キラキラ

毎日の生活を写真と共に綴っていきます。

太鼓たたいて笛ふいて(大竹しのぶ主演)

2024-12-11 14:07:51 | Weblog
12月6日(金)は、久しぶりに谷町九丁目まで出かけました。

地下鉄の駅を出て、矢印通りに進むと、新歌舞伎座がすぐそこに

見えます。







(席は3Fで、オペラグラスを持ってくればよかったと。)




今回は、大竹しのぶさん主演の

「太鼓たたいて笛ふいて」の演劇鑑賞です。

以前から楽しみにしていました。

新歌舞伎座は、家から40分くらいで行けるのでアクセス抜群で~す!!

林芙美子の後半生を描くミュージカルとは一味違う「音楽劇」でした。

私の中では、林芙美子さんは少し苦手な作家さんです。

でも、作家・井上ひさし氏が暖かく林芙美子を見つめなおしているのが

よく分かる作品でした。






(何となくピカソを感じさせるポスターで。)



演出 栗山民也氏 というのにも惹かれて出かけました。

流石、大竹しのぶさん、歌も演技もウマイ!!

脇を固める5人の役者さんも芸達者な方ばかりで。

(舞台の下のピアノ演奏は、朴勝哲さん。)

ところどころにチャーミングなユーモアもあり、戦中戦後を扱ったお話でしたが、

結構明るい舞台だったような・・・。






(3Fの中庭の紅葉にはホッとさせられて。)



簡単に言えば、林芙美子は戦中は、従軍文士として、戦士を鼓舞するような

話を書いて(太鼓たたいて 笛吹いて のテーマのごとく)。

戦後は、その罪の意識に苛まれ残された人々の悲しみを腕が折れるまで書いた。

というストーリーでした。

(そうなのか!! 林芙美子は従軍記者でもあったのか!!

 初めて知りました。よく考えれば、「放浪記」と自由奔放な女性作家であった~ 

というくらいしか知りませんでした!!)





(新歌舞伎座も歳を重ねているようで。)



最後に、大竹しのぶさんの今の世の中の流れに疑問を強く感じ

この作品に取り組んだということを聞いて、その姿勢に感心しました。





(帰り、記念のお菓子のお土産もゲットして。)


楽しい一日のTHE END となりましたぁ~。

コメント
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