ひまわり組が始まる前のチームA・チームK全員分を書き、“その36”まで進んでいた「メンバー雑感」ですが、チームBも1周年を迎えたことですし、いよいよチームBメンバーについても書いていこうと思います。チームB 1人目は柏木由紀。
“ゆきりん、KY”こと柏木由紀。彼女を初めて見たときの印象は“標準語を喋る大塚愛”(※1)。
◆公演でのパフォーマンスについて
彼女が歌ったり踊ったりする姿を初めて見たのは、劇場公演ではなく、去年の3月、名古屋のコンサートで、でした。映画撮影のためお休みだった大島優子の代役として出演したのです。
そのときの印象は「ずいぶん細い子だなあ~。なのに、よくあれだけ激しく動けるよなあ。」でした。そしてその印象は今も変わっていません。
チームBの公演が始まってからも、彼女は細い体でものすごくパワフルに動いていました。どこにあんな体力があるんだ?と思うほど。また、パワフルなだけでなく、指先まで神経が行き届いていたり、曲に合わせて色々表現や表情を変えていたりするのには、いつも感心させられます。
◆パフォーマンス以外の部分
彼女はアイドルとして非常に良いリアクションをします。例えば自己紹介MCで他のメンバーが喋っているとき、大抵のメンバーは普通に聞いているのですが、彼女は胸の前で両手でマイクを持ち、喋っているメンバーの方を見て頷きながら聞いています。見ていて「あ~、これは印象良くなるだろうなあ~」という態度です。
その他では、握手会でちょっと怒らせるようなことを言うと良いリアクションが返ってきます。
例
私 「“KY、KY”ってみんなに言われてるけど、内心“おいしい”って思ってるでしょ?」
柏木「(目を見開き、怒ったフリをしながら)何言ってるんですかー!そんなこと無いですよー!(と良いながら、私の手をバシバシ叩くマネを。)」
この仕草を、「あ~、上手いリアクションだなあ~。」と感心しながら見ていました(笑)。
◆MC(自己紹介)について
“KY”という言葉が流行り始めた頃、彼女のあだ名は“KY”でした。これには、文字通り「空気読めない」という意味と、彼女のイニシャルが“K.Y”だからという意味があるようです。
そんな彼女の“KYっぷり”が一番表れているのが自己紹介のときでしょう(※2)。
「(客席のあちこちを指差しながら)あなたも!あなたも!私に恋しちゃう!」
「皆さんは私のこと好き?嫌い?『好き』って言ってくれなきゃ、スネちゃうもん!ねっ!(首を傾けながら)」
という結構恥ずかしいセリフを、全く恥ずかしがらずに言います。いつだったか他のメンバーも「ゆきりんの、どんなに恥ずかしいキャッチフレーズも、平気で言える度胸が欲しい」と言ってました(パク)。
でも、アイドルって、ある意味“多少KY”ぐらいじゃなきゃ、成功しないんじゃないか、という気もします。アイドルっぽく自分をアピールするには、「これやったら引く人いるかなあ」「やば、若干お客さん引いてる?」とか空気読んじゃうと出来ないでしょうからね。
さて、そんな彼女ですが、先日、女性公演でのこと。自己紹介時、このキャッチフレーズが
「みなさんは私のこと好き?私はみなさんのことが大好きです!」
に変化していたとのこと。それを聞いて、「さすがの彼女も、女性だけの前でいつものキャッチフレーズを言うのはキツかったのかなあ」と思いました(笑)(※3)。
※1…ただし、似ているのはルックスのみ。ちなみに標準語で喋りますが、彼女は鹿児島出身です。
※2…このKYというあだ名はネタで、別に彼女は本当に空気が読めないわけではないです。
※3…こういう所からも、彼女は“ほんとに空気が読めてないわけじゃない”と思うわけです。ほんとに空気読めてなかったらいつものキャッチフレーズを言ってたはずなので。