犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

辞書談義

2013-11-13 23:28:27 | 辞書の話

 大阪出張時、以前東京で会った外語大学生に連絡をとり、晩御飯を食べました。辞書オタクだという友だちも連れてきた。
大阪駅近くの韓国料理に入り、サムギョプサルを注文。若者だけにもりもり食べます。

「大学三年だと、就活だね」

「いえ、私は院を考えてるんで」

「何学部?」

「それが、私がやりたいことができる大学が少なくて」

「何がやりたいの?」

「レキシコグラフィーです」

 日本語では辞書学。辞書について研究する学問だそうです。そりゃ少ないだろうなあ。

 私も辞書については詳しいほうなので、辞書のエピソードや最近の辞書の動向などについて、楽しく語り合いました。
三省堂国語辞典(→リンク)や、白川三部作について語れるなんて、今どき大学生にしては珍しい。

 サムギョプサル4人前がなくなったところで、プデチゲを追加。韓国料理店にはあまり行ったことがないということで、ハムとラーメンとキムチの取り合わせを珍しがっていました。

 英和辞典については、私の高校生・大学生時代は研究社の新英和中辞典、小学館のプログレッシブが定番でしたが、その後大修館からジーニアスが出て一世を風靡。今は旺文社がよいようです。

 韓国語は小学館の朝鮮語辞典がすばらしい辞書ですが、いかんせん古い。そろそろ改訂版を出してくれないでしょうか。

 ミャンマー語は…。これは当分の間、望めないですね。

 二次会は、私の行きつけのラチャダー(タイバー)。若い男が来るのが珍しいものだから、ママさんも喜んでいたようです。

 カラオケで英語の歌なんかを歌ううち、時刻は12時近く。私はすぐそばのホテルに泊まりましたが、若者たちは無事に神戸に帰れたかどうか。


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