犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

名付け

2021-01-05 23:53:22 | 言葉
 昨年、私の娘たちにおめでたが相次ぎ、11月以降、3人の孫に恵まれました。

 この命名について、母方の祖父である私に相談はなく、それぞれ夫婦で話し合って命名がなされました。

 11月に生まれた次女の第一子(男児)は、圭(けい)

 12月23日に生まれた長女の第二子(男児)は、瑞樹(みずき)

 そして26日に生まれた三女の第一子(女児)は、莉音愛(りのあ)

 三女はフィリピン男性との間の子なので、英語でも違和感のない名前にしたそうです。これとは別にIris(アイリス)という英語名もセカンドネームとして入れたかったのですが、日本の出生届けでセカンドネームをつけることはできず、無理やり入れる場合、「アイリス莉音愛」という長いファーストネームになってしまうということで、熟慮の末、莉音愛だけにしたとのこと。

 明治安田生命は、毎年、赤ちゃんの名前のランキングを発表しています(リンク)。そこで3人の孫の名前を検索してみると、

 2020年男の子の97位
瑞樹 2020年は101位以下、2015年は男の子の68位
莉音愛 過去のランキング(100位以内)になし。1文字少ない莉愛なら、2020年に女の子の70位

 いずれも、ポピュラーな名前とは言えないようです。

 ちなみに、今年還暦を迎える私は昭和36年(1961年)生まれ。その年の男児の命名ランキングトップは「浩(ひろし)」でした。

 浩は、その数年前から10位以内の常連でしたが、昭和35年に、前年の8位から一気に1位に躍り出て、36年もトップ。37年以降も、41年まで5年連続で2位でした(1位は誠)。

 この理由は明らかです。

 昭和35年2月23日、当時の皇太子である明仁殿下(のちの平成天皇、現上皇)に第一子が誕生しました。その名前が「浩宮(ひろのみや)」だったのですね。

 それで、浩宮にあやかった浩という名前がブームになったわけです。

(なんと安易な!)

 ちなみに、私のファーストネームは、もちろん浩です。
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