読書記録、フィットネスジムつれづれ

10年以上なる読書記録
運動キライなのになぜか通ってるジムのあんなこんな。

『ペンギン・ハイウェイ』

2010-08-05 21:58:00 | 読書

不思議。モリミー新境地?
大きくなったらくされ大学生になりそうな理屈っぽい小4の男の子が主人公。

モリミーも結婚して、夢いっぱい。
かわいい。

乙女も少年も、世界はどこもかしこも輝いてると信じてるところがいい。

子供の頃、世界は謎だらけでステキだったこと。
人はなぜ生きてるのか、死ぬってなんなのか、
世界の果てはあるのか。

お姉さんはどんな存在なのか。
また会えるといい。
ちょっとじんときた。




『ペンギン・ハイウェイ』は、わかりやすくいえば、郊外住宅地を舞台にして未知との遭遇を描こうとした小説です。スタニスワフ・レム『ソラリス』がたいへん好きなので、あの小説が美しく構築していたように、人間が理解できる領域と、人間に理解できない領域の境界線を描いてみようと思いました。郊外に生きる少年が全力を尽くして世界の果てに到達しようとする物語です。自分が幼かった頃に考えていた根源的な疑問や、欲望や夢を一つ残らず詰め込みました。(森見登美彦)

http://b.hatena.ne.jp/articles/201005/1203


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