気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“COOLPIX P900(ニコンイメージングジャパン)”とは

2015-03-31 23:22:24 | PC・カメラ・他デジタル機器

ニコンイメージングジャパンが2015年3月19日に発売したコンパクト型デジタルカメラです。有効画素数は1605万です。

「2000mm相当の超望遠撮影が高画質で楽しめる光学83倍ズームのNIKKORレンズを搭載」といったフレーズがつけられています。

上記フレーズにもあるように、特徴は光学83倍ズームという世界最大倍率のレンズを搭載している点です。これまでの最大は65倍だったようです。さらに、手ぶれ補正の能力が高く超望遠域でもフレーミングを決めやすくなっているようです。手持ちでの望遠撮影も可能なようです。

レンズは交換式ではなく固定式となっています。本体のサイズは約139.5×103.2×137.4mm(突起部除く) 、重さは約899g(電池、メモリーカード含む) となっています。

オープン価格ですが、店頭では7万5000円前後と想定されています。

プレスリリース(2015.3.2)のサイトは、http://www.nikon.co.jp/news/2015/0302_p900_02.htmです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“SIMカード自販機(NTTコミュニケーションズ)”とは

2015-03-30 23:58:57 | 企業戦略・企業ブランド・ビジネスモデル

NTTコミュニケーションズが米国自販機メーカのズームシステムズと共同開発した、訪日外国人向けにSIMカードを販売する自動販売機です。英語と中国語に対応しており、SIMカードは3000~4000円程度で購入できるようです。

パスポート読み取りにより本人確認が可能となっており、購入したその場で利用が可能になるとのことです。このような仕組みは世界初だそうです。購入したSIMカードを日本へ持ち込んだスマホに装着することで、1~2週間、インターネットを利用できるとのことです。

2015年3月24日にお台場「AQUA CITY ODAIBA」に1台目が設置され、同26日には関西空港にも設置されたようです。さらに、他の空港への設置も検討されているとのことです。

自販機のサイズは、2,050(W)×1,010(D)×2,300(H)mmとのことです。

ニュースリリース(2015.3.27)のサイトは、http://www.ntt.com/release/monthNEWS/detail/20150327.htmlです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“Akerun(フォトシンス社)”とは

2015-03-29 23:48:23 | 情報通信技術・機器・(配信等)サービス

IoT関連機器の研究開発を手掛けるベンチャー企業のフォトシンス(photosynth)(東京、2014年9月1日設立)が2015年4月23日に発売予定の、スマートフォン(以下、スマホ)を利用してドアの開閉を可能とする装置です。即ち、ドアの鍵としての利用が可能な装置です。「アケルン」と発音するようです。

「世界初の後付型スマートロックロボット」といったフレーズが付けられています。

この装置をドアの内側の開閉つまみにとりけて利用するようです。スマホに専用のアプリをインストールして利用します。そのアプリによりこの装置とスマホとが無線通信を行い開閉が可能となるようです。

鍵を所有していない第3者に開錠する権限を時間を限って与える機能もあるようです。

価格は3万6000円(税別)とのことです。

プレスリリース(2015.3.12)のサイトは、http://photosynth.co.jp/akerun-homes/です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“クラウドファンディング”とは

2015-03-28 23:07:05 | クラウドファンディング

英語のクラウド(crowd:群衆。雲のcloudではありません)とファンディング(funding:資金調達)とを結びつけた言葉です。別名、ソーシャルファンディングとも呼ばれます。

主にインターネット上で不特定多数の人が他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指しています。

例えば、映画を制作したいという人(起案者)がいて制作資金が足りないような場合、以下のような仕組みで資金が提供され、制作が実現される可能性があります。
1.まず、起案者はサイト上で制作しようとする映画の魅力などをWeb上で発信
2.この内容から制作された映画を見てみたいと思う(共感する)不特定多数の人(支援者)が現れる。
3.支援者は自分の裁量で資金を拠出する。支援者が多数になると大きな資金力となり得る。
4.集められた資金により映画の制作が完成する。
5.起案者は、支援してもらった資金額に応じて鑑賞券や出演させるなどの特典を支援者へ提供する。

クラウドファンディングに利用できるサイトとして、例えば、朝日新聞社の「A-Port」が知られています。以下のサイトです。
→https://a-port.asahi.com/


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“アップルウォッチ(アップル)”とは

2015-03-25 23:47:08 | ウェアラブル・関連ソフト

アップルが日本で2015年4月24日から発売予定の腕時計型のウェアラブル機器(即ち、スマートウォッチ)です。予約は4月10日から受け付けるようです。

単体で使用する形態ではなくスマホ(iPhone5以降)との連携で使用します。通話、SNS閲覧・投稿、決済などです。去る2015年3月9日の米サンフランシスコにおける新製品発表会で、詳しい内容が発表されたようです。iPhone上の他社アプリ(米ウーバーの自家用車乗合サービス、米ナイキの運動管理、米フェイスブックのSNSなど)の使用例などが紹介されたようです。

本体の材質(金、ステンレス、18金)×画面サイズ(38mm、42mm)×バンドの種別×・・・=38モデルが用意されているようです。価格的には、税別で4万2800円~(何と)218万円まで用意されているようです。

以下に動画がアップされています。52分45秒あたりからアップルウォッチの紹介です。
https://www.youtube.com/watch?v=_5osYMY5n3Q

なお、アップルウォッチに関する、発表会当日のツイッターつぶやき件数(日本語)が、何と10万件を突破した(※)とのことです。

※ ホットリンクコンサルティング社のサンプリング調査による推計。

アップルウォッチの関連ブログ(2014.9.12)は、http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/8715a159ddb5c32ae57656563fca6a86です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“マックブック(アップル)”とは

2015-03-24 23:41:20 | PC・カメラ・他デジタル機器

米アップルが、2015年4月10日に発売予定のノートパソコンです。3月9日の新製品発表会(米サンフランシスコ)にて発表されました。

特徴は、本格的なノートパソコンと同程度の性能のキーボードなどを備えて、厚さが13.1mm、重さが920gとアップルのパソコンの中で最薄・最軽量とのことです。画面は12型(注:マックブックエアーは11型)です。

また、外部機器との接続口はUSB-Cのみで、通常のUSBやACアダプタなどの接続はないとのことです。いずれワイヤレスが主流になるとのメッセージではとの見方も出ています。

CPUのクロック周波数やストレージ容量の違いから2機種用意されており、税別で、一方が14万8800円、他方が18万4800円となっています。

アップルの製品紹介サイトは、https://www.apple.com/jp/macbook/です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“トレジャーデータサービス(トレジャーデータ)”とは

2015-03-23 23:59:13 | ビッグデータ・AI・利活用・サービス

米トレジャーデータ社(注:米国シリコンバレー、2011年12月設立、CEOは芳川裕誠氏)が提供する、大量のデータを収集・保管・分析するクラウド型のデータマネージメントサービス(DMS)です。

すかいらーくのモバイル・アプリ「ガストアプリ」(注:2014年10月公開)のビッグデータ分析をサポートしているようです。

すかいらーくでは、このサービスにより上記アプリの利用状況を詳細に集め販促に利用しているようです。即ち、アプリの利用者がタッチしたボタンの種類や回数、利用者の属性情報(年齢、性別など)、クーポンの利用履歴などを集め、販促の仮説を描いて実行に移し、そのデータを集めて検証というサイクルを回しているようです。

その結果、店の利用率の向上や売上の増加といった効果が現れているようです。

プレスリリース(2014.10.16)のサイトは、http://www.treasuredata.com/jp/pr10162014.phpです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“シニア向けスマホ”とは

2015-03-22 23:56:01 | スマホ・モバイル機器

文字通りシニア層の需要を見込んだスマートフォン(スマホ)です。音声の聞き取りやすさ、画面の見やすさ、操作のしやすさなどが考慮されています。

スマホの国内の普及率が5割を超えたようですが、新たな顧客獲得に向け、通信事業者大手3社は「シニア向けスマホ」の提供に力を入れているようです。

最近では、以下のようなスマホが、NTTドコモ、ソフトバンク、KDDIから販売されています。
■NTTドコモ
”らくらくスマートフォン3(F-06F)” らくらくシリーズの3機種目。富士通製、2014.7.26発売、4.5型画面、810万画素のカメラ、丸みのある本体やコントラストのはっきりした画面などが特徴。
■ソフトバンク
”シンプルスマホ2” シャープ製、2014.11.28発売、4.5型画面、800万画素のカメラ、画面の一部を簡単にズームや「LINE」や「Yahoo!地図」などの人気アプリを予め搭載などが特徴。
■KDDI
”ベイシオ(BASIO KYV32)” シニア向けスマホとしては第1弾で最も後発、京セラ製、2015.2.13発売、5.0型画面、1300万画素のカメラ、耐衝撃性があり音声を聞き易くする機能(画面全体を振動させる)が搭載されているなどが特徴。

MM総研の調べで、2014年の携帯出荷台数3828万台のうちスマホの割合は7割強(注:2770万台で72.4%)となっているようですが、MMD研究所の調査によるとシニア層(60~79歳)のスマホ普及率は携帯全体の約3割程度(27.6%)にとどまっているようです。シニア向けスマホが、今後、どのように受け入れられるか、注目されるところです。

MM総研のプレスリリース(2015.2.3)のサイトは、https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=54です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“SANYOオムニチャネル基盤システム(三陽商会)”とは

2015-03-21 23:32:45 | サイバー空間技術・プラットフォーム・サービス

アパレルメーカーの三陽商会が、2015年夏から段階的に稼働開始する予定の、全ての販売チャネルを融合させる「オムニチャネル」の実現を目的とする基盤システムです。

このシステムにより、実店舗、自社/他社ECサイトに跨って、顧客、商品、在庫の情報が一元管理できるようになる、とのことです。すなわち、どのチャネルからでも、消費者に対し同じ購入機会を与えられるとのことです。これにより、販売機会損失の減少、在庫水準の適正化、販売促進の高度化といった効果が期待できるようです。

この基盤システムは、クラウド型のシステムで、受注したNTTデータが構築することになっているようです。なお、NTTデータがアパレル業界からクラウド型オムニチャネル基盤システム(※)を受注するのは初めてとのことです。

※ NTTデータは、2014年4月より、顧客、商品、在庫、注文情報の一元管理を実現する「BizXaaS(ビズエクサース)オムニチャネル」の提供を始めているようです。

ニュースリリース(2015.3.13)のサイトは、http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2015/031300.htmlです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“米ピボタル(Pivotal)”とは

2015-03-20 23:14:47 | ビッグデータ・AI・利活用・サービス

2013年4月、EMC(62%)、VMware(28%)、GE(10%)の3社の出資で設立された、米国のデータ分析ソフト大手です。次世代エンタープライズPaaS(Platform as a Service)のための新会社です。

ビッグデータ関連のソフト製品群を用意しており、メーカーの工場設備の動作データや会計などの社内データがまとめて分析できるなどIoTにおける活用法を提案しているようです。

ピボタルジャパンは、2015年3月12日、ビッグデータ基盤を実現するための統合パッケージである「ピボタル・ビッグデータ・スイート(Pivotal Big Data Suite)」の新版を発表したようです。このスイートには、以下のようなコアとなるものが含まれ、これらコアとなるものを初めてオープンソース・ソフト(OSS)として誰もが自由に使えるような形で提供することにしたようです。
 ・分析MPP(Massively Parallel Processing)データ・ウェアハウス「グリーンプラム・データベース(Pivotal Greenplum Database)」 売上げなどの業務データを高速に分析する
 ・エンタープライズSQL on Hadoop分析エンジン「ホーク(Pivotal HAWQ)」 センサーなどから収集した非構造化データを分析する
 ・NoSQLインメモリ・データベース「ジェムファイア(Pivotal GemFire)」 メモリ上のデータを高速処理する

OSSとしての公開によりシェアを広げ、関連技術者を増やしたり商用版導入前に効果の検証をしたりする狙いがあるようです。

関連のプレスリリース(2015.3.13)のサイトは、https://news.mynavi.jp/techplus/article/20150313-a099/です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする