気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

"クワイエットコントロール30(QCF30)(ボーズ)"とは

2016-09-30 23:53:24 | 情報技術・情報処理技術・サービス

「BOSE」ブランドのボーズが、2016年10月13日(木)10時予約開始、同10月28日(金) 発売予定の無線イヤホンです。

ボーズの無線イヤホンとしては最初の製品とのことです。有線イヤホンとしては2段階のノイズキャンセル機能をもつものを2013年に発売していましたが、今回、それを無線の形に進化させた製品として打ち出したようです。ノイズキャンセルの効果を12段階で変えられるようにして周囲の状況に応じて適切な段階を選んで音楽等を楽しめるようにしたようです。

ノイズキャンセルの仕組みは、イヤホン外側のマイクで周囲の騒音を拾い、内側のスピーカからその騒音を打ち消せる音波を出力するというものです。12段階のどこにするかの設定はマニュアル(手動)で行うようです。

価格は税別で3万2000円とのことです。

プレスリリース(2016.6.4)のサイトは、https://globalpressroom.bose.com/us-en/pressrelease/view/1710/FALSE/0です。、

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“ROBO Fork15(中西金属工業)”とは

2016-09-21 23:24:20 | ロボット

物流設備の開発や製造を手掛ける中西金属工業が開発し、2017年春に発売する予定の、誘導線を使わずに無人で走らせることができるフォークリフトです。人手不足を補う製品になりそうです。

前後あわせて360度を認識できるレーザーセンサーを装着し、レーザーを壁に照射し、その反射によって自分の位置を認識するようになっているとのことです。障害物などが1.2m以内に存在すると停止するようにプロブラムされているとのことです。

また、フォークリフトはWi-Fi機能も持っており、作業者はPC経由でフォークリフトと接続しフォークリフトの走行経路を簡単に設定できるようになっているようです。

フォークリフトは1.5tまでの資材を運べ、走行速度は60m/分(3.6km/時)、サイズは縦約2.5m×幅0.7m×高さ約2mで、約2.5mの高さまで資材を持ち上げられるようです。

このフォークリフトは、9月13日(火)~16日(金)の国際物流総合展(東京ビックサイト)でも展示されたようです。

 

 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“LBT-HP S04シリーズ(エレコム)”とは

2016-09-20 23:39:26 | モバイル・ワイヤレス通信技術/サービス

エレコムが9月中旬に発売した、ブルートゥース(Bluetooth)タイプのヘッドセットです。

「Bluetoothで通話も音楽もワイヤレスで快適に!」といったフレーズが付けられています。

スマートフォン(スマホ)と近距離無線通信のBluetoothでワイヤレスに接続するため、スマホをカバンやポケットに入れたままでも通話や音楽が楽しめるとのことです。

着脱式のイヤホンが付属していて、これを本体に付けると両耳仕様のステレオヘッドセットとなり、付けないで本体のみなら片耳仕様のヘッドセットとして利用できます。

装着感にも配慮した形状を採用しているため、音楽を聴かない時は通話用ヘッドセットとして常時装着していても問題ないようです。

通話で4.5時間、音楽再生で4時間の連続使用が可能とのことです。

また、Bluetooth接続のため、PCなどとも接続して利用できるとのことです。

オープン価格ですが、税別で2980円と想定されています。

ニュースリリース(2016.9.6)のサイトは、http://www.elecom.co.jp/news/201609/lbt-hps04_hpc12/です。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“エミュー3(日立製作所)”とは

2016-09-19 23:15:44 | ロボット

日立製作所が2016年4月に開発したヒト型ロボット(ヒューマノイドロボット)です。エミューとはEMIEWと綴ります。エミュー1(2005年3月開発)、エミュー2(2007年11月開発)をベースにして、自律性をより高めたロボットです。

制御機能と機体の監視システム(ロボットIT基盤)はクラウド上に配備したリモートブレイン構成となっています。

対話とともに自律移動の機能も備えています。情報処理能力だけでなく運動能力にも優れているようです。6km/hの歩行や倒れても立ち上がることができます。AI(人工知能)を利用し雑音の中から人の声だけを選び出すこともできるようです(頭部に14個のマイクを内蔵しているとのこと)。昼間は接客として夜は警備員としての活用が期待されているようです。

2018年度に商用化する計画のようです。

なお、9月2日より、羽田空港第2ターミナルにおいて、エミュー3を活用した旅客サービスの実証実験を開始したようです。英語で話しかけると英語で応答します。

エミュー3開発のニュースリリース(2016.4.8)のサイトは、http://www.hitachi.co.jp/rd/news/2016/0408.htmlです。

羽田空港での実証実験開始のニュースリリース(2016.9.2)のサイトは、http://www.hitachi.co.jp/rd/news/2016/0902.htmlです。

以下のサイトではビデオ映像が見られます。http://www.hitachi.co.jp/rd/portal/video/index.html#1609


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“IoT向け無電源センサー”とは

2016-09-18 23:28:35 | IoT・デバイス・プラットフォーム・変革

半導体業界の新しいR&D組織である「デバイス&システム・プラットフォーム開発センター」(DSPC、2015年8月設立、東芝やアルプス電気などの共同出資)が今後開発予定の、外部電源を必要としないIoT向けの小型センサーです。

センサーや通信機能を動かすために、熱や太陽光、振動により発電する自律電源を内蔵します。低電力で動作できるセンサーやメモリーも開発します。サイコロ程度の大きさを想定しているようです。

これが開発されると、温度や圧力などのセンサーデータを永続的に収集できるようになるとのことです。産業機械、インフラ管理、物流などへの応用が期待されます。

なお、この種のセンサーは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの受託研究(*)で開発し、その後、事業展開の予定のようです。(*)http://www.nedo.go.jp/content/100790470.pdfの表のNo.2

この内容の新聞記事(2016.9.15)のサイトは、http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ15HXM_V10C16A9TJC000/です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“デジタル一眼レフカメラ”とは

2016-09-17 23:51:38 | PC・カメラ・他デジタル機器

鏡を内蔵することによって撮像用とファインダー用のレンズが共通になっていて、(デジタル式のため)光を電気信号に変える撮像素子を具備しているカメラです。

「一眼レフ」の「一眼」とは風景などを取り込み撮像(光を電気信号へ変換)するためのレンズと撮影の際に風景などを確認するためのレンズとが同じ(1つ)であることを意味し、「レフ(reflex)」とは反射を意味し、光を反射する鏡(ミラー)が使用されていてこの鏡により取り込んだ風景をファインダーの方へ導くようになっています。この鏡は、シャッターの押下により向きを変えるようになっていて、押された時はレンズを通った光が開いたシャッターを経由してそのまま撮像素子の方へ行き、シャッターが閉じると元の向きに戻ってファインダの方へ光を導くようになります。(http://www.nikon-image.com/enjoy/phototech/manual/01/01.htmlを参照)

特徴としては、ファインダーを通して被写体を時間差なしに見ることができるため、スマホのカメラやコンパクト型カメラに比較しシャッターチャンスを捉えやすいようです。また、レンズは望遠用や広角用など交換可能なため被写体の遠近に応じた撮影が可能といった特徴もあります。

主要メーカの最近発売された製品としては、以下のようなものが知られています。

(1)「ペンタックスK-70」:リコーイメージング、2016年7月、初級~中級レベル、想定価格は税込み7万7500円前後

(2)「EOS80D」:キャノン、2016年3月、中級レベル、想定価格は税込み14万円前後

(3)「D500」:ニコン、2016年4月、中級~上級レベル、想定価格は税込み25万9000円前後

上記製品はいずれも(Wi-Fiを利用して)スマホとの連携が可能で、撮影した写真をスマホ(注:無料の専用アプリをインストール要)へ転送したり、スマホをリモコンとして用い遠隔シャッターを切ったりできるようです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“PENTAX K-70(リコーイメージング)”とは

2016-09-16 23:38:48 | PC・カメラ・他デジタル機器

リコーイメージングが7月22日に発売した、小型・軽量を特徴とする初級・中級レベルのデジタル一眼レフカメラです。

「アウトドア撮影に適したデジタル一眼レフカメラ」、「最高ISO感度102400の超高感度撮影、ペンタックス初のハイブリッドAF搭載」などのフレーズがつけられています。防塵・防滴機能を強化し、また氷点下10℃でも正常に撮影できるとのことで、登山、キャンプ、スポーツなど野外での利用に向いているようです。

特徴として以下のような点が挙げられています。

1.有効約2424万画素の超高精細、ISO102400の超高感度を実現

2.ライブビュー撮影時のAF高速化を実現するハイブリッドAFを採用

3.アウトドアに最適な防塵・防滴ボディ:

4.リアル・レゾリューション・システムを備えた独自の手ぶれ補正機構"SR"

5.動きの速い被写体も鮮明に切り取る高速シャッター

6.スマートフォンとの連携に便利な無線LAN対応:

→)専用アプリ「Image Sync」を使用し、スマートフォンでのライブビュー表示や静止画撮影のほか、絞りやシャッター速度、ISO感度などを手元から自由に調整可能。また、撮影画像をスマートフォンなどで確認し、SNSへアップロードすることも可能。

本体サイズは約125.5mm(幅)×93.0mm(高)×74.0mm(厚) (突起部を除く)、重さは約628g (本体のみ)です。 

オープン価格ですが、本体のみで7万7500円(税込み)前後と想定されています。

ニュースリリース(2016.6.9)のサイトは、http://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2016/20160609_011729.htmlです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“リアル行動ターゲティング”とは

2016-09-14 23:29:23 | マーケティング・消費者行動

Web検索やWeb上の閲覧行動などのデータだけでなく、精緻なデモグラフィックデータや消費者のリアルな行動データ、エリアデータなどを組み合わせることによりターゲティングを図る新しいマーケティング手法です。

新しいターゲット層が見つけ出せたり、種々の応用が期待されるようです。ネットマーケティングを担当する人にとっても、リアルなチャネルのマーティングを担当する人にとっても関連しそうです。

このようなタイトルの書籍(著者:横山隆治&楳田良輝、税別1800円)が日経BP社から販売されています。下記サイトです。

http://7net.omni7.jp/detail/1106596437

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“ポケモンGO Plus(任天堂)”とは

2016-09-11 23:22:29 | ウェアラブル・関連ソフト

スマホ向けゲームアプリ「ポケモンGO」(注:ナイアンティック社・ポケモン社の共同開発)のプレイに専用化された腕時計型のウェアラブル端末で、腕にはめたりバッジのように衣類に付けたりして使用します。

任天堂が(当初予定の7月から遅れて)2016年9月16日に発売する予定です。

スマートフォンと近距離無線通信規格のBluetoothで接続され、スマホの画面を見続けなくても「ポケモンGO」を楽しむことができるようです。周囲にポケモンがいる時やポケストップが近くにある時などはスマホとの連動で光や振動で通知されるようになっているようです。ボタンを押すとポケモンの捕獲や道具を入手できるようです。iphone・Androidともに対応しています。

「ポケモンGO」はバックグラウンドで動作させると歩いた距離が反映されないなどフルスペック動作ができないため、立ち上げた状態でプレイする方がよさそうです。

メーカ小売り価格が3500円(税抜き)となっており、全国のポケモンセンター、ポケモンストア、ポケモンセンターオンライン、ポケモンEXPOジム、Amazon.co.jpで発売されるとのことです。

関連サイトは、http://www.pokemongo.jp/plus/です。

なお、年内には、米アップル製のウェアラブル端末「アップルウォッチ」でも「ポケモンGO」を楽しめるようになるようです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“データドリブンマーケティング”とは

2016-09-10 23:24:07 | マーケティング・消費者行動

商品の売れ筋や消費者の行動パタンの分析を、担当者の経験に基づく勘(推測)によって分析するのではなく、日々急速に増え続けている膨大なマーケティングデータを統合的に活用し、PDCAサイクルを回しながら合理的に成果を上げていこうとする手法のことです。データに重点を置いた合理的マーケティング手法です。

これがうまく実現できると、以下のような点が期待されるようです。

(1)未知な潜在顧客層、多様な行動パターンの発見の可能性

(2)個客(顧客一人ひとり)への対応の可能性

(3)マーケティングをリアルタイムに最適化できる可能性

データの蓄積やそれへのアクセス環境の整備については進みつつあるものの、分析する技術や採るべき施策を打ち出したりその運用を行う人材が十分には備わっていない点が進展を鈍らせているようです。

また、効果的な分析モデルを作成するために、メーカー、流通業者、マスメディア、ソーシャルメディアなどの間での企業の垣根を超えたデータ交換・共有が必要となりそうです。

なお、データドリブンマーケティングには、ビッグデータ、データサイエンティスト、MA(マーケティング・オートメーション)、DMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)などの概念が関連します。

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする