犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

2014年回顧

2014-12-31 23:31:07 | このブログについて

 年末になって、新聞社などが今年の10大ニュースを発表しています。

 それらをつらつら眺めつつ、この一年を回顧すると…

 まず自然災害では御嶽山の爆発に驚きました。広島の土砂災害もひどかった。

 政治・経済では、消費税が8%に上がり、アベノミクスによって円安・株高、恩恵を受けた企業もあるようです。安倍政権の支持率は高く、年末総選挙では与党が圧勝しました。

 科学界ではLEDの発明で日本人3人がノーベル物理学賞受賞という明るいニュースがある一方、小保方さんのSTAP細胞が嘘だったという残念な出来事もありました。

 スポーツ界では、ソチ五輪での羽生の金、全米オープンテニスでの錦織圭準優勝で、大いに盛り上がりました。

 ジャーナリズムの世界では、朝日新聞が過去の慰安婦報道を一部取り消し、吉田調書誤報問題と合わせ社長が引責辞任しました。一方、産経ソウル特派員は韓国の朴槿恵大統領に対する名誉棄損で起訴。これは報道の自由に対する重大な挑戦でした。

 世界に目を転じると、エボラ出血熱の流行は不気味。ウクライナ情勢はきな臭く、イスラム国の台頭は新たな戦争を予感させます。マレーシア航空は、ウクライナで撃墜されたり洋上で行方不明になったりと災難続き。

 韓国関連では、なんといってもセウォル号沈没が大きい。死者・不明304人、それも大部分が高校生という大惨事です。政界は、閣僚人事や大統領府の密室政治で朴大統領の支持率が急落円安が輸出企業を直撃し、頼みのサムスンも会長が病に臥して業績低迷金ヨナは金メダルを逃すし、ノーベル賞は候補者さえいないしで、明るいニュースはほとんどありません。個人的にはナッツ・リターン事件が印象に残っています。

 朴大統領は、国民の目を海外に逸らそうと、慰安婦問題で強硬姿勢をとり続け、外遊先でことあるごとに日本の告げ口外交を繰り広げるも、反応はいま一つ。その結果、日韓関係は氷河期が続いています。これほど長い間日韓首脳会談が開かれないということ自体、一つのニュースでしょう。


 さて、私生活においてのニュースと言えば、アルツハイマーを患った母が亡くなり、私は残された伯母の介護で、週の過半を伯母の家で起居するようになりました。一方、三女が就職、四女が大学入学で、経済的にはやや楽になりましたが、来るべき結婚ラッシュに備えて無駄遣いはできません。

 当ブログは、開設以来9年目に突入。更新頻度は隔日から三日に一回。それも3回分ぐらいをまとめて投稿するようになったため、訪問者は着実に減っています。いまや情報発信の主流は、ブログからフェイスブックやツイッターに移っているご時世、このブログもそろそろ潮時かもしれません。

 しばらくの間はこんな調子でだらだらと続けるつもりですので、ときどき覗いてみてください。


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