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5月5日にWHO(世界保健機関)が、2020年と2021年の2年間の、各国の「超過死亡」のデータを発表しました。(リンク、テレ朝ニュース)
超過死亡というのは、コロナがなかった場合に予想される死者数と実際の死者数の差です。
全世界の超過死亡は2年間で1490万人。一方、コロナの死者数は約540万人。
どういうことかというと、コロナが広がったせいで、コロナで直接的に亡くなった540万人以外に、950万人もの人が例年以上に多く亡くなったということです。
コロナで医療が崩壊し、コロナ以外の病気に対する治療がおろそかになって、亡くなる人が増えた、ということでしょう。また、実際にはコロナで亡くなったが、コロナと診断されなかったのでコロナ以外の死亡に分類されたケースもあるでしょう。
一方、日本は2年間の超過死亡が-1万9471人。マイナスです。
日本のコロナ死者数は、1万8000人以上。
ということは、例年よりも死者数が3万8000人近く減ったということになります。
「WHOはその要因として、コロナ対策として強化された衛生対策が、コロナ以外の病気による死を防いだことを挙げています。」
日本では、コロナによって「医療崩壊」は起こらず、逆にソーシャルディスタンス、マスク着用、手指の消毒などの対策が、たとえばインフルエンザの感染を防いで、例年、インフルエンザで亡くなる多くの患者の命を救ったということになります。
そのほかに、交通事故死者も減っていて、これは社会活動が抑制されたためと分析されています。
コロナのおかげで、トータルの死者数が例年より減った…
喜ばしいことに違いないのですが、ちょっと複雑な気持ちになります。コロナ対策の、よい意味の副産物なのでしょう。
超過死亡がマイナスの国は日本以外にもあって、中国-5万2063人、北朝鮮-7098人、ニュージーランド-2677人だそうです。
北朝鮮の数字の信頼度はわかりませんが…。
韓国については、ハンギョレ新聞日本語版に記事がありました(リンク)。
超過死亡はプラス6288人で、コロナ死者5563人に比べて725人多かったということです。
世界的に見れば韓国のコロナ対策は優れていたというニュアンスの記事ですが、日本との比較が大好きな韓国のメディアが、今回は日本の数字を出していないのは、日本の数字のほうがよかったからでしょう。
このあたり、実にわかりやすいですね。
超過死亡というのは、コロナがなかった場合に予想される死者数と実際の死者数の差です。
全世界の超過死亡は2年間で1490万人。一方、コロナの死者数は約540万人。
どういうことかというと、コロナが広がったせいで、コロナで直接的に亡くなった540万人以外に、950万人もの人が例年以上に多く亡くなったということです。
コロナで医療が崩壊し、コロナ以外の病気に対する治療がおろそかになって、亡くなる人が増えた、ということでしょう。また、実際にはコロナで亡くなったが、コロナと診断されなかったのでコロナ以外の死亡に分類されたケースもあるでしょう。
一方、日本は2年間の超過死亡が-1万9471人。マイナスです。
日本のコロナ死者数は、1万8000人以上。
ということは、例年よりも死者数が3万8000人近く減ったということになります。
「WHOはその要因として、コロナ対策として強化された衛生対策が、コロナ以外の病気による死を防いだことを挙げています。」
日本では、コロナによって「医療崩壊」は起こらず、逆にソーシャルディスタンス、マスク着用、手指の消毒などの対策が、たとえばインフルエンザの感染を防いで、例年、インフルエンザで亡くなる多くの患者の命を救ったということになります。
そのほかに、交通事故死者も減っていて、これは社会活動が抑制されたためと分析されています。
コロナのおかげで、トータルの死者数が例年より減った…
喜ばしいことに違いないのですが、ちょっと複雑な気持ちになります。コロナ対策の、よい意味の副産物なのでしょう。
超過死亡がマイナスの国は日本以外にもあって、中国-5万2063人、北朝鮮-7098人、ニュージーランド-2677人だそうです。
北朝鮮の数字の信頼度はわかりませんが…。
韓国については、ハンギョレ新聞日本語版に記事がありました(リンク)。
超過死亡はプラス6288人で、コロナ死者5563人に比べて725人多かったということです。
世界的に見れば韓国のコロナ対策は優れていたというニュアンスの記事ですが、日本との比較が大好きな韓国のメディアが、今回は日本の数字を出していないのは、日本の数字のほうがよかったからでしょう。
このあたり、実にわかりやすいですね。
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