昨日、1月31日に 『シネ・リーブル』 まで出かけました。
いい映画でしたねぇ~。
しっとり観せるけれど、とっても激しい場面もあり
映画の深さを感じさせてくれました。
(梅田スカイビルの広場あったポスター)
主人公 『サラ』 の人生を生き貫くことの困難さ・悲しさを
訴えて余りあるものがあります。
そして、最終的には、戦争を憎む反戦映画なんだなぁ~。
でも、抒情的でハッとするようなきれいなシーンもたくさんありました。
(シネ・リーブルには、ここから入ります。)
麦畑を少女2人が駆け抜ける場面は、逃走するという
切羽詰まったシーンなんだけれど、何故か懐かしさを伴う
癒しのあるものでした。
(小さな庭園もあって・・・。)
内容は
夫と娘とパリで幸せに暮らすアメリカ人女性記者ジュリアは
取材の中で衝撃的な事実に出会う。夫の祖父母から譲り受けた
アパートのかつての住人が、アウシュビッツに送られたユダヤ人家族
だったのだ。さらに、長女のサラが収容所から逃亡したことを知る。
(記念に買い求めたパンフレット)
1942年のフランス警察によるユダヤ人一斉検挙の朝、サラは弟を
納戸に隠して鍵をかけた。すぐに戻れると信じて・・・。
ジュリアは
サラは弟を助けることができたのか?
二人は今も生きているのか?
との疑問を持つ。
取材の中で次々と明かされる秘密がジュリアを揺さぶり
人生さえも変えていく。
やがてジュリアは未来を左右する大きな決断を迫られる。
(主人公のクリスティン・スコット・トーマス。その少女時代を演じる
メリュジーヌ・マヤンスは監督に「彼女は幼い少女ではなく、女優だ。」と
言わしめました。)
どうして、この映画を観ようと思ったのか?
それは、産経新聞に 『津村 記久子のオススメ』 という
記事に紹介されていたからです。
『血より濃い心の継承』 という副題も付いていましたが、
よく分かる気がします。
観終わった後、何故か小さなことにクヨクヨしないで
『しっかりと前を向いて進もう』 と思いましたねぇ~。
45歳のジュリアが出産を決意して、かわいい赤ちゃんを産む。
このことで、物語が救われたように感じました。
それが、私のしっかり前を向いて進もうに繋がったのでしょうね。
(空中庭園も見学することができるスカイビルです。)
(空中庭園には、3階のエレベーターで40階へ。)
シネ・リーブルは、梅田のスカイビルにありました。
駅から十分くらいでしょうか?
(7種類くらいのマジックができる 『オキトグラス』 で~す。)
帰り、阪急に寄ってマジックグッズや服などのお買いものをして
帰路に着きました。