写真:大谷翔平選手夫妻
ドジャーズに入団した大谷翔平選手が結婚したことを公表して以来、マスコミは大盛り上がり。
このスーパースターと結婚したのは、はたしてどんな女性なんだろう?
大谷選手は、インスタグラムで結婚を公表したあとのマスコミとのインタビューで、
「いたって普通の日本人の方です。はじめて会ったのは3、4年ちょっと前ですかね」
と明かしました。
そして数日後、その女性が元バスケットボール選手の田中真美子さん(27)であることが判明。
このニュースを見て、私たち家族は、
「ほんとに普通の人だったね」
と感想を言い合いました。
これまでスポーツ選手の結婚相手としては、モデルとか、芸能人とか、女子アナなど、いわゆる「業界人」が多かったからです。
「元バスケットボール選手」というのは普通でないといえば普通でないかもしれませんが、スポーツ選手が別の競技のスポーツ選手と結婚するのは、いたってノーマルです。
身長180cmというのは、確かに女性としては並外れて高い。でも193cmの大谷選手も規格外ですからね。
大谷選手は、5年ほど前のテレビ番組で、「僕、身長高いので、できれば高いほうがいいですね」と言っていたそう。
さて、ドジャーズは開幕戦を韓国でするんだそうです。
そして、大谷選手は、韓国に新妻を同伴しました。韓国のマスコミも、ちょっとしたフィーバーに。
写真:韓国の空港で
こんな記事がありました。
『朝鮮日報』日本語版3月16日付(リンク)
普通と言っていたのに…来韓した大谷の妻、「身長180cm」抜群スタイルに驚きの声
日本語版なので、内容はリンク先を読んでいただくことにして…。
もとの韓国語版の見出しは、
평범하다더니…오타니 아내, 키180cm 늘씬 비율에 ‘화들짝’
直訳すると、
平凡だと言っていたのに…大谷の妻、身長180cm、スラっとしたプロポーションに「仰天」
日本語版の見出しには「来韓した」という言葉が付け加えられていますが、それ以外、とりたてて誤訳は見当たりません。
ただ、大谷が言った「普通の」という日本語を「平凡な」という韓国語に訳していて、ややニュアンスが違う。
「普通」は韓国語にもあって、そのまま「普通」と訳すことも可能なのに、あえて「平凡な」という言葉を選んだようです。
「普通」と「平凡」のニュアンスの違いは、日韓で大同小異。
『三省堂国語辞典』では、
ふつう【普通】:①〈どこにでも/いつでも〉あって、めずらしくないこと。一般的なこと。(②、③略)④〈よくも悪くもない/極端ではない〉こと。中ぐらい。
へいぼん【平凡】:ふつうで、〈変わった/すぐれた〉ところがないようす。
韓国の『標準国語大辞典』では、
ふつう【普通】:特別ではなく、よくみられる。またはすぐれても、おとってもいない、まん中ぐらい。
へいぼん【平凡】:すぐれていたり、変わっている点がなく、普通だ。
「普通」と「平凡」の意味は似たようなものですが、あえていえば、「平凡」のほうが、「すぐれていない」というニュアンスがちょっと強めか。
大谷が言った「いたって普通の日本人の方」という言葉を、普通の日本人が聞くと、まず(アメリカ人などではなく)日本人であること、そして(業界人などではなく)一般的な職業の人、というふうに受け取ります(少なくとも私はそう受け取りました)。
一方、『朝鮮日報』韓国語版を見ると、大谷は「平凡な日本女性」と言ったことになっています(韓国語版による)。
韓国人にとって、「平凡な日本女性」というのは、「背が低く、猫背で、歯並びが悪く(八重歯が多く)、不細工」というようなイメージなのですね。
それで、
平凡だと言っていたのに…大谷の妻、身長180cm、スラっとしたプロポーションに「仰天」
という見出しになったわけです。
韓国の人たち(女性を含め)は、女性を評価するとき、能力よりも見た目を重視します。採用面接などでは、能力が同じなら、容姿が優れているほうが断然有利。特に、「身長」を重視するのが不思議です。
田中真美子さんの「身長180cm、スラっとしたプロポーション」が、韓国人一般人が持っている「平凡な日本女性」のイメージからかけ離れて良かったため、「仰天」したんでしょう。
ドジャーズに入団した大谷翔平選手が結婚したことを公表して以来、マスコミは大盛り上がり。
このスーパースターと結婚したのは、はたしてどんな女性なんだろう?
大谷選手は、インスタグラムで結婚を公表したあとのマスコミとのインタビューで、
「いたって普通の日本人の方です。はじめて会ったのは3、4年ちょっと前ですかね」
と明かしました。
そして数日後、その女性が元バスケットボール選手の田中真美子さん(27)であることが判明。
このニュースを見て、私たち家族は、
「ほんとに普通の人だったね」
と感想を言い合いました。
これまでスポーツ選手の結婚相手としては、モデルとか、芸能人とか、女子アナなど、いわゆる「業界人」が多かったからです。
「元バスケットボール選手」というのは普通でないといえば普通でないかもしれませんが、スポーツ選手が別の競技のスポーツ選手と結婚するのは、いたってノーマルです。
身長180cmというのは、確かに女性としては並外れて高い。でも193cmの大谷選手も規格外ですからね。
大谷選手は、5年ほど前のテレビ番組で、「僕、身長高いので、できれば高いほうがいいですね」と言っていたそう。
さて、ドジャーズは開幕戦を韓国でするんだそうです。
そして、大谷選手は、韓国に新妻を同伴しました。韓国のマスコミも、ちょっとしたフィーバーに。
写真:韓国の空港で
こんな記事がありました。
『朝鮮日報』日本語版3月16日付(リンク)
普通と言っていたのに…来韓した大谷の妻、「身長180cm」抜群スタイルに驚きの声
日本語版なので、内容はリンク先を読んでいただくことにして…。
もとの韓国語版の見出しは、
평범하다더니…오타니 아내, 키180cm 늘씬 비율에 ‘화들짝’
直訳すると、
平凡だと言っていたのに…大谷の妻、身長180cm、スラっとしたプロポーションに「仰天」
日本語版の見出しには「来韓した」という言葉が付け加えられていますが、それ以外、とりたてて誤訳は見当たりません。
ただ、大谷が言った「普通の」という日本語を「平凡な」という韓国語に訳していて、ややニュアンスが違う。
「普通」は韓国語にもあって、そのまま「普通」と訳すことも可能なのに、あえて「平凡な」という言葉を選んだようです。
「普通」と「平凡」のニュアンスの違いは、日韓で大同小異。
『三省堂国語辞典』では、
ふつう【普通】:①〈どこにでも/いつでも〉あって、めずらしくないこと。一般的なこと。(②、③略)④〈よくも悪くもない/極端ではない〉こと。中ぐらい。
へいぼん【平凡】:ふつうで、〈変わった/すぐれた〉ところがないようす。
韓国の『標準国語大辞典』では、
ふつう【普通】:特別ではなく、よくみられる。またはすぐれても、おとってもいない、まん中ぐらい。
へいぼん【平凡】:すぐれていたり、変わっている点がなく、普通だ。
「普通」と「平凡」の意味は似たようなものですが、あえていえば、「平凡」のほうが、「すぐれていない」というニュアンスがちょっと強めか。
大谷が言った「いたって普通の日本人の方」という言葉を、普通の日本人が聞くと、まず(アメリカ人などではなく)日本人であること、そして(業界人などではなく)一般的な職業の人、というふうに受け取ります(少なくとも私はそう受け取りました)。
一方、『朝鮮日報』韓国語版を見ると、大谷は「平凡な日本女性」と言ったことになっています(韓国語版による)。
韓国人にとって、「平凡な日本女性」というのは、「背が低く、猫背で、歯並びが悪く(八重歯が多く)、不細工」というようなイメージなのですね。
それで、
平凡だと言っていたのに…大谷の妻、身長180cm、スラっとしたプロポーションに「仰天」
という見出しになったわけです。
韓国の人たち(女性を含め)は、女性を評価するとき、能力よりも見た目を重視します。採用面接などでは、能力が同じなら、容姿が優れているほうが断然有利。特に、「身長」を重視するのが不思議です。
田中真美子さんの「身長180cm、スラっとしたプロポーション」が、韓国人一般人が持っている「平凡な日本女性」のイメージからかけ離れて良かったため、「仰天」したんでしょう。
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