我が娘のプレゼントの水筒に辺野古で買ったシールを貼り、
授業にも持参して教卓の上に置いています。
休み時間に元気者の一年生の王征さんが目敏くシールを見つけ、
「先生、それはワタナベ?」と「辺」の読み方を聞くので
「へ・の・この『へ』です。辺野古は、日本の沖縄の小さい村です。
アメリカと日本政府が新しいミリタリー・ベースを
そこにmaking造っています。村民も県民も反対です。」
と簡単な日本語と英語で説明すると、
「ああ!我知道です。アメリカ、悪いです。」
と言うので驚きました。
この大学の学生で日本の米軍基地問題について知っている学生は
初めてでした。
確かに、CCTVなどでもときどき報道されているようですが、
この大学(日本語学部)の学生たちは、
2年生も4年生も、卒業した学生たちも、
政治問題には全くと言っていいほど関心がありません(でした)。
この一年生の王さんは、
とにかく活発で好奇心に目をきらきらさせながら
日本語で表現しようと話しかけてくるので、
これからどんな話ができるか楽しみです。
↓南天の群生にも大木の葉が落ちて、一層カラフルでにぎやかです。
↓鈴なりの南天の実。薬効か何かあればみんな採るのでしょうが、
見向きもされていません。
南天の実、こちらでも実だけを採る人はいませんね。
きっと薬効はないのでしょうね。
でも、南天は「難を転じる」といわれ、縁起物にはなっていますよね。色彩のない冬を彩る赤い実は、お正月飾りなどに重宝されています。
外国語を学ぶことによって外国からの情報を調べたらある程度分かるはずなのですが、調べようという気にならないので(信じきっているので)、だめです。よほど親しくならなければ私の話も信じてもらえません。いえ、よほど親しくなってもやはり私の話は半信半疑です。
やはり、一度外国に出て何年か暮らしてみるのが自国を見つめ直すのに最もいい方法だと思います。中国の家庭はどんどん経済的に裕福になってきているので、外国に出て、国際的な目を持つ中国の人々が増えることを期待しています。元々、心の広い民族なのですから。
それにしても、アベ政権が実行していることは中国政府のと非常に似ています。日本の人々は、「中国の人たちは自由がない」と他岸の火事のようにのんびりしていられません。足元はもうチロチロ火が燃えているのに。