大阪出張の朝,妻が「これ面白かったよ」と言って一冊の文庫本を差し出しました。
東野圭吾『手紙』です。
ブックオフの200円の値札がありました。ちょっと前に映画化もされた話題作のようですね。
「手紙」はタイ語ではチョッマーイ,韓国語ではピョンジ(便紙)と言います。2年ほど前にタイに出張に行ったとき,タイ映画のDVDを買って来ました。それが『チョッマーイ(手紙)』。
当時は韓国駐在中だったので,韓国で韓国人といっしょに見たのですが,
「あっ,これは韓国のピョンジ(手紙)と同じだ」
と言うのですね。
「最愛の夫が癌にかかり,亡くなる。ところが死んだはずの夫から,妻あての手紙(ビデオ)が届く」
という筋。韓国で10年以上前にヒットした作品だそうです(私は見ませんでした)。
タイの作品はそのリメイク版。おかげで筋を熟知していた韓国人の解説つきで,タイ語がまったくわからないのにすっかり理解できました。
もしかしたら,韓国の『手紙』の原作は日本?
新幹線の中で読み始めると,まったく別の作品でした。
「弟のために強盗殺人を起こしてしまう兄。「強盗殺人犯の弟」というレッテルを貼られ,さまざまな困難に直面する弟。獄中から届く兄の手紙と弟の心の葛藤。被害者の遺族の気持ち…。」
重いテーマの作品です。かなり厚手の文庫本でしたが,往復の新幹線で一気に読み終えました。
東野圭吾『手紙』です。
ブックオフの200円の値札がありました。ちょっと前に映画化もされた話題作のようですね。
「手紙」はタイ語ではチョッマーイ,韓国語ではピョンジ(便紙)と言います。2年ほど前にタイに出張に行ったとき,タイ映画のDVDを買って来ました。それが『チョッマーイ(手紙)』。
当時は韓国駐在中だったので,韓国で韓国人といっしょに見たのですが,
「あっ,これは韓国のピョンジ(手紙)と同じだ」
と言うのですね。
「最愛の夫が癌にかかり,亡くなる。ところが死んだはずの夫から,妻あての手紙(ビデオ)が届く」
という筋。韓国で10年以上前にヒットした作品だそうです(私は見ませんでした)。
タイの作品はそのリメイク版。おかげで筋を熟知していた韓国人の解説つきで,タイ語がまったくわからないのにすっかり理解できました。
もしかしたら,韓国の『手紙』の原作は日本?
新幹線の中で読み始めると,まったく別の作品でした。
「弟のために強盗殺人を起こしてしまう兄。「強盗殺人犯の弟」というレッテルを貼られ,さまざまな困難に直面する弟。獄中から届く兄の手紙と弟の心の葛藤。被害者の遺族の気持ち…。」
重いテーマの作品です。かなり厚手の文庫本でしたが,往復の新幹線で一気に読み終えました。
21歳の女性作家が2004年に書いた処女作…。
韓国の『手紙』の原作は,クォンヒョンスルという作家の作品で,1997年作。1982年に実際にあった出来事(手記)を元にしたということになっています。
偶然の一致でしょうか。
韓国映画の方も見てみようと思います。