_20612です。 


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“Tipron(セレボ)”とは

2016-01-16 23:20:09 | 情報技術・情報処理技術・サービス

ディジタル家電開発のCerevo(東京・千代田)が試作したプロジェクタを搭載した自走式の家庭用ロボットです。自宅で映画鑑賞したりするだけでなく、オフィスでの利用も考慮されているようです。

プロジェクタとスピーカを内蔵し、3m離れた天井、壁などに、最大で80インチの映像を投影することができるようです。車輪が付けられており、室内で事前に指定された場所まで自走したり、自動で充電場所まで戻ることもできるようです。

高さは約80cmですが、使用していない時や移動時はプロジェクタ部を収納して約半分の高さに変わるようです。即ち、外形寸法は、プロジェクタ収納時が300×340×400mm(幅×奥行き×高さ)、プロジェクタ利用時が300×330×800mm(同)とのことです。

バッテリ容量は5,800mAh、約2時間の充電で約2時間の駆動が可能とのことです。

2016年内の発売を予定しており、価格は10~20万円(税抜)を想定しているとのことです。

ニュースリリース(2016.1.5)のサイトは、https://info-blog.cerevo.com/2016/01/05/1712/です。

 

 

 

 

 

 


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“Physical Web(グーグル)”とは

2016-01-15 23:26:56 | IoT・デバイス・プラットフォーム・変革

グーグルが2014年10月に発表した新プロジェクトで、アプリを介さずにデバイスとインターネットとを連携できる標準規格です。

バス停や自動販売機などの対象機器に固有のURLを割り振り、スマホやタブレット上にWeb経由で対象機器の情報などを表示できるようです。Web経由のため、バス停用のアプリや自動販売機用のアプリをスマホやタブレットにインストールする必要はないようです。

即ち、対象機器につけられたビーコン(Bluetooth LE)にスマホなどを持った人が近づくと、ビーコンの電波を検出し、ビーコンからURI(URL)を受け取ります。このURLを受け取るとResolverという仕組みを経由してWebから対応する情報を受け取り、それをスマホなどに表示するという仕組みです。

Physical WebのGoogleサイトは、https://google.github.io/physical-web/です。

 

 


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“サーフェスブック(マイクロソフト)”とは

2016-01-14 23:36:12 | PC・カメラ・他デジタル機器

マイクロソフトが、2月4日(木)に発売予定の、同社としては初めてのノートPCです。米アップルの製品「マックブックプロ」の対抗機種と位置づけているようです。

1月14日(木)より、全国の量販店やオンライン店舗( Microsoft Store) で予約を受け付けるとのことです。

ディスプレイは13.5型で解像度は3000×2000です。キーボード側にNVIDAのGPUを内蔵したモデルもラインアップされているようです。ディスプレイ部は取り外してタブレット端末としても利用できるようです。

本体サイズは、232.1(幅)×13~22.8(高さ)×312.3(奥行)mm、重量はGPU非搭載モデルが1515g、GPU搭載モデルが1579gとのことです。

その他、OS はWindows 10 Pro、CPU は第6世代の Intel Core i5 と i7、最小構成でも8GB メモリ、最大で16GB メモリのモデルも用意されています。

一般向けモデルの最も安いモデルでも20万4800円~、となっています。

プレスリリース(2016.1.13)のサイトは、https://news.microsoft.com/ja-jp/2016/01/13/160113_surface_book/です。


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“AQUOS SERIE mini SHV33(シャープ)”とは

2016-01-13 23:11:15 | スマホ・モバイル機器

シャープがKDDI向けに2016年春までに製品化予定のスマートフォンです。「アクオス セリエ ミニ」と発音します。

片手で持ちやすい本体サイズ(約66×126×8.9mm、約120g)に、ハイスピードIGZO液晶ディスプレイ(従来の2倍のコマ数を描画可能)や高画質カメラ(メイン:有効画素数 約1,310万、サブ:有効画素数 約500万 )が搭載されています。ハイスピード撮影も可能でスーパースロー映像なども楽しめるようです。

また、音声メモ対応に進化した「emopa(エモパー)」や9種類のカラーで多彩な光り方を演出する「ヒカリエモーション」も搭載されているとのことです。

以上から、プレミアムコンパクトスマートフォンなどと呼ばれています。

価格はニュースリリース時点で未定です。

ニュースリリース(2016.1.12)のサイトは、http://www.sharp.co.jp/corporate/news/160112-a.htmlです。


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“IoT無線タグ TWE-Lite-2525A(モノワイヤレス)”とは

2016-01-05 23:07:50 | モバイル・ワイヤレス通信技術/サービス

モノワイヤレス㈱(2015年9月1日設立)が提供している、3軸加速度センサー付きの無線タグです。 型番は「トワイライト・ニコニコ・エー」と発音するようです。

超小型無線マイコン「TWE-Lite」(トワイライト)にコイン電池ホルダと3軸の加速度センサーを25 x 25 mmのサイズに小型ワンパッケージ化した構造となっています。重さは6.5 g(電池込)です。

同社が発売している超小型無線マイコンTWE-Liteを利用しやすいように加速度センサーを搭載した製品となっています。

なお、TWE-Liteは、IEEE802.15.4/ZigBeeによる小電力無線通信を行うモジュールで、徹底した低消費電力設計によりコイン電池や小型太陽電池でも動作でき、オプションの外付けアンテナを用いることで1kmまでの通信が可能とのことです。

コイン型電池(CR2032)を入れると動作を開始するようです。そのままビーコンとして使用したり、加速度センサーの各種機能を使用して様々なモノの状態をセンシングし、その結果を無線送信できるようです。

小型で省電力で動作し、通信距離は見通しで最長1k mと長いため、様々なモノに装着し離れた場所にあるモノの状態を知ることができるようです。

全国のパーツショップや通販で購入が可能なようです。例えば、秋月電子通商での通販価格は3240円とのことです。

製品紹介サイトは、http://mono-wireless.com/jp/products/TWE-Lite-2525A/index.htmlです。

 

 

 

 

 

 


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“エネルギーハーベスト”とは

2016-01-03 23:20:24 | IoT・デバイス・プラットフォーム・変革

「エネルギーハーベスティング」、「エナジーハーベスト」、「エナジーハーベスティング」などとも呼ばれます。日本語では、「環境発電」とも呼ばれるようです。

私たちの身の周りに存在している微小自然エネルギー源、例えば、洗濯機の振動、車排気の熱、室内の照明光、水道の液流、テレビ放送の電磁波などを拾い集めて、電気エネルギー(電力)に変換して、低消費電力の電子デバイスの電源として利用する技術です。

エネルギーハーバスト技術は、実際、次の3つの要素から構成されます。

(1)発電技術:自然界の微小エネルギーを電力へ変換する技術。発電デバイス。

(2)パワーマネジメント技術:微小電力の蓄積技術(蓄電デバイス)+安定的な電力供給技術

(3)低消費電力技術:低消費電力無線通信回路+低消費電力マイクロプロセッサ+低消費電力センシング回路(センサー)+低消費電力システム実装技術

最近、注目されているBLE(Bluetooth Low Energy)の無線センサーデバイスは、平均の消費電力が1mW以下に抑えられる可能性があり、エネルギーハーベストの微小電力での動作が十分可能なようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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