行ってきましたよ~!
我が教え子、前中由希恵さんが取り仕切った七条大橋ライトアップに。
初日はレインボーカラーに彩るというので
どれほどカラフルかと思いきや、
夜の七条大橋にしっとりと合う落ち着いた色合いばかりでした。
橋の南東のたもとにライトアップに携わった多くの人たちが集っていたので
前中さんもきっとこの中にいたのでしょうが、
夜だし、きっと忙しいだろうし・・・と、降りて探すのは控えました。
鴨川にかかる橋で最も古く、地味な七条大橋も、
今日から3日間はおしゃれで浮き浮きした夜になりますね。
橋の南東側から見ると、京都タワーの上に三日月が。
私は明るいうちから
前中さんの出身校の同僚、森先生と一緒に
「ライトアップとは、橋のどこをライトアップするのかね」
とか、欄干のところどころに取り付けられてある
それらしい物を見て、
「これ、前中さんたちがやったんだね、きっと」
と、ほとんど小学生レベルの会話を交わしながら
鴨川を眺めていました。
鴨川はとても有名な川ですが、
尼崎の藻川とそう変わらない風情に見えます(笑)。
大学とその後を入れて8年間も京都に住んでいた私にとって
鴨川は、我が青春の思い出満載の川で、
映画『パッチギ』は私の映画だ、と言いたいくらいです。
しかし、当時たむろしていた同志社前の茶房「わびすけ」も、
音楽好きが集っていた出町の「ほんやらどう」も、
とっくに無くなってしまいました。
昔のように学生たちが喫茶店で珈琲を飲み、
長時間ボーッと思索するような文化は既になく、
今の学生たちはスタバやマクドでネットを見て長時間を過ごすとのこと。
若者の思考にネットが沁みこんでいる現状が
ここでも分かります。
ネット情報は責任重大なのに
フェイクが縦横無尽に飛び交っている
現在の状況は非常にまずいです。
下はライトアップ前の七条大橋です。
矢印の黒点はコウモリです。
前後しますが、京阪七条に着くなり、
傍の「おばんざい」のお店でにゅうめん(千円)をいただきました。
さすが京都、たっか~~い!
この店は船越英一郎さんが贔屓にしている店だそうです。
↓吉野葛で作った素麺は葱ですっかり隠れています。
生姜がにゅうめんに合って、だしも独特でおいしかったです。
しかし、恐らく二度は来ないでしょう。
実は、私が住んでいた頃から京都の料理は「高いわ、不味いわ」で有名でした。
今回も看板に「おばんざい(京言葉で「普段のおかず」)」と書いてあったので気楽に入ったところ、夜のメニューは会席料理のみで5500円以上のものばかりだったんです!!でも七条大橋ライトアップの日なので特別に、単品のにゅうめんも受け付けますということで、私的には本当にボッタクリ(大阪弁で「内容に比して高額を踏んだくり取るやり方」)でした!ただのにゅうめんで1000円かよ!プンプン!!
でも、七条大橋の柔らかなライトアップのおかげで心が鎮まり、怒らずに帰途に着けました(笑)。
大阪や兵庫はその点、ずっと庶民的な値段でおいしいものがいくらでも食べられますよ。
教え子さんの汗と共に川面に映えていて、先生の眼にも「汗」が光ったように思えました。
同じ関西でも、大阪より京都の方が物価がお高いのですか?