毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「日本語コーナー〈花いちもんめ〉で見る見る一人ぼっちに」No.2739

2018-11-10 22:22:26 | 日本語

一ヶ月前、スピーチコンテストが終わったので放課後がフリーになり、

半年ぶりに金曜日放課後の日本語コーナー(日本語会話活動)を始めました。

「やれ」と命令されているわけでもないのですが、

週に一回の会話授業だけでは日本語が上手になるはずもないので、

主に2年生を対象にボランティアでやっています。

 

はじめの20~30分は日本語の簡単なゲームなどをする

ウオーミングアップの時間です。

先週、日本語コーナーの当番さんがどこで知ったか

「かごめかごめ」をすると言うので、

ついでに「なべなべ底抜け」と「花一もんめ」も紹介しました。

その「花一もんめ」がおもしろかった様で、

今週もそれをすることになりました。

いつもは4年の韋彤さんも参加していたのですが

昨日は2年生10人と李海鵬先生と私の12人だけ、

6人対6人の同人数で対決したところ、

あれよあれよと思う間に11人対周子欣さん1人になってしまいました。

小学生ならここで泣き出すかも知れません。

1人になった周子欣さん(男性)に感想を聞くと、

「とっても寂しいです!」と言いつつ、ニコニコ笑って楽しそうでした。

途中気がついたのですが、

周さんは恥ずかしがって隣りの李蓮蓮さん(女性)と手をつながず、

李さんの袖口を持ったりしていました。

大学生にもなってこれでは、日本の小学生並みです。

↓左端がその周子欣さんです。黙っているとむっつりした感じですが、

私が「また無表情になっていますよ!」と言うと無邪気な顔でデヘへと笑います。

周さんは日本映画『座頭市』が好きなんですと。

どこで見たのかしらね。


昨日の会話トピックは「自分の最も敬服する人」でした。

「ハイブリッド米の父」袁隆平さん(知りませんでした)、

NBAの姚明さん(知りませんでした)、

あと、中国のアイドルとかサッパリ分からない人は除いて、

宮崎駿監督、ナルト、コナン、故周恩来首相、普通の庶民など

の名前が挙がっていましたよ。

私は話せば長くなるので言いませんでしたが、

心の中で(私が最も敬服するのは

平和のために基地建設に反対し続けている沖縄県民ですよ)

と、呟いていました。

4時から6時過ぎまでの会が終わり、思わず

「ふう、やれやれ!」と口を付いて出てしまったところ、

殷雪珂さん(上の写真の手前左側)も

「ふう、やれやれ!」と言うじゃないですか。

たどたどしい日本語を2時間聞くのも疲れますが、

話すほうはそれ以上に疲れるのかも知れません。

 ↑一昨日、葉脈がはっきりした大きな葉が植え込みの上に落ちていました。

この頃は毎日、落ち葉を見るのが楽しみです。

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