キラキラ

毎日の生活を写真と共に綴っていきます。

ムーランルージュ(映画)

2012-01-14 10:14:51 | Weblog

昨年暮れも押し迫った12月28日(水)に

十三の七藝まで出かけました。

映画 『ムーランルージュの青春』 を観るためです。

 

ムーランルージュというのは、小劇場のことです。

それも1931年(昭和6年)に開館した芝居とレビューを提供する

劇場でした。

 

 

 

 

(激動の昭和・新宿に咲いたエスプリとユーモアんの劇場の記録

 とありました。この女性が明日待子さん)

 

 

 

 ここで上演される

魅惑的なレビューダンスと風刺劇は、学生やインテリ層に人気がありました。

 

 

 

 

 

(記念に買い求めたパンフレットの裏側)

 

 

 

 

新宿にあったその劇場は、屋根に乗せた赤い風車の目印と共に戦争を

挟んで20年間もオリジナルドラマを発信し続けたのです。

 

 

 

 

 

(パンフレットの表には、明日さんとムーランルージュの絵が。)

 

 

 

ここから、有島一郎・望月優子・明日待子・森繁久弥・三崎千恵子・由利徹などの

名優が育っていきました。

 

 

 

この映画は、かつてのスターとその家族を訪ねるドキュメンタリードラマです。

この劇場で活躍したスターで この世を去った人、今を生きる人、それぞれに青春とは

何かを問いかけながら、誰にも共通する人生に咲く花とその散り方を美しく感動的に

伝えてくれるものでした。

 

 

 

 

( 『新宿のムーランルージュの

   かたすみに夕にまぐれいて

     我は泣きにけり』 という 歌人・斉藤茂吉の歌も紹介されていて・・・。)

 

 

 

 

ムーランルージュのトップスターだった 『明日待子』 さんは、元祖アイドルで

「初恋の味」 として一世を風靡したカルピスの初代モデルでした。

 

また、明日待子さんは、91歳の今も日舞の先生として活躍しておられます。

そして、とっても若々しい舞う姿が画面から伝わってきました。

何故かとても嬉しかったです。

 この場面を観るだけでも来たかいがありました。

 

 

 

 

(歌手 『春日八郎』 も短い間でしたが、活躍したことも・・・。)

 

 

 

 

私も90歳になっても、背骨をビシッと伸ばしてマジックを演じることができると

いいなぁ~。と切に願いながら帰路に着きました。

 

 

 

 

(明日待子さんは、ムーランルージュの看板スターでした。)

 

 

 

 因みに、ムーランルージュとは、フランス語で 『赤い風車』 という意味です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする