オーストラリアは多民族国家とはいえ,たとえばブラジルなどとは違う。
ブラジルは「人種の坩堝」といわれるように,移民国家としての長い歴史の中で,さまざまな民族が溶鉱炉で溶かしたように混血しています。
しかし,オーストラリアは移民を自由化してからの歴史が浅いためでしょう,血は混じっていないようです。
観光はこの国の重要な産業。
国民もそれを自覚しているのでしょう。外国からのお客様に対してはおしなべて感じがいい。ホスピタリティーに富んでいるといいましょうか。
そんな観光国家オーストラリアに不満がないかといえばそんなことはない。
まず,ホテルが高い。
メルボルンのたいして立派でないホテルが約2万円,キャンベラは3万円。インターネットは有料で,メルボルンが1時間1100円,一日2700円。キャンベラは結局つながらなかった(!)。使いたい放題の韓国のホテルに慣れているので,とても高く感じます。
タクシーも韓国やタイに比べると高い。ま,韓国やタイが安すぎるかもしれませんが。空港からホテルまで30分ほど乗って6000円。
高いくせに,時間感覚がおおらかであるのが困りものです。キャンベラのホテルから空港に行くときにタクシーを2台予約しました。定刻に来たのは一台だけ。その運転手が「もう一台もまもなく来る」というので待っていると,待てど暮らせど来ない。結局来たのは30分後でした。我々も待ちましたが,先発組も空港で待ちぼうけ。
メルボルンからキャンベラ行きの国内線。チェックイン時にPCが故障したのか,われわれの列だけえらく進みが悪い。そんなときの対応ものんびりしたものです。こっちは気が気じゃないのに。
さらに最終日。
私だけが一人早帰りで,朝6時発の飛行機に乗らなければならない。前日,ホテルのフロントでタクシーを予約しました。するとフロントの人が
「普通のタクシーと同じ値段でもっと快適なのがある」
と言う。いわゆる「白タク」のようです。あんまり勧めるので言われるままにお願いしました。
翌日,約束の朝4時半になっても来ない。するとフロントの電話が鳴った。運転手からの電話です。「まもなく着く」とのこと。
しかし,やってきたのはその15分後。
一般のタクシーはほとんどすべて皮膚の浅黒い人たち(東南アジア系でしょうか)。白タクの運転手は,白人のおじいさんでした。老後のお小遣い稼ぎでもしているのでしょう。温和な感じで会話を楽しみながら空港まで行ったのですが,料金を払う段になると65ドル!!
(一般タクシーと同じだっていったじゃないか)
交渉したかったのですが,時間もないし,英語力もないしでそのまま払いました。
もう一つの不満は煙草。
建物はほとんど禁煙。ホテルの部屋まで禁煙なのです!!
ただ,キャンベラの部屋はバルコニーつきだったので助かりましたが。
そして,煙草の値段は一箱1300円! 犯罪的な値段です。私はもちろん免税店で買っておいた190円のものを吸っていました。
ブラジルは「人種の坩堝」といわれるように,移民国家としての長い歴史の中で,さまざまな民族が溶鉱炉で溶かしたように混血しています。
しかし,オーストラリアは移民を自由化してからの歴史が浅いためでしょう,血は混じっていないようです。
観光はこの国の重要な産業。
国民もそれを自覚しているのでしょう。外国からのお客様に対してはおしなべて感じがいい。ホスピタリティーに富んでいるといいましょうか。
そんな観光国家オーストラリアに不満がないかといえばそんなことはない。
まず,ホテルが高い。
メルボルンのたいして立派でないホテルが約2万円,キャンベラは3万円。インターネットは有料で,メルボルンが1時間1100円,一日2700円。キャンベラは結局つながらなかった(!)。使いたい放題の韓国のホテルに慣れているので,とても高く感じます。
タクシーも韓国やタイに比べると高い。ま,韓国やタイが安すぎるかもしれませんが。空港からホテルまで30分ほど乗って6000円。
高いくせに,時間感覚がおおらかであるのが困りものです。キャンベラのホテルから空港に行くときにタクシーを2台予約しました。定刻に来たのは一台だけ。その運転手が「もう一台もまもなく来る」というので待っていると,待てど暮らせど来ない。結局来たのは30分後でした。我々も待ちましたが,先発組も空港で待ちぼうけ。
メルボルンからキャンベラ行きの国内線。チェックイン時にPCが故障したのか,われわれの列だけえらく進みが悪い。そんなときの対応ものんびりしたものです。こっちは気が気じゃないのに。
さらに最終日。
私だけが一人早帰りで,朝6時発の飛行機に乗らなければならない。前日,ホテルのフロントでタクシーを予約しました。するとフロントの人が
「普通のタクシーと同じ値段でもっと快適なのがある」
と言う。いわゆる「白タク」のようです。あんまり勧めるので言われるままにお願いしました。
翌日,約束の朝4時半になっても来ない。するとフロントの電話が鳴った。運転手からの電話です。「まもなく着く」とのこと。
しかし,やってきたのはその15分後。
一般のタクシーはほとんどすべて皮膚の浅黒い人たち(東南アジア系でしょうか)。白タクの運転手は,白人のおじいさんでした。老後のお小遣い稼ぎでもしているのでしょう。温和な感じで会話を楽しみながら空港まで行ったのですが,料金を払う段になると65ドル!!
(一般タクシーと同じだっていったじゃないか)
交渉したかったのですが,時間もないし,英語力もないしでそのまま払いました。
もう一つの不満は煙草。
建物はほとんど禁煙。ホテルの部屋まで禁煙なのです!!
ただ,キャンベラの部屋はバルコニーつきだったので助かりましたが。
そして,煙草の値段は一箱1300円! 犯罪的な値段です。私はもちろん免税店で買っておいた190円のものを吸っていました。
すごいシンプルな話なのに…。
韓国と日本は喫煙者に甘すぎますよ。
タバコの値段は安い上、町中のいたるところで喫煙し放題。
タバコの煙から自由になれるスモークフリーの欧米先進国が羨ましいです。
犬鍋さんは受動喫煙でどれだけ多くの人が苦しみ不快な思いをしているかご存知ありませんか?
喫煙者の口と体臭と髪の毛がどれだけくさいがご自覚がございませんか?
犬鍋さんは他人の口から吐かれた煙を吸っても平気なのでしょうか?息苦しくなったり不快になったりはしないのでしょうか?
日韓は社会の成熟度がまだまだですよ。
やはり後発の悲しい性です。
人に迷惑な喫煙,飲酒,キムチ臭,そして愛犬家を不快にする犬食…
迷惑かけまくりですが,捨てがたい魅力があり,やめられずにいます。
キムチについては,「攻撃は最大の防御」。自分のほうが食べておくと他人の臭いが気にならなくなります。
もちろん嫌煙家の猫鍋さんにこの方法はお勧めはしませんが。
ではなんと呼ぶか。『人種のサラダボウル』だそうです。つまり『混ざり合うけど溶け込む事はない』んだそうです。
韓日は異常なほど同質度が高い社会です。
サラダボウルだろうが何だろうが欧米先進国の多様性あふれる社会が羨ましいと思う今日この頃です。
みんなが同じ、というのはホントにおかしいですよね。ですから、喫煙者も非喫煙者も認め合わなくてはならないんですよ。喫煙だろうがなんだろうが、どんなことでも迷惑と感じる人はいるものです。喫煙をことさらに槍玉に挙げるということ自体、付和雷同、同質性のはじまりだと思いますよ。
私は年の半分くらい、L.A. で生活しておりますが、街中での喫煙、東京より多いですよ。路上禁煙地区なんてほぼないですし、老いも若きもスッパスパ、です。やはり多様性のある社会だなあ、と思います。さらには欧米諸国では喫煙の縮小とともにマリファナが合法化される方向に動いていますが、その部分でも日本は後進国となるのでしょうね。すべてが非喫煙者、という同質に動くんですね、きっと……。
まあ猫鍋さんのお考えでは、
「だったら日本を脱出すればいいだけのことなんじゃないですか? そんなに文句ばかりおっしゃるんだったら。すごいシンプルな話なのに…」
ということになるんでしょうね。
私は,実はアメリカに一度も行ったことがありません。メルボルンも,建物内禁煙が徹底しているぶん,歩き煙草は日本より多いように思われました。
ところで,私はいつかタイに引っ越したいなあなどと夢想していますが,タイの社会も不思議です。
タイ語と仏教という点を考えるとかなり均一性が高い。
しかし,東北地方にはいろいろな山岳民族がおり,南部にはムスリムのマレー系が住む。そして,人口の20%とも40%ともいわれる華僑の存在。
この華僑が,インドネシアやマレーシアと違って,完全に同化している。中国語はしゃべれないし,タイ民族との通婚も進んでいる。
そしてまた,外国人に対する「排他性」は,10数回の訪問は感じられませんでした。