犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

的士飯

2008-03-18 00:15:21 | 日々の暮らし(帰任以後、~2015.4)

 日曜日,東京の最果て西多摩郡に最近できた,大型ショッピングモールに行きました。

 お昼時だったので,まずは腹拵え。たまたま見つけた中華料理に入る。

 紅虎餃子房

中国家常菜」というのは,中国家庭料理という意味か。

 売り物は餃子らしいのですが,小籠包があったので,迷わず注文。後は,私,妻,次女それぞれ一品ずつご飯もの,麺類を頼む。

 黒胡麻拉麺,サンラータン麺,そして私は的士飯

 韓国にキサシクタン(技士食堂)という深夜営業の店があって,主にタクシー技士(運転手)さんたちが利用するのですが,技士パプ(ご飯)というのは聞いたことがない。

 この的士飯(タクシー飯),やはり中国ではタクシー運転手さんに好まれるメニューなのでしょうか(そういえば,中国語でメニューは菜単? 韓国語ではシクタン(食単)です)。説明文にはピリ辛ぶっかけ飯とありました。

 さて,最初に運ばれてきた小籠包,「黒酢でお召し上がりください」というアドバイスにしたがって,箸で持ち上げると,底の皮が破れて中のスープが半分流れる。アイゴー。台無しです。中国の友人に小籠包は皮がポイントと言われ,観察してみましたが,厚手のくせに弱くて破れやすい。味のほうも,鼎泰豊よりずっと落ちる。ま,専門店じゃないから仕方ないか。

 酸辣湯麺は麺が茹ですぎの感じがしましたが,まあまあでしょうか。的士飯のほうは,ピリ辛の中華丼といった趣で,なかなかいけます。いちばんおいしかったのは次女が頼んだ黒胡麻拉麺でした。


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