写真:時事通信
「上級国民」問題の飯塚容疑者(旧通産省工業技術院の元院長)について。
証拠隠滅の恐れも、逃亡の恐れもない場合、
逮捕、勾・拘留また、拘留延長などはすべきでないと法律に定められており
私ももちろん賛成です。
籠池夫妻、山城博治さんなどを筆頭に
裁判が始まってもいないのに長期拘留される悪しき風習が
日本の司法界に大手を振ってまかり通っているのは
身体の拘束制限を規定した日本国憲法に違反しているのではないでしょうか。
こうした日本の刑事司法を「まるで中世の世界だ」と、
国連拷問禁止委員会で指摘したモーリシャス共和国の委員に対して、
「だまれ!SHUT UP!」と連呼し、さらに
「日本は人権における世界最進国だ!」とまで言ってしまった
シャーラップ上田(これでも「人権人道大使」だって)は、
国連の公式映像が広く流布され、世界の笑い者になりました。
ですから、今回、飯塚容疑者が
証拠隠滅や逃亡の恐れもないので(怪我で入院していた)
逮捕勾留しなくて良かったと思います。
私は思うんですけど、これは飯塚容疑者だけでなく
一般的ルールとしてどの容疑者に対しても
不逮捕、不勾留を定着させるための先例として使えるんじゃないでしょうか。
しかし、ここまで書いて、
その元高級官僚のお爺さんが
「フレンチの予約に間に合わなくなるから」
と、車を超高速で街の中をぶっ飛ばしていたと聞いて、
私の心の中で何かが崩れました。
飯塚容疑者について次のような記事があります。
〈よほど予約の時間に遅れたくなかったのか、
飯塚元院長は前方のバイクや車を追い越すために蛇行運転を繰り返していたのです。
縁石に衝突した後も加速し、自転車に乗っていた真菜さんと莉子ちゃんをはねたときには、車のスピードは時速90キロ台後半に達していました。
ドライブレコーダーには、高速で突入してくる車を見つめる莉子ちゃんの姿も映っていたそうです……」(全国紙社会部記者)(全国紙社会部記者)〉
・・・〈 〉部分は女性自身よりhttps://jisin.jp/domestic/1800895/
これを読んだ私は、
(この爺さん、やっぱ逮捕されればよかったんだわ)と
思ってしまいました。
上級国民は「フレンチ」を食すためには人殺しも厭わないのです。
ひるがえって、私などは押しも押されもせぬ下級国民です。
中華料理もほとんど外では食べず、
自分でサバイバル料理を作って生きています。
従って、(フレンチだってよ、気取りやがって)と
憎しみに火が点くのです。
上級とか下級とか、
生活レベルに差を平気でつける社会は
人心を荒廃させ、憎しみを心に植えつけます。
その差別や身内びいきをやりたい放題続けている代表選手が
我が国の総理大臣アベ晋三です。
私がアベ政権を一刻も早く止めさせなければならないと思う最大の理由は
彼が政権にしがみ付いていればいるほど、
国民の心は荒み、互いに罵り憎み合う暗い社会になるからです。
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