しばらく前に読了。
ある時、BSを見ていたらwowowの番組CMで
「オペレーションZ」の映像が流れていて、
「日本の国の借金が~~~。」
と言うメッセージも聞こえて・・・。
その昔、長男から何かの時に
「お母さん、僕らに一杯借金残してくれて。」
と言われたことがあった。
(ごく簡単に言うと、江島総理が国家破綻をくい止めようと、
奮闘する姿を描く。真山仁氏 著 )
主人に
「私が別に残した訳でもないのに。」
と、話したことも。
借金まみれで国家破綻は時間の問題と言われている日本。
国の借金が・・・ の話が出ると、いつもその長男の一言を
思い出します。
それで、読んでみようと図書館にネットで予約を。
ドラマでは、草刈正雄さんが江島総理役を。
(私は、北大路斤也さんかな? と想像していたのですが。)
東大卒のミスター財務省役を溝端淳平さんが。
(登場人物は、コピーしてその都度確認しながら読んで。)
ある日、トップシェアを誇る保険会社の取り付け騒ぎを機に
日本は国家破綻の危機を迎えます。
何と、国の借金は1000兆円という天文学的な数字で。
財政危機にある日本。
現時点で、
赤ちゃんも入れて、日本の借金が一人約一千万円になると。
(これは、専門家にいわせると、ギリシャよりひどいらしい。)
(右の女性は、中小路流美役の高橋メアリージュンさん)
小説の途中では、我先がちに船に乗り込み
日本脱出する場面もあり、身につまされて読み進みました。
すぐに日本がデフォルトしないだろうけど、子ども・孫には
借金は残したくないと思いつつ・・・。
政治家は、選挙に勝つためや自分の立場を考えると、江島総理の
ような思い切ったことはできない!!
それから、今の日本の現状をこんな風に解説しているページもあって。
「現在、1億円の借金がある人間が年収500万円しかないのに
1000万円の収入のある生活をしているようなものだ。」 と。
身の丈に合った生活を説いていた!!
でも、コロナ禍で、また借金が増えているだろうなぁ~。とも
思った。
(著者 真山仁氏 )
そして、いざ大ナタを振るおうとすると
「日本の未来ではなく、まず自分たちを救え」
と 国民のギャーギャーという反対の声が起こるのは必至。
千里の道も一歩から、何とか少しでも借金が少なくなってほしい。
(と思いつつ、先が見えないのが辛い !!! )
今日のオマケ !?! (^_^;)
(何日か前、大阪信用金庫の前で消防車が止まって、隊員の人が
消防服に着替え、酸素ボンベを背負って乗り込んでいた。
ヘェ~、道路脇で着替えたりするだ!! と驚いて家の窓から撮った
一枚。その後 ウゥ~、カンカンー と大きな音を鳴らしながら走って
行った!!)