“らくらくホン6（NTTドコモ）”とは

NTTドコモが8月7日に発売予定の中高年向け携帯電話です。富士通製です。

特徴は、従来のらくらくホンシリーズに対して初めて防水機能が搭載されている点です。使用中についた汚れや泥などは水で洗い流すことができるようです。また、ほこりなどに対する防塵機能もついているようです。従って、ガーデニングなど屋外で活動しながらの使用には好適なようです。

また、従来の歩数計、脈拍計に加え、「活動量計」と呼ばれる機能が内蔵され、加速度センサーにより運動の激しさも測定できるようになっています。

ワンセグ（携帯端末向け地上ディジタル放送）を受信する機能もついていてかつ字幕も大きく表示できるので便利なようです。

さらに、メールについては、文章に合わせて絵文字を自動挿入する機能もついているとのことです。

オープン価格ですが、5万円前後のようです。

報道発表資料のサイトは、http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/090728_00.htmlです。

“OCEAN'S DSC100Z（ケンコー）”とは

光学メーカのケンコーが7月中旬に発売したコンパクト型デジタルカメラです。

有効画素数が1000万と高画質でありながら低価格である点が特徴です。初心者や2台目のカメラとしての需要を掘り起こす戦略品です。

動きの早い被写体や、夜景など失敗しがちな撮影もモードから選べばカメラが自動判別し適正な設定を行い思い通りの一枚に仕上がるとのことです。

光学3倍ズームが搭載され、モニタは2.7型です。また、なめらかな曲線のボディに仕上げており握りやすさにも配慮されているようです。

オープン価格ですが、店頭では9980円前後と想定されています。

メーカの製品サイトは、http://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/camera/dsc100z.htmlです。

“バイオ Wシリーズ（VPCW119XJ/P・W、ソニー）”とは

ソニーが8月8日に発売予定の低価格ノートパソコン（ネットブック）です。

10.1型のワイド液晶画面（解像度1366×768）を備え、Webページを見やすくしています。

CPUは米インテルの「アトムN280」、主メモリ容量は1GB、HDD容量は160GB、OSは「ウインドウズXP ホームエディション」となっています。

オープン価格ですが、店頭では6万円前後と想定されています。

プレスリリースのサイトは、http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200907/09-0707/です。

“グーグル携帯”とは

携帯電話向けOSの「アンドロイド」を搭載した携帯電話端末が通称でこのように呼ばれています。

特徴はグーグルがインターネットで提供しているサービスを携帯で利用しやすいことです。メールサービスの「Gメール」、地図サービスの「グーグルマップ」などが利用できます。

また、米アップル社製の「iPhone」で注目されたタッチパネル式の入力画面と同様の画面を備えています。

アプリケーションソフトはグーグルが運営する「アンドロイドマーケット」からダウンロードにより入手できるとのことで、これは、iPhoneのソフトが「アップストア」から入手できるのと同様の仕組みです。

ただ、国内で普及しているワンセグの視聴や電子決済の機能などは搭載されていないため、それらに慣れている人にとっては多少の不便を感じることになるかもしれません。

国内で最初のグーグル携帯「HT-03Ａ」（台湾HTC社製）が7月10日にドコモから発売されています。

“ThinkPad T 400s（レノボ・ジャパン）”とは

レノボ・ジャパンが6月24日に発売した、14型液晶ディスプレイを搭載した高性能ノートPCです。

厚さ21.1mm、重さ1.8kgであり、これまでのThinkPad Tシリーズの中で最薄・最軽量だそうです。

また、タッチパッドにはマルチタッチ技術が実装されており、これにより、ユーザーはドキュメントのスクロール、移動、ズームを容易に行うことができるとのことです。

同社の直販サイトで19万9500円です。

プレスリリースのサイトは、http://www.lenovo.com/news/jp/ja/2009/06/0624.htmlです。

なお、7月22日には次世代高速無線WiMAX通信モジュールを搭載したモデルも発売されています。

こちらのモデルのプレスリリースのサイトは、http://www.lenovo.com/news/jp/ja/2009/07/0722.htmlです。

“ペイパーコール広告”

Webページ、雑誌、新聞などの媒体に広告とともに電話番号を掲載し、その番号に電話がかかる毎に広告主に広告料を請求するタイプの広告です。

別名、「着信課金型広告」、「通話課金型広告」などとも呼ばれています。

広告効果の測定を行うために、広告毎に電話番号を違え、その番号への着信回数や通話時間などに基づいて課金されます。ペイパーコール広告は成果報酬型の広告です。

ペイパーコール広告が有効なのは、顧客と直接話す必要のあるような商品やサービス（例えば、保険、自動車、不動産など）や匿名で問い合わせをしたいような商品（例えば、ダイエット商品、化粧品など）の販売の場合です。

なお、クリック課金型の場合には、多くの利用者が一斉にクリックしてもリンク先のページの訪問に待たされることはありませんが、ペイパーコール型では電話での応対が必要となるため、電話が殺到すると待ちを生じさせてしまう欠点があります。

“LaVie Light Luiモデル（BR330/TA）（NEC）”

NEC及びNECパーソナルプロダクツがこの7月9日に発売した小型のノートパソコンです。

これは、ネットブック市場向けの「LaVie Light」に、Luiの「PCオンデマンド」（注：自宅にあるPCをネットワーク経由で、離れた場所から遠隔利用するNEC独自のコンセプトです）を実現するソフトウェアが搭載された商品となっています。このため、外出先からインターネットを経由して自宅などにあるPCを遠隔利用できます。

逆に、自宅のPCと接続しない場合は、「LaVie Light」として手軽にインターネットやメールを利用することができるとのことです。

さらに、自宅のPCを遠隔利用するための専用端末（PCリモーター）を、UQコミュニケーションズが提供する「UQ WiMAX」に対応させるアップグレードソフトウェアを7月30日からホームページにて無償で提供されるとのことです。

オープン価格ですが、店頭では6万8000円前後です。

プレスリリースのサイトは、http://www.nec.co.jp/press/ja/0907/0101.htmlです。

“ステップノート ＶＣ1700J（エバレックス）”とは

エバレックス（米パソコンメーカ、カリフォルニア州）が7月18日に発売予定の17型液晶画面を搭載したノートパソコンです。

CPUは米インテルのデュアルコア「セレロン プロセッサT1600」を採用しています。主記憶容量は4GB、HDDの容量は250GBです。また、マイクロソフトの統合ソフトとの互換性に優れる「キングソフトオフィス2007」が搭載されています。

今年の秋に発売される予定のウインドウズ7への無償アップグレードも考慮されているようです。

オープン価格ですが店頭では約7万円と想定されており、17型としては安くなっています。

パソコンの輸入販売を行うCTO（東京・港区）にて販売されます。

エバレックス社の製品紹介サイトは、http://www.cto.co.jp/everex/vc1700j.htmです。

“Ｔ１０２８Ｍ（リンクスインターナショナル）”とは

リンクスインターナショナルが、7月18日に発売予定の低価格ノートパソコン（ネットブック）です。

180°回転する10.1型のタッチパネル式のワイド液晶画面が搭載されています。画面を反転させた上でキーボードを収納するように折りたたみ、付属のペンを使ってタブレットPCのように操作できるとのことです。

また、130万画素のウェブカメラ、高速無線LANが搭載されています。

CPUはインテルのアトムN270、OSはWindows XP Home Edition、メモリ容量は1GB（最大2GB）、HDD容量は160GBです。バッテリの駆動時間は、約4時間半とのことです。

オープン価格ですが、店頭では6万3000円前後と想定されています。

プレスリリースのサイトは、http://www.links.co.jp/info/2009_07/t1028m.htmlです。

“グーグル・クロムＯＳ”とは

米グーグル社が現在開発中のパソコン用基本ソフト（OS）です。無償で開発・公開されている「リナックス」を改良する形でHP社や東芝などのパソコン大手と共同で開発中とのことです。

低価格の小型ノードパソコン（ネットブック）向けで無償で公開され、2010年の後半にはこのOSを搭載したノートパソコンが出回る模様です。

クロムOSはネット接続の利便性を向上を狙いとしており、パソコン起動から数秒でインターネット接続ができるようになったり、電子メールなどの機能がネット上から提供されるようです。

年内には核となる仕様が公開される模様です。

OSで世界シェアの87.9％を占めるマイクロソフトとの対決姿勢が鮮明になってきています。