以前、袴田巌さんの再審請求署名をしたアムネスティ・インターナショナルから
丁寧な写真付きメールをいただきました。
その写真がとても愛らしいものなのでここに転載し、
皆さんとともに、袴田さんの無罪解放を喜びたいと思います。
それにしても、30歳で逮捕され、
88歳になるまで牢獄で死刑という冤罪に心身を捕縛され傷つけられてきた一人の人間に
国は、警察・検察・裁判所は、どう落とし前をつけるのでしょうか。
一人の人間の人生を握り潰してきた国家への怒りとも憎しみともつかない感情が胸に滾ります。
ブルーはーと さま
この度は、一連の袴田巖さんの署名にご協力くださり、誠にありがとうございました。
10月9日、静岡地方検察庁は控訴の権利を放棄し、袴田巖さん(88歳)の無罪が、逮捕から58年、死刑判決が確定してから44年、2023年10月再審開始から15回の審理を経て、ついに確定しました。
これは、巖さん、姉のひで子さん、弁護団が闘い抜いて得た勝利であると同時に、長年袴田さんの人権のために声をあげ支援してきた、ブルーはーと さまをはじめとする、市民活動の勝利とも言えるものです。
一方で、国の制度の下でこのような人権侵害が二度と起きてはなりません。
アムネスティは、半世紀にわたり袴田巖さんの人権と尊厳を侵害し続けた検察を強く非難し、この苦しみを引き起こした死刑制度の廃止と刑事司法制度の改革を日本政府に早急に求めます。
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日本:袴田巖さん無罪確定 日本政府に死刑制度の廃止と刑事司法制度の改革を求める : アムネスティ日本 AMNESTY
10月10日が期限となっていた控訴の権利を静岡地方検察庁が放棄し、袴田巖さんの無罪がついに確定した。アムネスティ・インターナショナル日本は、死刑が確定された後も正義を...
アムネスティ日本 AMNESTY
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