少し前のことになりますが、毎日新聞にこんな記事が載りました。
「朝鮮人捕虜、米の尋問調書発見…日本支配の過酷さ記録」(リンク)
「朝鮮人捕虜尋問調書の概要」(リンク)
「朝鮮人捕虜尋問 米、反日意識鼓舞狙う?」(リンク)
記事によると、この文書は1997年のアジア女性基金の資料委員会が発見したが、そのときに発見されたのは捕虜の「回答」部分だけであり、その資料もその後所在不明になっていた。今年、それが見つかり、さらに3月、浅野豊美早大教授と毎日新聞が「質問」部分も発見した、ということです。
太平洋戦争末期、米軍の捕虜となった約100人の朝鮮人捕虜のうち3人に、45年4月11日に行った尋問調書で、質問項目の中には軍慰安婦に関する項目もあったとのこと。
Q 朝鮮人は広く、朝鮮の女性を売春婦にする日本軍による募集を知っているか。この制度に対する平均的な朝鮮人の態度はどのようなものか。この制度から生じた騒乱や衝突を承知しているか。
A 太平洋で目撃した全ての朝鮮人慰安婦は、志願者か、親に身売りされた者だった。これは朝鮮の考え方にかなうものであり、もしも日本人による直接的な女性の徴集があれば甚だ許しがたい暴挙とみなされ、老人であれ、若者であれ、誰もそれを黙って見過ごすことはないだろう。男たちは、たとえどんな結果が待っていようとも怒り狂って蜂起し、日本人を殺すだろう。
つまり、朝鮮人慰安婦の「日本人による直接的は徴集」はなかった、という証言なのですが、この内容、どこかで読んだことがあるなと思ったら、すでに秦郁彦氏が「軍慰安婦と戦場の性」で紹介していたものでした。毎日の記事の中にも秦氏が登場していて、次のように述べています。
強制連行なかったこと裏付け…政府の河野談話検証チームの委員を務めた現代史家の秦郁彦さんの話
もし朝鮮女性を強制連行すれば治安を保てなかっただろうという日本側の証言が残されている。「強制動員すれば朝鮮人は憤怒して立ち上がる」という捕虜の調書は、官憲の強制連行がなかったことを改めて裏付けるものだ。この調書については私も著書で紹介したが、原資料が失われていた。それが見つかったのはよかった。
ところが、鄭栄桓氏によると、この資料は毎日新聞が「新たに発見した」ものではないらしい(→リンク)。すでに韓国の報道機関が2015年2月~3月に報じていたそうです。
次は、2015年2月27日の聯合通信の記事(リンク)。
軍慰安婦問題に関する陳述を含む、米軍の捕虜尋問文書
(ソウル=聯合ニュース)国史編纂委員会とソウル大人権センターは米国国立文書記録管理庁とマッカーサー記念アーカイブにおいて調査・発掘した日本軍慰安婦関連資料の中から、日本軍捕虜尋問に関する文書を、27日、公開した。写真は当時のビルマ(ミャンマー)北部で拘束された日本軍18師団56連隊機関銃分隊長リュウ・イツシに対する、1944年4月18日の尋問報告書で、「日本軍のための慰安婦はすべて朝鮮人だった」という陳述が含まれている。
2015.2.27
もう一つ(→リンク)。
軍慰安婦問題に関する質問項目を含む米軍の捕虜尋問文書
(ソウル=聯合ニュース)国史編纂委員会とソウル大人権センターは、米国国立文書記録管理庁とマッカーサー記念アーカイブにおいて調査・発掘した日本軍慰安婦関連資料の中から、日本軍捕虜尋問に関する文書を27日、公開した。写真は当時米戦争省が1945年4月4日、トレイシー基地に命令した「朝鮮人捕虜に対する特別質問」という文書で、18番目の質問項目をから、米軍が日帝の軍慰安婦強制動員の事実をすでに知っていたことがわかる。
2015.2.27
こちらはもっと詳しい記事(→リンク)
「米軍、朝鮮人日本軍捕虜に軍慰安婦問題を尋ねていた」
国史編纂委員会・ソウル大人権センター、米国側資料発掘
(ソウル=聯合ニュース)イム・キチャン記者=太平洋戦争当時、日帝が朝鮮人女性を軍慰安婦として強制動員した事実を米軍が認知していたことを立証する米国側資料が、第96周年の3・1節を前に、公開された。
国史編纂委員会とソウル大人権センターは、米国国立文書記録管理庁とマッカーサー記念アーカイブにおいて調査、発掘した日本軍慰安婦関連資料の中から、日本軍捕虜尋問に関する文書を、27日、公開した。
これらの機関によれば、太平洋戦争時、米軍は捕虜尋問を担当する組織を地域別もしくは戦域別に置いていた。連合軍翻訳通訳部東南アジア翻訳尋問センター、戦時情報局、戦略諜報局等において、これらの組織を運営していた。
米軍は捕虜のうち、技術的、戦略的に重要な情報を持っていると判断される捕虜を米カリフォルニア州トレイシー基地に移送し、再尋問した。
当時の米戦争省が1945年4月4日、トレイシー基地に命令した「朝鮮人捕虜に対する特別質問」の文書から、当時、米軍が日帝の軍慰安婦強制動員の事実をすでに知っていたことがわかる。
計30の質問項目のうち、18番目の項目を見ると、米軍は捕虜に
「一般的に朝鮮人は、日本軍が慰安婦として働くように朝鮮の少女を補充しているのを知っているのか? このプログラムについて、普通の朝鮮人の態度はどうか? 捕虜は、このプログラムが原因で発生した何らかの騒乱や抵抗を知っているか?」
という質問を朝鮮人捕虜にしたという。
国史編纂委員会関係者は、「30項目の中に軍慰安婦に関する項目が含まれていたことは、米軍がすでに軍慰安婦制度に対して相当な情報を蓄積し、この問題を重要な問題として取り扱ったことを意味する」と述べ、「朝鮮人の抵抗があったかどうかを尋ねたのは、対日本軍の心理戦で、朝鮮人と日本人の間の葛藤を活用できると考えたため」と語った。
さらにこの資料は、「最近、朝鮮と朝鮮人に対する特別な関心が集まっている」と述べ、朝鮮人を日本の統治から解放という観点で分類するよう要請している。朝鮮人は日本軍として徴集されていたが、朝鮮人と日本人を区別しろと指示したのだ。
他の質問項目には、日帝の朝鮮人労働力強制徴用、食糧配給、軍徴集などに関するものも含まれていた。
「日本軍のための慰安婦はすべて朝鮮人」であり、軍慰安婦女性たちが酷使された程度を示唆する陳述がなされた捕虜尋問報告書も、今回発掘された。
当時のビルマ(ミャンマー)北部で拘束された日本軍18師団56連隊機関銃分隊長リュウ・イツシに対する1944年4月18日の尋問報告書によれば、リュウ・イツシは「日本軍のための慰安婦はすべて朝鮮人だった」と述べた。
報告書はさらに、軍慰安婦が戦闘地帯には派遣されず、もしそうしたとすれば「彼女たちは性に飢えた軍人に殺されただろう」と捕虜が述べたことを明らかにしている。
国史編纂委員会関係者は、「ビルマ地域のあちらこちらに朝鮮人女性が軍慰安婦として動員されていたということはすでに他の資料を通じて知られている」、「慰安所は、地域により朝鮮人、中国人、日本人、現地人などが一緒にいたが、捕虜証言からわかるように、朝鮮人は慰安婦の中でも最も多数を占めていた」と述べた。
国史編纂委員会とソウル大人権センターが2015年2月27日に公開した資料が、2016年6月10日に、毎日新聞が「(再)発見した」と報じた記事と同一らしいのです。
でも、毎日の記事と韓国の記事を読み比べても、とても同一の記事に思えないのはどういうわけでしょうか。
毎日の報道は、慰安婦の強制連行の有無に焦点を合わせています。上の秦氏だけではなく、別の人の次のようなコメントを載せていることからもわかります。
慰安婦の記述では、強制連行があれば朝鮮の男は反抗したはずという後段が重要だ。女性を救えないのは男の恥で、強制など認めたくないと考えた側面もあるのではないか。(木宮正史・東京大教授)
慰安婦については、捕虜の1人が慶尚南道の出身である点に注目したい。慰安婦の出身地や居住地は慶尚南道が多いという研究成果がある。同じ地方出身の捕虜が組織的な強制連行は少なくともあり得ない、と述べた意味は小さくないだろう。(熊谷奈緒子・国際大准教授)
一方、聯合通信の記事は、この資料が、
「日帝が朝鮮人女性を軍慰安婦として強制動員した事実を米軍が認知していたことを立証する米国側資料」
だと書いています。
そして、
計30の質問項目のうち、18番目の項目を見ると、米軍は捕虜に「一般的に朝鮮人は、日本軍が慰安婦として働かせるために、朝鮮の少女たちを充てているのを知っているのか?このプログラムに対して、一般の朝鮮人たちの態度はどうなのか? あなたは、このプログラムが原因で発生した何らかの騒乱や抵抗を知っているか?」という質問を朝鮮人捕虜にしたという。
と書きながら、それに対する捕虜の回答、すなわち、
A 太平洋で目撃した全ての朝鮮人慰安婦は、志願者か、親に身売りされた者だった。これは朝鮮の考え方にかなうものであり、もしも日本人による直接的な女性の徴集があれば甚だ許しがたい暴挙とみなされ、老人であれ、若者であれ、誰もそれを黙って見過ごすことはないだろう。男たちは、たとえどんな結果が待っていようとも怒り狂って蜂起し、日本人を殺すだろう。(毎日新聞)
は記事に書かない。
強制連行がなかったことがわかってしまい、都合が悪いからなんでしょうね。
このほかに、毎日新聞にはありませんが、ある日本の軍人(リュウ・イツシ)が、「日本軍のための慰安婦はすべて朝鮮人」だと証言したということが書かれています。
当時のビルマ(ミャンマー)北部で拘束された日本軍18師団56連隊機関銃分隊長リュウ・イツシに対する1944年4月18日の尋問報告書によれば、リュウ・イツシは「日本軍のための慰安婦はすべて朝鮮人だった」と述べた。
ほかに、捕虜の証言としてこんなのもある。
報告書はさらに、軍慰安婦が戦闘地帯には派遣されず、もしそうしたとすれば「彼女たちは性に飢えた軍人に殺されただろう」と捕虜が述べたことを明らかにしている。
これはつまり、慰安婦たちは戦闘地域に派遣されなかったので、軍人に殺されることもなかった、という証言ですね。
このニュースは、聯合通信が報じた数日後、2015年3月2日にKBSテレビも報じています(→リンク)。
[単独] 「ビルマ慰安婦は全部朝鮮人」…「日本軍尋問」入手
太平洋戦争時、日本がビルマ戦線に強制動員した慰安婦は、全部朝鮮人であったという証言が公開されました。国史編纂委員会等が米国立文書記録管理庁で発掘したもので、日本軍捕虜尋問報告書にある内容です。
新しく発掘された慰安婦の残酷な記録を、シム・スリョン記者が報道します。
〈リポート〉
1942年、現在のミャンマー、当時のビルマに投入された日本軍は、北に移動し、連合軍と戦闘を行いました。戦闘に参加した日本軍18師団は北進し、メイミョーやワルラウブムなどで慰安所を運営しました。
このとき米軍に捕まった日本軍リュウ・イツシの尋問内容が70数年ぶりに公開されました。
「日本軍のための慰安婦はすべて朝鮮人だ。」
「彼女たちが戦闘地帯に送られたなら、性に飢えた日本軍に皆殺されただろう」
さまざまな国の出身の慰安婦のうち、朝鮮人が最大の被害者だったことがわかります。
〈インタビュー〉
キム・ドゥクチュン(編史研究者//国史編纂委員会):「ミッチーナの20人の慰安婦がすべて朝鮮人だったということは知られていました。それ以外の地域にも朝鮮人慰安婦がとてもたくさんおり、慰安婦の大多数は朝鮮人だった(という意味です。)」
米軍は、朝鮮人出身の日本軍捕虜に、30項目の特別尋問も行いました。「日本軍の慰安婦動員を知っていたか、朝鮮人たちはこれをどう考え、抵抗や摩擦はなかったのか」と尋ねています。米軍が慰安婦問題を戦争犯罪とみなし、事前に準備していたことがわかります。
〈インタビュー〉
カン・ソンヒョン(聖公会大学東アジア研究所研究教授):「慰安婦問題は、韓国人と日本人の間の対立、葛藤において非常に重要な、核心的案件であるということを、米国も直感していたのです。」
国史編纂委員会とソウル大人権センターは、収集した慰安婦資料約100点を分析し、公開する予定です。
やはり、「日本軍の慰安婦動員を知っていたか、朝鮮人たちはこれをどう考え、抵抗や摩擦はなかったのか、」という質問に対する捕虜の回答は隠蔽されています。
また、
「彼女たちが戦闘地帯に送られたなら、性に飢えた日本軍に皆殺されただろう」
という発言を単独で載せるのも、「殺されていない」という事実と全く逆の誤解を誘導する、悪意に満ちた改竄です。
KBSのもう一つの報道は、この部分についてはマシです。ちゃんと省略せずに書いています。
「慰安婦は、軍駐屯地周辺の都市に定住していた。部隊には、彼女たちを訪れる日が割り当てられた。慰安婦は、戦闘地帯に派遣されることはなかった。もしそうなっていたら、「彼らは性に飢えた軍人によって殺されただろう」と捕虜は話した。」
少し長いですが、全文は以下(→リンク)。
〔取材後〕 ビルマ戦線の慰安婦、「彼女たちはすべて朝鮮人」
「写真の中の慰安婦たち」
20歳を越えるか越えないか。軍人に囲まれ、ひざまずいている姿は、彼女たちが常に抑圧された存在だったことを示しているかのようだ。チマチョゴリを着ている右側の女性。彼女は、強制的に連れてこられた慣れない土地ビルマ(現在のミャンマー)での、追われるような生活が3年も続いたのに、故国の身なりそのままだ。1945年8月、米戦時情報局心理戦チームが、ビルマ、ミッチーナの朝鮮人軍慰安婦20人を尋問したときに残した写真だ。
「ある日本軍人が記憶する慰安婦」
「日本軍慰安婦は、すべて朝鮮人です。」
リュウ・イツシ。ビルマ戦線に投入され、捕虜になるまで3年以上の間、戦場の慰安婦を経験した、日本軍18師団所属機関銃分隊長リュウは、彼女たちをこのように記憶していた。機密が解除され、約70年ぶりに公開された米軍の日本軍尋問報告書に出てくる証言だ。
慰安婦についてのリュウのこのような発言は、ビルマの戦場で彼の移動経路を見ても信憑性が高い。1942年4月、ビルマ南部ラングーンに到着した彼は、モメイクを経て、北部メイミョーとワラウブムへ向かう。中国につながっている連合軍の補給路を遮断し、同時にインドを占領するという日本の野心にしたがい、戦線が拡張された。彼が一時駐留していたメイミョーとワラウブムは、日本軍が慰安所を運営していた場所だ。ワラウブムは、先ほどの写真のミッチーナからも遠くない。
キム・ドゥクチュン国史編纂委員会編史研究士は、彼の発言をこのように解釈する。
「ビルマのミチーナにいた20人の慰安婦がすべて朝鮮人であったということは、これまでの資料によって知られています。リュウ・イツシの話は、それ以外の地域にも朝鮮人慰安婦がとてもたくさんおり、慰安婦の大多数は朝鮮人であったという事実を再確認したものです。」
米軍報告書は、リュウのそれ以外の陳述も示している。
「慰安婦は、軍駐屯地周辺の都市に定住していた。部隊には、彼女たちを訪れる日が割り当てられた。慰安婦は、戦闘地帯に派遣されることはなかった。もしそうなっていたら、「彼らは性に飢えた軍人によって殺されただろう」と捕虜は話した。」
戦場の狂乱が、違うやり方で彼女たちの人生を残酷なものにしたことを推察させる言葉だ。
「慰安婦に対する朝鮮人の抵抗はどうだったか?」
米軍は、日本軍捕虜を尋問し、朝鮮人出身日本軍については30項目の特別尋問を別に行った。この質問の18番目では、次のように尋ねている。
「18.日本軍の慰安婦動員を知っていたか? 朝鮮人はこれをどう思っていたか? 抵抗や摩擦はなかったのか?」
この特別質問では、慰安婦問題を、徴兵、徴用、創氏改名などととも米国の主な関心事として扱った。カン・ソンヒョン・ソウル大人権センター共同研究員は、この質問を通じ、慰安婦問題が朝鮮人と日本人の間の葛藤において非常に重要な核心的案件だったことを、アメリカも直感していたのだと説明した。日本軍の「志気高揚」のために「補給品」の一つとして強制動員した慰安婦の反人権性を、当時アメリカがよく知っていたという話だ。同時にアメリカは、戦争末期に行ったこのような尋問に基づいて、戦後の日本の戦争犯罪処理を準備した。
国史編纂委員会とソウル大人権センターが明らかにした慰安婦関連文書は、米国国立文書記録管理庁で機密が解除され、世の中に知られることになった。日本軍が、慰安婦の募集、輸送、管理などに介入した事実を含んでいる文書だ。日本が否認したがっている反人権犯罪の素顔が、時間が経つにつれ、一つ一つ明らかになっている。
国史編纂委員会とソウル大人権センターは、米国を中心にした連合国の資料約100件を収集し、分析が終わりしだい、慰安婦関連資料を公開する計画だ。金学順ハルモニの証言で、約20年前に世の中に知られ始めた日本の戦争犯罪が、客観的な史料で証明され、議論に終止符が打たれることを期待したい。
同じ資料から、毎日新聞は、「朝鮮人捕虜が、慰安婦の強制連行はなかったはずだと証言した」ことを伝え、韓国の聯合通信とKBSテレビは、「慰安婦の大多数は朝鮮人だった」、「米国は、「日帝が朝鮮人女性を軍慰安婦として強制動員した」という事実を認識していた」ことを伝えています。
毎日新聞は、かねてより朝日新聞同様、「韓国寄り」という印象が強かったのですが、「強制連行」に関しては、「否定」のスタンスで報道するようになったようで、これは歓迎すべきことです。朝日、毎日に続いて、東京新聞(→リンク)も転向してくれればと思います。
一方、韓国の報道機関がこのような捏造・改竄報道をし続けるかぎり、韓国の一般の人々が「慰安婦の真実」にたどり着くのは不可能です。『帝国の慰安婦』に対する言論弾圧と、絶版への圧力を粉砕し、韓国人が真実を知るようになることを強く望みます。
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18師団の朝鮮人慰安婦は、最前線を引っ張りまわされたので有名なんですが。そりゃ、師団なんか数万人いるんだから、知らない兵隊さんも中にはいますよ。
こんだけ慰安婦関係の記事を書きなぐっておいて、今まで、ご存じなかったということですか。
ソースは自分で見つけて下さいねん(笑)。
証言の中の「性に飢えた軍人」は、日本軍じゃなく、敵軍かもしれない、と思いますが、いかがですか。
>知らない兵隊さん
証言者といっても、すべての事情を知っているわけじゃないし、嘘をつくこともある。慰安婦の証言も同じですね。
>■山口彦三『ビルマ平原 落日の賦』まつやま書房,1987年
第十八師団の兵士の、日本から騙されて連行されてきた在日・朝鮮人女性についての記録。場所:ビルマ(ミャンマー )、中国・海南島
第十八師団の兵士が、ビルマのメイミョーの公光荘という軍慰安所で出会ったマリ子という日本名をもつ朝鮮人慰安婦から聞いた話によれば、彼女は、下関に住んでいたとき「対馬の陸軍病院で雑役婦を募集しているから行かないか」という話を聞き、紹介人が朝鮮人の産婆で信用できる人なので応募したら、約一〇〇名の女性と一緒に海南島の軍慰安所に送り込まれたという。
(吉見義明『従軍慰安婦』岩波新書,1995年,p.91より重引用)
自分で応募している方じゃないですか。
というか、日本兵士の現地人への強姦対策で設置しているのに知らない兵士が存在している方がおかしいだろうに、何いっているのでしょうかね?