日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

晴れた旅行は記憶の風景

2013-02-04 09:36:12 | 旅行記

2日間の節分旅行は快晴が続きました。

陽の光は代わるもののない、偉大なる演出家、と言ったのは東京オリンピック中継の

アナウンサーだったでしょうか。

旅の楽しみが多くなりました。

 

なので、記憶にとどまる風景をアルバムにしておきます。

まずは上田駅前、緩い坂を上り始めてすぐの左手。

上田別所旅行の隠れた主役、飯島商店の風格です。

 

建物と言うより、行くたびに気になる、「大河ドラマに真田幸村を!署名」

8万人を越えたようです。

 

洋菓子のエトワールさん。

いろいろ新作を開発してくれています。

 

お菓子といえばうさぎやさんを忘れてはいけません。

銘菓くるみそば。

 

 

川沿いのいい感じの手打ち蕎麦看板のお店は、もう閉店しています。

 

そして、毎度のお楽しみ、よしずがいつも立つ、蕎麦の刀屋さん。

 

新しい店を2軒みつけました。

 

カフェ文化は上田にも、ということ。

体が冷えて私たちが入るのは、halutaさん。

 

 

いろいろ頑張る上田の人々。

北国街道にいきますと・・・

いろんなお店が日替わりでやってくるそうです。

 

 

北国街道の風景を押さえるのが上田神社。こちらも2月3日には節分会があります。

 

 

良く歩いた、と駅に戻ると、こちらにも新しい店があります。

駅ナカ、鳥の唐揚げ専門店です。

大分から始まって、東京で拡散し、松本の山賊焼きなどご当地性も勃発したあと、

ついに新幹線が各地に平準化をもたらしたのか・・・

なぜここに鳥の唐揚げ専門店なのかははっきり分かりませんが、

翌日の夕方にもう一度たちよると結構、賑わって調理が追いついていませんでした。

 

 

ゴトゴト、ゴトゴト。

上田電鉄で30分、別所温泉駅に到着。

 

すぐに二股となり、左が花屋さん方面です。

残雪の里山風景を愛でて、駅から歩いて5分ほどでしょうか。

 

大正モダンの堅牢な木造建築。

外見も中身も、実に鍛錬した旅館です。

 

廊下を歩くとあちらこちらに油絵がかかります。

しかもしっかりした額縁入り。

 

ひと文字がくっきり染め抜かれた、大理石風呂のくぐりです。

 

何回お湯に入ったか。大理石風呂に2回、タイルの展望風呂に1回、

露天に1回、部屋付き風呂に4回・・・

源泉掛け流しの透明な硫黄温泉は、とても筋肉にフィットしました。

 

さて、翌日。

チェックアウト11時ジャストまでぬくもって、ようやく歩き始めました。

向かった別所神社は高台にあります。

温泉街をひと眺め。

 

 

同じ敷地に、節分会を開く、常楽寺もあります。

神社と寺の同居が何も不思議ではないのが、安心すべき日本の国と思われます。

 

木々に囲まれた池は、厚い氷が。

消防団の方々が安全を確かめていたので、

彼女もこのあと、楽しそうに氷の上を、スーイスイ。

 

そうしているうちに昼の2時。

さあ、いよいよ節分会の始まりです。

 

鬼が先導して、子どもやお坊さんもあるきます。

 

福が空を舞います。

豆まきはお福わけ。

幸せを願う笑顔に乗せて、みんなが手を挙げ飛び跳ねます。

青空の信州、最高の思い出をいただきました。