“ポメラ ＤＭ10（キングジム）”とは

キングジムが昨年の11月に発売した電子メモ帳です。2009年6月末時点で6万台を売り上げ、これは当初の年間目標の2倍だそうです。30代～50代の男性会社員に人気のようです。

ネット検索やメール送受信などはできませんが、小型・軽量（10cm×14.5cm、約370g）で持ち運びが容易で、簡単に起動でき（電源を入れてから2秒で起動）、思いついたアイデアなどを折りたたみ式キーボードを広げて打ち込める点がヒットの要因のようです。

作成したメモはテキスト形式のファイルで保存でき、USB経由でPCへ移すこともできます。

会議の議事録を作成したり、外出先での空き時間にブログ用の記事を作成したり、俳句を書きとめたり、といろいろな用途に利用されているようです。

“Brain（ブレーン）＜ＰＷ－ＡＣ900＞（シャープ）”とは

シャープが2009年7月10日に発売したカラーの電子辞書です。

「広辞苑第六版」をはじめ、暮らしからビジネスまで、幅広く役立つ100種類の辞書や参考書などが収録されています。

「テキストメモ」と呼ばれる、外出先や移動中に思いついたアイデアなどを保存できる機能が新たに搭載されたとのことです。キーボードを備え、そこからの入力が可能です。

Ｗタッチパネル（即ち、タッチパネル式のメインディスプレイを搭載するほか、キーボード手前に小型タッチパネルを採用）にも対応しています。

オープン価格ですが、3万7000円前後と想定されています。

ニュースリリースのサイトは、http://www.sharp.co.jp/corporate/news/090625-a.htmlです。

“電子印鑑”とは

これは、印鑑を電子データ化したもので、ワープロソフトなどで作成した文書に押すものです。

公開鍵暗号を利用した電子署名という方式がありますが、それとは異なり電子文書に対する決裁を行う際に利用されます。

電子印鑑のデータを細かく設定すると、実際の印鑑と同等の効果を出すことができるとのことです。

電子印鑑の製品としては、「パソコン決裁6」（シャチハタ）や「アクロバット9」（アドビ）のプラグイン機能「アクロバット用捺印ツール」などが知れれています。

パソコン決裁6の製品サイトは、http://www.shachihata.co.jp/interweb/solution/sf05.phpです。

“ブレーン PW-AC900（シャープ）”とは

シャープが7月10日に発売予定の電子辞書です。

メインの画面と手書き入力機能付きの小型画面の双方がタッチパネル式になっています（Wタッチパネル）。「広辞苑第六版」をはじめとして、暮らしからビジネスまで、幅広く役立つ100のコンテンツが収録されているとのことです。

キーボードで入力したメモを保存できる「テキストメモ」機能が新たに搭載されています。これにより、外出先や移動中に思いついたアイデアなどをSDメモリに残したり、USBケーブルでPCに取り込み利用することができるようです。

また、英単語を1文字ずつでなくまとめて手書き入力して検索する機能（「英単語サッと手書き入力」）も新たに搭載されたとのことです。

オープン価格ですが、店頭では3万7000円前後と想定されています。

ニュースリリースのサイトは、http://www.sharp.co.jp/corporate/news/090625-a.htmlです。

“Ｎ10Ｊｂ（アスーステック）”とは

アスーステック（華碩電脳）が、7月中旬に発売予定のノートパソコン（ネットブック）です。

液晶画面のサイズは10.2型です。HDDは160GB、主メモリの容量は1GBです。

最新の画像処理機能が搭載され、オンラインゲームや高画質動画の視聴に向いているようです。

バッテリ駆動時間は最長約6.41時間です。

希望小売価格は5万9800円です。なお、オフィス2007（2年間ライセンス）モデルは6万9800円とのことです。

ニュースリリースのサイトは、http://www.asus.co.jp/news_show.aspx?id=16292です。

“Ｎ－07Ａ（ＮＴＴドコモ）”とは

NTTドコモから7月10日に発売される予定の夏モデル携帯電話です。NEC製です。

「SPORTS」をキーワードにアートディレクターの佐藤可士和氏によって監修されたものだそうです。

ゴルフやジョギングなどスポーツをする人に便利な設計となっています。内蔵の加速度センサーを利用してランニングの距離や歩数、消費カロリーなどを画面に一覧表示できるようになっています。また、待ち受け画面はストップウォッチをイメージしたデザインになっています。

報道発表資料のサイトは、http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/090703_00.htmlです。

“ダイナブック SS RX2/WAJ（東芝）”とは

東芝が7月下旬に発売予定の、WiMAX（次世代高速無線通信）に対応したノートパソコンです。

UQコミュニケーションズ社が提供する「UQ WiMAX」と呼ばれる通信サービスに対応した通信モジュール（インテル Core WiMAX/WiFi Link 5150)と東芝独自の高感度マルチバンドアンテナが内蔵されています。

6月より東芝の直販サイト「東芝ダイレクトPC by Shop1048」にて、注文の受付が開始されています。

価格は43万8000円です。

ニュースリリースのサイトは、http://www.toshiba.co.jp/about/press/2009_06/pr_j0801.htmです。

※WiMAXの商用化は7月1日に始まり、東芝以外にもパナソニック（→レッツノートF8シリーズ WiMAX内蔵モデル、27万4450円～）、オンキョー（→SOTEC C204、5万9800円～）などからWiMAX対応のパソコンが発売されます。

“ダイナブック ＵＸ/25ＪＢＬ（東芝）”とは

東芝が6月19日に発売したネットブックです。2009年夏モデルのひとつです。

バッテリの駆動時間を従来モデルよりも2.5倍も大きくし、約10時間可能とのことです。他の夏モデルは約4時間となっています。

Webカメラ（約30万画素）も標準搭載されており、テレビ電話などを行う人には便利です。

オープン価格ですが、6万5000円前後と想定されています。

製品仕様のサイトは、http://dynabook.com/pc/catalog/nb/090609ux/spec.htmです。

“misora（ミソラ）（KDDI）”とは

KDDIが6月27日に発売した携帯電話です。メーカ名は表に出ていないようですが、端末の製造を京セラが担当しているようです。

社外のデザイナーを起用した新モデルのiida（イーダ）の第2弾です。グッドデザイン賞や香港デザインアワードなど多数のデザイン賞を受賞した迎 義孝氏（現在Kom&Coに所属）がデザインを担当した、とのことです。

外観を飾らず、付加機能もメールやインターネットなどの基本的なものに限定しているようです。

視認性の高いフォント「新ゴ」を採用し、待ち受け画面からダイレクトに文字を打つことができる機能（「すぐ文字」機能）を搭載しているとのことです。

約2.8型のワイド液晶、有効画素数が約197万のカメラを搭載しています。

ニュースリリースのサイトは、http://www.kddi.com/corporate/news_release/2009/0625/besshi.htmlです。