大井町で飲んだときに聞いた人気の洋食屋さんが、ずっと気になっていたので、ある平日の夜に行ってみました。
雪でぬかるむ路地を歩いていくと、ありました。店の名前はブルドック。ブルドッグじゃなくてブルドックなのは、なんか理由があるんだろうか。
入ると、昭和も40年代ぐらいの雰囲気です。不定形の厨房を囲むようなカウンター席と、その後ろにテーブル席も。二階にも席があるようです。一つだけ空いていたカウンター席に割り込みます。
「メニュー見ますか」
「はい、お願いします」
メニューを見ずに注文する常連さんが多いようです。
右隣の体格のいいお兄さんは、超大盛りのスパゲッティーナポリタンを食べていました。ナポリにはないナポリタン。日本生れのパスタは洋食屋さんにふさわしい。
そして左隣は…。
出た! 巨大なメンチカツです。
キャベツの千切りとポテトサラダを覆い尽くすようにかぶさるメンチカツ。韓国のワラジトンカツを思い出させます。メニューのページを一通りめくりましたが、やはりメンチカツに決めました。
運ばれてきた一品は、メインがでかいだけでなく、ご飯も大盛りなので、完食できるか不安がよぎります。
厨房では、4人の男たちが忙しく立ち働いています。人気メニューは、メンチカツとオムライス、ナポリタン。どれもボリュームタップリです。
これだけの量ですから、メンチカツのくせに1000円以上するのもうなずける。
味は… まあB級グルメですからね、普通ですね。
メインを食べ残すのは店に申し訳ないのでなんとかやっつけ、その代わりご飯を3分の1ほど残しました。
満足して店を出て、なんかビールが飲みたくなって、前回言ったスナックに足を踏み入れてしまいました。
ほぼ同じ時刻に入った私より年配のお客さんと話してみると、かつて仕事にいろいろな国に行った人のようで、いろんな国の飲み屋事情を聞くことができました。
タイには5年駐在していたというから、タイ事情は私よりも詳しい。その代わり、韓国事情については負けませんでした。
1時間3千円で、女の子のお酒や延長やなんやかやで5500円。メンチカツだけのつもりが予定外の出費でした。
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