データセンター運営の「さくらインターネット」(1999年8月17日設立、本社は大阪府大阪市)が、2017年4月18日に提供開始した、IoTの構築サービスです。「サクラアイオー」と読みます。
サクラの所有するクラウドサーバーに簡単に接続できる通信モジュールが提供されます。ユーザーはこの通信モジュールを購入し(注:税抜で8000円)、それをカメラやセンサー、ドローンなどに取り付けると、高速の専用LTE回線経由でサーバーに接続され、撮影した写真やセンサーデータをサーバーに蓄積することができます。
通信モジュールは、2017年7月までに電機メーカの技術者やスタートアップ企業などに1000台以上が売れたようです。
スマホ向けアプリ開発を手掛ける「jig.jp(ジグジェイピー)」(2003年5月28日設立、東京都渋谷区)は、この通信モジュールを利用して福井県鯖江市の路線バスの運行状況をスマホから確認できるアプリを開発したとのことです。
プレスリリース(2017.4.18)のサイトは、https://www.sakura.ad.jp/press/2017/0418_iot_platform_sakura-io/です。