犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

ラヂオ

2024-11-26 22:20:55 | 日々の暮らし(帰任以後、~2015.4)

「今度、ラジオでしゃべることになったんですよ」

 行きつけのカフェのマスターが言いました。

「ラジオ? 持ってないよ。車についてたかな?」

「大丈夫、スマホでも聞けます」


 FMチャッピーという、お隣の市(入間市)の放送局の番組だそうです。

 車の中でラジオを聞く人もいるんでしょうけど、ぼくはCDの音楽を聴くことが多い。最近は、孫のための童謡をよくかけます。

(ラジオを聞くなんて、久しぶりだなあ)

 私の子どもの頃、すでにテレビの時代に入っていましたから、ふだんは聞かなかった。

 ラジカセ(死語?)で音楽をエアチェック(死語?)して、カセットテープ(死語?)に録り貯めていたことがあります。

 あとは、テレビ中継が終了した後の野球放送や、深夜放送を聞いたぐらい。

 テレビ放送が始まる前は、ラジオの全盛期。ソニーがトランジスタラジオで急成長したと聞いたことがあります。

 天皇陛下の終戦の玉音放送もラジオ。

 そのころは「ラヂオ」と書いていたんでしょう。

 ラジオ放送の開始は関東大震災の後。地震の時にラジオ放送があったら、流言飛語がすぐに打ち消すことができ、「朝鮮人虐殺事件」は防げたのではないかとも言われます。

 最近は、テレビもネット配信の動画に取って代わられつつありますね。

 4人の娘のうち3人までが、テレビは買わず、ネットの動画をモニターに映しているだけだそうです。

 テレビの発明で斜陽になった映画が、その後盛り返したように、ここにきてラジオを聞く人が増えてきたという話もありますが、どうなんでしょう。

 さて、カフェのマスターが出るのは、金曜日の18時から。教えられた通り、スマホで聞けました。

 パーソナリティー(っていうんだっけ)はコンドーヒデマサさん。

(ん? 聞いたことある名前だな)

 このまえの総選挙で維新の会から立候補し、落選した近藤秀将さんでした。

 番組では、社会学者で小説家と自称し、「政治家」とは言っていませんでした。

 近藤さんが書いた小説については、当ブログで紹介したことがあります。

ベトナム技能実習生の物語

 マスターは、収録時、緊張してうまくしゃべれなかったと言っていましたが、なかなかどうして、いつもの調子でしゃべりまくっていました。

 高校教師を辞めてカフェを開くに至ったいきさつや、カフェの裏の古民家(生家)をリフォームして、文化発信基地&民泊にするという夢の多い話。

 最後にクラウドファンディングへの協力を呼びかけていました。

 ラジオ出演の目的の一つがこれだそうです。

 放送は2週連続で、2回目は29日だそうです。

 今週は大阪出張なので、聞けるかどうか。

飯能のカフェ・クロック

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