気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“ストレージサービス”とは

2010-12-20 23:20:38 | Weblog
別名で「オンラインストレージ」などとも呼ばれます。これは、インターネットを介して利用者へデータ保管領域を貸し出すサービスです。

クラウドコンピューティングの普及により、保管領域のコストが急激に下がったことから、この種のサービスが登場してきました。

利用者にとってのメリットとして、まず、サーバの保管領域にデータを集中保管することで複数のパソコンに保存して分散管理する場合の煩わしさから解放できる点があります。また、パソコンのハードディスクの故障やウイルスによるデータ消失への対策(可換媒体へのバックアップなど)も不要となり、耐障害性も増します。さらに、データ(特に最新データ)の共有や運搬も容易となります。

反面、第三者にデータが漏えいする危険性が増したり、携帯電話で利用する場合には通信時間がかかったり、通信費用がかかったりする問題も考えられます。

主なサービス提供会社・サービスとしては、海外では米ドロップボックス、米ゼクター「ズモドライブ」、米グーグル「グーグル・ドキュメント」などが知られており、国内では、リコー「クオンプ」、ジャストシステム「インターネットディスク」などがあります。また、インターネットプロバイダ(例えば、NTTコム、ニフティなど)がサービスの一環として提供しているものもあります。





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